フツメン会社員だけど、ホスト狂いの風俗嬢と同棲してみた話
34:以下、VIPがお送りします:2017/06/24(土) 10:13:19.313 ID:tmHPGhN00
レイナがジュンさんに本気で惚れていることは一緒に生活していてよくわかった。
ジュンさんから連絡がない日はかなり情緒不安定で不機嫌で、スマホの壁紙はそのホストと一緒に写っている写真だった。
しかし、当然だがホストとはそういう仕事なわけで、女に惚れさせて自分に金を使わせる。そういう職業である。
迷いに迷った結果、俺はレイナに少し説教めいたことを言った。
俺「レイナは騙されているんだよ。ホストってのはそうやって甘い言葉をかけてお金を使わせているだけなんだよ。ジュンさんだってそうなんだよ。」
レイナ「それはわかっている。わかっているけど、ジュンのこと応援したいから…。
それに、ジュンも私のこと好きって言ってくれてるし、そのうち一緒に住んでくれるって。
今を頑張って乗り越えれば、きっと幸せが待ってる。騙されてるかもしれないけど、信じたいの」
36:以下、VIPがお送りします:2017/06/24(土) 10:13:38.957 ID:tmHPGhN00
レイナの言っていることが何一つ理解できなかった。
自分が騙されていると感じながらもお金を貢ぐ??
しかもわざわざ風俗で働いて自分の体を犠牲にしてまで??
ていうか、ホストが同棲してくれる??ホストがお前に惚れている?
ホストが客と同棲までして金を使わせることは知っている。
だから、おそらく実際に同棲までは確かにこぎつけるかもしれない。
だが、その先に待っているのは見せかけだけの幸せだ。
とにかくレイナの言っていることの意味が分からなかった。
よく、女は感情で動くというが、まさかここまでとは…と思った。
このとき俺がただ一つ分かったこと、それはレイナが正真正銘生粋のホスト狂いということだけだった。
37:以下、VIPがお送りします:2017/06/24(土) 10:14:41.324 ID:tmHPGhN00
ただ、こんなに頭のイカれた女でも、情が移っていた当時の俺は何とか救いたいと思った。
俺は何とか出来ないかと考えた結果、レイナが俺に依存していることを利用しようと考えた。
レイナが俺に対して恋愛感情を持っているかどうかまでは分からなかったが、
レイナは出勤前にわざわざ寝ている俺にキスをしてきたり、頻繁に手をつないできたり、抱きついてきたりしていた。
寂しさを紛らわすためだろうが、とにかく俺に依存にしているようだった。
そしてわずかだが、レイナ自身がジュンのことを疑っていた。
本当はただ利用されているだけなのではないか、と…。
39:以下、VIPがお送りします:2017/06/24(土) 10:14:57.043 ID:tmHPGhN00
俺は早速行動に移した。
レイナに対して、
「お前は100%騙されてるんだ。このまま一生苦しみながら生きろ。
俺の言うこと聞かないんだったらもう俺の家から出て行け。
お前のことなんてもう知らない。のたれ死ねばいい」
かなりキツく言い放った。
するとレイナは案の定
「お願いだから見捨てないで…」
"見捨てないで"、この言葉で確信した。レイナは俺に完全に依存している。
その後レイナは、「考え直す」
そう言った。
40:以下、VIPがお送りします:2017/06/24(土) 10:15:43.992 ID:tmHPGhN00
それから2日経った頃だろうか、レイナは考え直し、自分なりの考えを話してくれた。
「ジュンのこと好きだったけど、もうこれ以上ツケを払い続ける人生はイヤだ。
自分にお金を使いたい。自由になりたい。やりたいことして、楽しいことをしたい。
もう飛ぼうと思ってる」
※知らない人のために念のため補足。「飛ぶ」とはホストと連絡を急に取らなくなり姿を消すこと。
俺は「成功したんだ、やっとコイツを救い出せた」と思った。
43:以下、VIPがお送りします:2017/06/24(土) 10:16:06.569 ID:tmHPGhN00
だが、レイナはいつまでたってもそれを行動に移さなかった。
飛んだという報告も無いし、ただただこれまでと同じ生活を送りつづけた。
この時、俺の精神はもう限界を迎えていた。
頭のイカれたホスト狂いソープ嬢と同棲するだけでもすごいストレスが溜まるというのに、行動に移さないレイナを見ていてより一層ストレスが溜まっていった。
そして、酷くストレスの溜まっていた俺は原因不明の発熱が数日続いた。
54:以下、VIPがお送りします:2017/06/24(土) 10:17:47.601 ID:dscPlto5p.net
原因不明の発熱←性病だろアホ
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