86: 名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／ 2014/10/29(水) 09:29:13.25 ID:9nuPyzhm0

けろっぴは恐らくこれで最後になることなんか知らなかったと思う。私も特に何も思わなかった。あーこれで最後なんだなとそれだけだった。無言で飴を交換してそっと鞄のポケットにしまった。

いつも通りけろっぴは私より早く下車して涼しい顔で去っていった。
最後まで私たちが言葉を交わすことはなかった。

88: 名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／ 2014/10/29(水) 09:31:28.15 ID:u/3+r7kyO



>>86

名前らんに１か何か入れてほしい
名無しと区別がつきにくくて見づらい

91: 名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／ 2014/10/29(水) 09:34:20.85 ID:9nuPyzhm0



>>88

ごめんね
でももうすぐ終わるから今変えるとかえってややこしくなってしまうと思う。
そのままでいくね。

90: 名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／ 2014/10/29(水) 09:32:45.59 ID:9nuPyzhm0

けろっぴが隣に座っている間、私は至って冷静だった。
しかしけろっぴが去っていったあとになってもう会えないのかと現実を突きつけられて淋しい気持ちが波のように押し寄せてきて私は身体中の鳥肌を立てて静かに泣いた。

95: 名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／ 2014/10/29(水) 09:39:03.55 ID:9nuPyzhm0

彼との出会い方は決していいものではなかったけど、彼と通学した時間はとても楽しかった。雨の日も雪の日もいつも一緒だった。毎朝飴を交換するのがとても楽しみだった。けろっぴは心の優しい少年だった。

96: 名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／ 2014/10/29(水) 09:40:15.27 ID:XMwZgJPQ0

　 ﾊﾞﾝ　　　はよ
ﾊﾞﾝ (∩`･ω･) ﾊﾞﾝ はよ
　　/ ﾐつ/￣￣￣/
￣￣＼/＿＿＿/

97: 名も無き被検体774号+＠＼(^o^)／ 2014/10/29(水) 09:44:31.02 ID:9nuPyzhm0

けろっぴは車内の端っこにいる性格の悪いＪＫに陰口を叩かれても、顔色1つ変えなかった。けろっぴが悪く言われると私はとても腹立たしかった。私は気付けばけろっぴを弟のように思っていた。