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近代科学が江戸時代の日本で発展しなかったのは何故?


47: 名無し募集中。。。 2020/07/25(土) 22:17:04.31 0

科学の発展て膨大な知識の蓄積がないと無理だから国を閉ざしてたら限界がある




48: 名無し募集中。。。 2020/07/25(土) 22:18:10.08 0

銃に関しては単に必要がなかったからやん
何百年も戦なんか無かったんだから




50: 名無し募集中。。。 2020/07/25(土) 22:22:46.33 0

徳川が道具の工夫を禁止したって司馬遼太郎が言ってた





106: 名無し募集中。。。 2020/07/26(日) 00:03:56.69 0

銃の進歩は
・着火機構
・装填機構
・銃内のライフリング

この3つが挙げられる

火縄銃でも火打石銃でも、黒色火薬を使う限りは銃筒内に燃えカスが貯まり
これを必死で掻き出してるうちに、いくつかの銃筒は中がえぐれて独特の模様になって来る

本来はそんなになったら強度が下がっているという事で交換時期だ
狩猟で使ってるなら、そんなになったら筒ごと破裂しかねないので交換だな

だが戦場で必死な時はそれでも戦う

当時の銃弾は丸く、それを発射すると筒内でちょっと転がってどっちかに回転してカーブしたりするのが普通で
それでやっぱり命中精度が下がる

だが筒内がえぐれ始めた銃のうち、中でぐりぐりとらせん状にえぐれている物は進行方向に対してジャイロ回転して
カーブしたりせず、軌道が比較的安定していると分かった

実はこういうのは1500年代から分かってきたが、工作するのが大変でなかなか普及しなかった
1740年になってようやくイギリスの物理学者が説明し、
更にアメリカ独立戦争ではアメリカの狙撃兵がライフリングを施した銃を積極的に使って
イギリス軍を悩ませることになる

しかしライフリングを施すと弾丸を銃筒と極めてぴったりと詰めないといけなくて装填に3倍の時間が掛かるとさえ言われた
あと、日本にはライフリングされた銃は殆ど一切、黒船来航まで入って来なかった
(黒船来航後に伊藤博文が狙撃用の火打石銃であるヤーゲル銃を使っていた事があったが)




107: 名無し募集中。。。 2020/07/26(日) 00:08:40.49 0

装填時間が従来の火縄銃や火打石銃かつ滑腔銃であるものと同程度のライフル銃が出来るためには
1848年にフランスのミニエが

・銃弾をドングリ型にする

・尖っている方を前にして、後ろには小さな鉄辺を置く

・火薬に点火すると、鉄辺が銃弾の後ろを押して弾丸後部がちょっと膨らみ、
これがライフリングに食い込んでジャイロ回転が掛かる

というのを発見して、やっと実用的なライフル銃になったのである

その後で、鉄殻を置かなくても形状を工夫してライフリングに食い込ませられるようになった

このような弾丸のライフル銃は、南北戦争、クリミア戦争、第二次長州征伐で
勝敗を決するほど重要な役割を果たす事になる
(戊辰戦争になると幕府側も使い始めるのでまた別だという)




115: 名無し募集中。。。 2020/07/26(日) 00:11:59.69 0

火縄銃と一緒に日本に入ってきたネジが一切広まらなかったのが同じ日本人として悔しい




116: 名無し募集中。。。 2020/07/26(日) 00:15:24.34 0

日本ではジャンルジャンルで天才的な職人技を発揮する人間が出てくることはあっても
一神教という前提が無いと万物の運行には根源的な法則があるという発想に至らないんだと思う




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