戸田奈津子「タイタニックの”I’m the king of the world!”という台詞、直訳したら”王”だけど日本人には馴染みがないから意訳した」
1: 名無しのアニゲーさん 2025/05/09(金) 08:06:59.10 ID:1XaRGvAr0●
https://blog-imgs-164.fc2.com/t/e/s/tesuto93/12867_1s.jpg映画タイタニックの名シーンは意訳だった 翻訳家、戸田奈津子さんは字幕で文化をつなぐ
外国映画のせりふから、行間のニュアンスも伝える字幕。業界の第一人者でもある戸田奈津子さん(88)は、1500本以上もの作品で翻訳を手掛けてきた。「人間は自分の考えを言葉で相手に伝える。字幕もその一つ」。常に観客を意識しながら、日本語と英語に向き合っている。
「情報量が多くてパズルを解いているよう。とても難しいわ」。23日に公開を控えるトム・クルーズ主演の米映画「ミッション:インポッシブル」シリーズ最新作の翻訳がヤマ場を迎えたころ。そう口にしつつ、スクリーンの字幕のようにテンポよく言葉を繰り出した。
字幕は、観客を映画に引き付ける重要な役回りを担う。吹き替えとは異なり、俳優の演技とともに、声の抑揚や雰囲気など細やかな部分までそのまま感じられるのが魅力だ。
文字数は「1秒間に4文字」「1画面に2行。最大26文字まで」と制約がある。人間が一瞬で読み込むには限りがあるからだ。他方、翻訳者は作品の予備知識もあまりないまま、1週間~10日ほどで完成を求められることもざらにある。
「だからこそ言葉を知らないと、ボキャブラリーがないと大変。私は大切なことは読書、活字で学んだの」。英語はもちろん、日本語の語彙力も重要で、直訳ではなく、せりふの要素をうまく日本語に置き換えることが求められる。
「直訳したらお客さんが噴き出すわよ」。こう説明する一例は、米アカデミー賞受賞「タイタニック」(1997年)の有名なせりふだ。
レオナルド・ディカプリオ演じる主人公が巨大なタイタニック号の舳先(へさき)で両腕を突き上げて「I’m the king of the world!」と叫ぶシーン。直訳すると「私はこの世界の王だ」。しかし、字幕では《世界はおれのものだ!》と訳した。
「鑑賞するお客さんの大部分は日本人。王といっても私たちにはあまりなじみはない。だから、みんながすんなりと納得できる字幕じゃなきゃ」。日本人の文化、習慣を意識した上で言葉を選択する。
https://www.sankei.com/article/20250508-35LADEY33BO7LO2DC2YWITFOQA/?outputType=theme_nie
44: 名無しのアニゲーさん 2025/05/09(金) 08:08:15.44 ID:PbcgwGEH0
すげー(^^)
45: 名無しのアニゲーさん 2025/05/09(金) 08:08:19.00 ID:HJIA53A70
その訳はいいね
47: 名無しのアニゲーさん 2025/05/09(金) 08:09:01.38 ID:ubXiL7Wr0
貞治とごっちゃになるしな
498: 名無しのアニゲーさん 2025/05/09(金) 09:55:26.30 ID:AZSdvf1Z0
>>47
たし(^^)
48: 名無しのアニゲーさん 2025/05/09(金) 08:09:20.78 ID:guSafh2H0
これは良い翻訳だろ
56: 名無しのアニゲーさん 2025/05/09(金) 08:09:49.75 ID:HsvJqzSm0
地の利を得たぞ!