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女がレイプされかけた話


51:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:18:07.46 ID:uHui80P10.net

イイから警察行けよ




52:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:20:07.23 ID:RB19Goxc0

ナナが荷物を纏める間に俺はタクシーの手配をしていた。

俺の住所も伝えにゃならん。

少しして家から出てきたナナは

何故か人目を気にしているようだった。

タクシーに乗ったナナにまた後で、と告げる。

俺は俺でスーパーフォアに跨って自宅に向かう。

ぼんやりと水道通りを走っていると

ある疑問が浮かんで来た。




53:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:24:26.51 ID:RB19Goxc0

どうして俺んちなんだ。

たった昨日顔を合わせたばかりの…

普通、誰かと居たいだけなら

女友達の家にでも泊まるんじゃ無いのか。

考える余裕が出来た今、

浮かぶ疑問が俺の頭を支配した。





55:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:30:39.56 ID:RB19Goxc0

しかしこれもナナに聞くつもりはなかった。

何しろ、俺も一人暮らしの男だ。

淋しくもなるさ。

そこに料理の出来る女の子が住み着いてくれるなら願ったり叶ったりだ。

面倒がなけりゃいいんだ。

面倒がなけりゃ…




58:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:44:01.78 ID:RB19Goxc0

家に帰るともうナナは着いていた。

鍵は渡して居たから先に家に入ってるんだが….

何故か、俺の原稿を見ている。

俺の姿を認めると、慌てて頭を下げた。

「すみません!勝手に見ちゃって…」

「いいよ別に。好きなだけどうぞ」

ぶっきらぼうに返したが

実際は恥ずかしかった。

なんせ書いて消してを繰り返した

灰色の原稿だ。




60:RB19Goxc0 ◆jyk/HkHe/o :2014/05/19(月) 23:47:00.67 ID:RB19Goxc0

「小説家さん…なんですか?」

「一応な」

怪訝な顔をしている。

何か言いたげだ。

「もしかして…桜田…健吾さん、ですか?」

「そうだけど、なんで知ってんだ?」

すると、驚きと喜びを大いに含んだ顔になった。

背景にパァーという擬音が見えそうなくらいに。




61:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:49:06.90 ID:uHui80P10.net

もうちょい情景を想像させる表現が欲しいな




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