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AI「チノちゃんと拙者の物語……?」


8: 名無し 2025/02/10(月) 18:10:02.68 ID:tC3JxGB30

しかし、その時、二人の背後から、再びあの野太い声が響いてきた。

「チノちゃん、そんな顔すんなって。元気出せや! ドンマイケル!」

拙者の声だった。

ココアは、怒りがこみ上げてきた。

「もう!うるさい!何なの、一体!人の気持ちも知らないで!」

ココアは、今まで溜まっていた不満を全てぶちまけた。

拙者は、ココアの剣幕に圧倒され、言葉を失った。

「…ごめん…」

拙者は、小さな声で謝罪した。

その夜。ココアは、初めて拙者に対して、怒りを露わにした。

そして、それは、二人の関係が大きく変わる、始まりの合図だった。

第一話はここまでとなります。ココアが拙者に対して怒りを露わにしたことで、二人の関係がどのように変化していくのか。そして、ココアの学校生活はどのように展開していくのか。続きにご期待ください。

 




9: 名無し 2025/02/10(月) 18:10:32.82 ID:ArPKX83o0

喫茶店の中がうるさいとか最悪で草

 




10: 名無し 2025/02/10(月) 18:12:59.05 ID:mGr9vGsX0

なんでワイが拙者なんや……

 





11: 名無し 2025/02/10(月) 18:15:16.37 ID:tC3JxGB30

第二話:炎上と友情、そして恵体

ココアの怒りの言葉に、拙者は完全に言葉を失った。恵まれた体格からは想像もできないほど小さくなって、すごすごと自分の部屋へ引きこもってしまう。チノは気まずそうに「ココアさんも、言いすぎですよ…」と小声で諌めたが、ココアの怒りは収まらない。

「だって!あんなに騒がしいのに、私の気持ちなんて全然考えてないんだもん!」

ココアは涙目で訴えた。チノは困ったように眉をひそめ、「まぁ、拙者さんも悪気はないと思うんですけど…」とフォローする。

「悪気がないなら、あんなこと言わないでしょ!ドンマイケルって何よ!全然慰めになってない!」

ココアの勢いに押され、チノはそれ以上何も言えなくなってしまった。

翌朝、ココアは少しだけ冷静さを取り戻した。昨夜の自分の言動を少し反省し、謝ろうと思ったが、拙者は部屋から出てこない。チノに聞くと、「朝からずっとパソコンに向かって何かしてる」とのことだった。

(…もしかして、怒ってるのかな)

ココアは少しだけ罪悪感を覚えながら、学校へ向かった。

 




12: 名無し 2025/02/10(月) 18:15:26.10 ID:NaVXfiGV0

拙者がクズニートすぎて草

 




13: 名無し 2025/02/10(月) 18:16:03.58 ID:tC3JxGB30

学校では、昨日以上に孤立感を深めていた。周りの生徒たちはグループで楽しそうに話しているのに、ココアは一人ぼっち。

(やっぱり、私には無理なのかな…)

落ち込んでいると、一人の女子生徒がココアに声をかけてきた。

「ねえ、あなた、ココアさんでしょ?ちょっといい?」

ココアは警戒しながらも、「はい…」と答えた。

「あなた、昨日、Twitterで炎上してたわよ」

女子生徒はニヤニヤしながら言った。

「え…?炎上…?」

ココアは意味が分からず、きょとんとした。

「『ラビットハウスに居候してる恵体ニートが迷惑すぎる』って書き込み、あなたでしょ?写真付きで晒されてるわよ」

女子生徒はスマホの画面を見せてきた。そこには、ココアが昨夜、拙者に向かって怒っている写真がアップされていた。

「うそ…!?」

ココアは顔面蒼白になった。炎上したのは、ココアが拙者に向かって怒っている写真だけではなかった。ラビットハウスの外観写真や、ココア自身の個人情報まで晒されていたのだ。

 




14: 名無し 2025/02/10(月) 18:16:54.21 ID:tC3JxGB30

「ざまあみろ!お嬢様学校に入り込んできた田舎者!」

女子生徒は嘲笑を浮かべて去っていった。

ココアは、自分の置かれた状況に絶望した。学校にも居場所がなくなり、ネットでは個人情報を晒され、炎上している。

(もう、どこにも行けない…)

ココアは、涙をこぼしながらラビットハウスへ駆け戻った。

ラビットハウスに戻ると、チノが心配そうな顔でココアを迎えた。

「ココアさん…大丈夫ですか?学校で何かあったんですか?」

ココアは、涙ながらに事情を説明した。

「…それで、私、どうしたらいいか分からなくて…」

チノはココアの話を聞き終えると、静かに言った。

「…拙者さんに、相談してみたらどうですか?」

「え…?あの人に…?」

ココアは驚いて聞き返した。

 




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