23 :名無しさん 2022/02/19(土) 02:57:04.41 ID:LYo7g8dm0
三成が京都の町を引廻されている最中に水が飲みたくなったので、警護の者に伝えたところ、水がなかったので干柿を差出された。
三成は「痰の毒であるから食べない」と言って断った。
「間もなく首を刎ねられる人が毒を断つのはおかしい」と笑われたが、三成は
「そなた達小物には分からないだろうが、大義を思う者は、首をはねられる瞬間まで命を大事にするものだ、
それは何とかして本望を達したいと思うから」であると答えた。(『明良洪範』[42]享保以降成立)。
この逸話は三成の志を示すものと解釈されることが多いが、
せいいっぱいの親切をつまらぬ理由で無下にしてしまう三成の器量の限界を示すとの解釈もある。
なお、横浜一庵から柿100個が送られた際の礼状に「拙者好物御存知候」と書いている[43]ことや、他にも三成への柿の贈答が記録されたことから、
三成の好物が柿だったことは広く世間に知られており、干柿の逸話とも関連がある可能性がある[44]。
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