女上司「ふふっ、今年の新人はフレッシュでおいしそうね//」新人「ど、どうも」
38:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/04/10(土) 18:48:53.679 ID:X+sn4peu0
ペラ…
男(この会社、少なくとも明治からあるのか……)
男(ってことはあの女も明治時代から生きてるってことだな)
男(きっと初代の社長あたりが、あの女と変な契約を結んじゃったんだろう……)
ペラ…
男「ん、これは!?」
『社員の一人が社に伝わる宝剣で、女上司に一太刀を浴びせた』
男「これだ!」
男(結局この社員は殺されてしまったようだが、ダメージを与えることはできたんだ!)
41:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/04/10(土) 18:51:29.895 ID:X+sn4peu0
男「社長!」
社長「ん?」
男「この資料を見て下さい」
男「この宝剣であれば、奴を倒せるかもしれません! 今どこにあるんですか!?」
社長「さぁな」
男「え」
社長「考えてもみろ。自分にダメージを与えた剣だぞ? あの女が放っておくと思うか?」
社長「とっくに破壊されてしまったに決まってる」
男「くそっ!」
男(だけど、宝剣なんてそう簡単に破壊できるものなんだろうか……?)
43:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/04/10(土) 18:54:19.862 ID:X+sn4peu0
――
――
男(明日からゴールデンウィーク……今日あの新入社員は食べられてしまうだろう)
男(結局、倒し方は分からないまま……。だが、見捨てるわけにはいかない!)
男(倒せないならせめて……俺が身代わりになるくらいできるはず!)
45:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/04/10(土) 18:57:24.501 ID:X+sn4peu0
新人「いよいよ明日からゴールデンウィークですね!」
女上司「そうね」
女上司「だけど君はゴールデンウィークを迎えることはできない。本当に残念だわ」
新人「?」
女上司「でもいいよね。この一ヶ月、たっぷり食事とお酒を楽しませてあげたんだから」
新人「? どういうことです?」
女上司「なぜなら……」
女上司「あなたは私に食われちまうからよ!」グバァァァァァッ
46:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/04/10(土) 19:00:19.663 ID:X+sn4peu0
女上司「いただきまぁす!」ガバァッ
新人「うわあっ!」
男「やめろッ!」
女上司「!」
男「新人を食べるのは……やめてくれ……」
女上司「あら、あなたまだ生きてたの。なんの用?」
男「新人の代わりに俺を食え!」
女上司「嫌よ。フレッシュな新人を食べるのが年に一度の楽しみなんだから」
男「だったら……無理かもしれないけど、今度こそ倒す!」
47:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/04/10(土) 19:04:09.510 ID:X+sn4peu0
男「でぇりゃぁぁぁっ!」
鉄パイプで殴りかかる。
ガツンッ!
女上司「……」
男「効いて……ない!」
女上司「まだ懲りてないの? 人間が私を倒せるわけないでしょ」
バキィッ!
孫の手による一撃。
男「うごふっ!」
男(くっ……勝てない……!)フラフラ
48:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2021/04/10(土) 19:06:24.041 ID:X+sn4peu0
女上司「邪魔者は動けないし、今度こそ……あなたを賞味するわ」
男「やめ、ろ……!」
女上司「じっくり味わってあげ――」グパァァァッ
新人「……」
ザクッ!
女上司にナイフが突き刺さる。
女上司「なに……?」
男「え……!?」
新人「兄さんも……そんな風にして食ったんだな。化け物め」
男(新人君……!?)
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