女がレイプされかけた話
45:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 22:59:56.27 ID:uHui80P10.net
>>42
昔風の奴でケチャップこそが王道オムライスだが、正直美味いのはフワトロデミグラスだと思う
44:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 22:57:29.04 ID:8yTgGdfH0.net
文体が昔読んだローライダーのおっさんのSSを思い出した
46:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:11:19.58 ID:uHui80P10.net
続きはよ
地味に待ってんだぞ
47:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:12:46.59 ID:RB19Goxc0
「桜田さん、でしたっけ」
「うん?」
サラダを頬張りつつ返す。
「もう少しここにいても良いですか?」
サラダが口から出そうになった。
マジかよこの子。
まあ…理由を聞く程俺も野暮じゃない。
「いいけどな、ここには何も無いぞ」
そう。女には男の一人暮らしの家は退屈だろう。
48:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:13:42.81 ID:RB19Goxc0
それでも俺から目を離さないナナ。
昨日の怯え切った目とは違うが、
まだ少し曇ったものが見て取れる。
諦めて分かった、と言うと
ナナはやはり笑みを携えて、
ありがとうございます、と言う。
「じゃあ私、家から着替え持って来ますね」
「ああ、俺が送ってく」
理由はナナも聞かないようだった。
49:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:13:50.74 ID:uHui80P10.net
いきなり同棲かよ?
50:名も無き被検体774号+:2014/05/19(月) 23:15:57.89 ID:RB19Goxc0
昨日と同じ様にナナを後ろに乗せて
案内されながらナナの自宅に向かう。
俺の腰に巻かれた腕は昨日程強くなかった。
「…あ」
あることに気付く。
「どうかしました?」
「バイクじゃ荷物運べねーよ…」
ナナは一瞬きょとんとして、
「それもそうですね」
と控えめに笑っていた。
不覚にも俺は、可愛いと思ってしまった。
照れ隠しをする様に、
アクセルを握る手に一層力を込めて
住民街を走り抜ける。
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