【4/4】妻の不貞発覚から約二年、慰謝料を回収することが出来た。全ての始まりは出勤前の妻のスマホに「たけしくん」という人から連絡がきたのを見た事で…
150: 大野くん 2018/12/08(土) 23:48:23.35 ID:CeMdqJtr0
スレ落ちてます?これ
ちょっとだけ時間ある時に近況書こうかと思う
151: 名無しさん@お腹いっぱい。 2018/12/09(日) 00:04:08.72 ID:8z+52wT+0
>>150
同窓会スレはどう?
152: 名無しさん@お腹いっぱい。 2018/12/09(日) 00:09:35.45 ID:gFcUpbGY0
>>150
ここでも同窓会でもどちらでもいいので書いてください
154: 大野くん 2018/12/09(日) 00:22:06.51 ID:cAPB/FLj0
あ、いけますね
>>151
一応こちらで書いていたのでここで継続します
今、ざっくり過去の内容見たら5月の運動会の時で終わってましたね
5月の子供の運動会が終わってから、嫁は仕事を辞める事になった
相変わらず自宅で療養しながらの通院で、状態は割りと安定しながら日は過ぎて行った
お盆が近付く頃に毎年恒例のキャンプの話題になり夏は家族四人でキャンプへ行くことにした
~夏休み~
子供達は宿題に追われながらも夏を満喫していた
俺も休日はプールに連れていったりと、まぁ普通の夏休みを送っていた
お盆休みに、毎年行っているキャンプ場へと行った
天気は最悪…どしゃ降りの中のキャンプで、今まで経験した事がないくらいの雨量だった
夜中、テント内で嫁は怯えていた
嫁「これ(天気)大丈夫?テント壊れちゃいそうで怖くて寝れない」
俺「今、スマホ見てるけどヤバイね。記録的大雨情報とか警報出てる。避難勧告出たら即車へ移動するから起こすよ」
結局深夜1時頃に雨は治まった
翌日もまぁまぁなどしゃ降りの中のキャンプ
これはこれで良い思い出にはなったと思う(笑)
そして秋が近付く頃、秋のキャンプ(これも恒例)の話題に
嫁「もうキャンプは無理かな…体力も落ちてきているし辛くなりそうだから」
家族四人でのキャンプはどしゃ降りの中のキャンプが最後となった
せめてもの思いで、旅行を提案した
後輩が営むリゾートホテルを思い出し、すぐに後輩へ連絡を取った
後輩「お久しぶりです!どうしたんですか?」
俺「今、嫁さんこんな感じでさ、最後に家族旅行したいなって思って連絡した」
後輩「僕の全力見せてやりますよ!」
俺「よっしゃ頼むぜ!」
10月中旬に後輩のホテルへ家族旅行する事になった
155: 大野くん 2018/12/09(日) 00:47:25.12 ID:cAPB/FLj0
10月初旬頃に、娘の習い事の発表会があった
しかし、その数日前くらいから嫁の様子が少しおかしくなってきていた
家でトイレに行く時に倒れ込む様になっていたのだ
1日1日と日を追う毎に倒れる回数が増していった
発表会は子供も嫁も楽しみにしていたので、地域の介護施設で車イスを借りて連れて行った
なんとか発表会は見れたものの、立ち上がったり歩く事がかなり難しくなってきていた
そして週末、後輩のリゾートホテルへと家族で旅行へ行った
車で一時間程度の距離だったが、最近の嫁の体調を見て、二回ほど休憩を挟んでゆっくり向かった
ホテルへ着き、後輩に挨拶
久しぶりの再開に話が盛り上がる
しかし、嫁の調子があまり良くないので早々に部屋に戻った
夕方、トイレからベッドへ戻った時に強いてんかん発作を起こした
意識も失って白目を剥いてガタガタと痙攣を起こし5分程度気絶していた
すぐさま病院へと電話をして医師からの指示を仰いだ
医師からは「原因が分かっているてんかん発作ですのでそのまま旅行楽しんでください」と言われたので注意を払いながら旅行を続行した
156: 大野くん 2018/12/09(日) 00:48:41.44 ID:cAPB/FLj0
そして夕食
後輩「さ、僕の本気見てくださいね!」
出てきた料た理はどれも凄かった
俺「これは凄いね。そして旨い」
後輩「そりゃ、恩師が来てくださってるんですから全力でもてなさせてもらわないと(笑)」
後輩「あ、そうだ。オーナー(業界大手社長)が恩師が来るって言ったら挨拶に来たいって言ってたのでそろそろ来ると思いますので」
社長「あ、どうもー!初めまして○○です!いつも息子がお世話になっていると伺っていましたのでお会い出来て嬉しいです!」
この、「息子」ってのは後輩の事なんだが、実はこの社長略奪婚していて、気団板的には最低なヤツなのね
俺「後輩からお話は伺っていました。こちらこそお会い出来て光栄です。いつもメディアで見ていますので有名人に会えた感じてちょっと緊張してますw」
社長「あっはっはー(笑)あ、そうだコレ良かったら読んでください」
この社長、本とかも出版していて、ワインと本をプレゼントしてくれた
それだけの著名人なので早々に退席
その後、夕食を楽しんだのだが、嫁の様子はあまり良くなさそうだったので早めに部屋へと戻った
翌日、朝から嫁の体調は良くない
帰りに地場の魚が食べられる店に立ち寄って帰宅する事にした
この時俺は「もう歩けない」と確信していた
帰る頃に義姉が家に来てくれる事になった
帰宅して早々にベッドなど1階へと移し、今日からは隣で寝る事にした
157: 大野くん 2018/12/09(日) 00:58:52.44 ID:cAPB/FLj0
そして月曜、火曜と日に日に状態が悪くなっていった
水曜日に病院の診察があったので、介護タクシーを使い診察へと行った
症状など、前以て伝えていたので、医師の診察は割りと早く済んだ
そして医師からこう告げられた
医師「恐らく。ほぼ間違いなく再発している。抗がん剤も中止して今後は緩和ケアに移る形が望ましい」
俺「中止って諦めるって事ですか?」
医師「そう。抗がん剤も患者のQOLが守られているなら必要性を感じるけど、副作用の強さや現状を見ると『ただの毒でしかない』と思うので」
俺「本荘先生の免疫療法などではダメなんでしょうか?」
医師「あれは、効く場合は凄く良い治療だと思います。ただ、脳腫瘍には臨床結果がでていないんです」
俺「そうしたら今後は…」
医師「はい。今後は入院か在宅の療養になります。ただ、入院したら帰れないと思ってください」
俺「そんな…」
義父「この子は子供達が生き甲斐だ。入院はこの子の生き甲斐を奪う事になる!」
医師「はい。それは家族で決断してください」
とりあえず帰る事となった