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女がレイプされかけた話


78:名も無き被検体774号+:2014/05/20(火) 01:46:27.91 ID:Ar6fU/KN0.net

嫉妬




79:RB19Goxc0 ◆jyk/HkHe/o :2014/05/20(火) 01:57:03.37 ID:hCLCO48b0

思いついた物語の殆どを聞くと、

時刻は19:00を回っていた。

どれだけナナと向かい合っていたか…

しかし、俺は片時もナナから目を逸らさなかった。

流石にナナは疲れたようで、

珈琲を啜り、伸びをしていた。

だがその表情はとても満足気だった。




80:RB19Goxc0 ◆jyk/HkHe/o :2014/05/20(火) 01:57:52.12 ID:hCLCO48b0

「まさか、健吾さんがここまで興味を持ってくれるだなんて思いませんでした。

私…すっごく嬉しいんですよ。憧れの健吾さんに自分の物語を…こんなに聞いてもらえて」

「それは俺も同じだ。あんたの物語が聞けて良かった」

本音だ。

どの物語も退屈しなくて、

陳腐な言い方だが心を揺さぶられちまった。

ふと、ナナの顔を見ると…赤面してしまっている。

人間の顔ってのはホントに赤くなんのか。

「あの、シャワー、借りますね」

行ってしまった。





81:RB19Goxc0 ◆jyk/HkHe/o :2014/05/20(火) 02:04:05.81 ID:hCLCO48b0

一人になったリビングで、ふう、と

ソファーに座り凭れる。

窓から射す橙色の夕陽が

机の上の灰色がかった原稿を照らす。

俺はその原稿にぺた、と手を置き、

思い切りぐしゃ、と握り潰す。

俺のもう一つの本音。

ナナのストーリーを原稿に起こしたい。




82:名も無き被検体774号+:2014/05/20(火) 02:09:23.15 ID:Ar6fU/KN0.net

読んでる




83:RB19Goxc0 ◆jyk/HkHe/o :2014/05/20(火) 02:15:44.98 ID:hCLCO48b0

すまん。寝ちまいそうだから

明日投下する。




84:名も無き被検体774号+:2014/05/20(火) 02:20:29.16 ID:Ar6fU/KN0.net

うむ

待っていよう




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