【ラスオリ怪文書】Date:2175/09/02 21:04 リヨンついた すごい にぎやか 多い タブレットもらったのでかく 記ろくをnこしておこう。カリスタYe-E5i です。
2: 名無しさん(仮) 2025/02/25(火)17:36:02
Date:2175/09/04 20:32
タブレットになれて来た。
おどろくことばかり
バイオロイドが多い。すごく大勢。
ブラッディpantherモデルにはじめて合った。
3: 名無しさん(仮) 2025/02/25(火)17:36:14
Date:2175/09/15 21:58
どうにかタッチキーボードがまともに使えるようになってきた。
アレクサンドラさんの授業できいたグミン政策というのが何のことかわからなかったけど、ようやくわかった。デルタはこういうことから私たちを遠ざけたかったんだ。
アイアンアニーの言ってたことはぜんぶ本当だった。むしろ控えめすぎるくらいだった。リヨンはすごいまちだ。
食事がもらえる。殴られない。立ち止まっても怒られない。挨拶してくれる。
いろいろありすぎてとても全部はいえないけど、本当にすてきな所だ。誰もが一度リヨンに来てみるべき。
メールのおくり方もおそわった。
字を書くのになれるための日記だけど、今日からはサン・ナボール村のみんなにも送信しようとおもう。ちゃんとメールが送れるだろうか。
4: 名無しさん(仮) 2025/02/25(火)17:36:26
Date:2175/09/16 21:42
オルカにもとからいるアーマードメイデンの人たちが、歓迎会をしてくれた。
食べ物とお菓子と、お酒もあって、どれもすごくおいしい。ワインなんて大昔に一口だけ飲んだきりだ。誰もがどんどんお菓子をくれるからお腹いっぱいになってしまった。
オルカではもう何年も前から、明日食べるものの心配なんかいらないそうだ。
ブラッディパンサー隊長のすすめで、こっちにいる間だけでも、はたらき口を探すことにした。住む部屋と毎日の食事は無料でもらえるけど、何もしないでぶらぶらしているわけにはいかない。私は村の代表としてここへ来ているんだから。
あと、働かないとナースホルン隊長のようになるぞとみんなにおどかされた。
あと、今日食べたようなお菓子が、街のあちこちで有料で売っている。また食べたい。
配給の食事だって、去年まで食べてたものよりずっとずっとおいしいのに。ぜいたくに慣れるってこわい。
5: 名無しさん(仮) 2025/02/25(火)17:36:41
Date:2175/09/17 21:02
街のすぐ外にある農場で働くことになった。
モジュールを入れ直してアーマードメイデンに復隊することも考えたけど、再訓練に時間がかかるみたいだし、戦闘部隊に入ったら街を離れないといけないのでやめた。
村ではテンサイとジャガイモを作ってたと報告したら、ジャガイモの畑に回してもらえた。
畑はたくさんあって、分野ごとに一人ずつフェアリーシリーズがついている。その指導がほんとうに的確で、勉強になることばかりだ。私たちがやってたのはただの見よう見まねだったんだとわかってしまった。
6: 名無しさん(仮) 2025/02/25(火)17:37:18
Date:2175/09/27 21:55
今日はまたひとつ、信じられないものを見つけてしまった。
買い物をしていたら雨が降ってきたので、適当な店に飛び込んだ。「フルール・ド・ポー」という名前で、はじめは喫茶店かと思ったけど、内装がものすごく綺麗で、宝石箱みたいなショーケースがあって、そこに並んでるのは全部パンツやブラだった。ランジェリーショップというやつだったのだ。
その上、奥から出てきた店長が、なんとオードリー・ドリームウィーバー。生きていて怪我もしてないオードリーなんて、何年ぶりに見ただろう。リヨンに来てもう一月ちかくになるが、デルタがもういないんだと一番実感できたのは今日かもしれない。
オードリーさんはオルカで働いていて、ここはふだんスタッフに任せているけど、たまの休みには自分でお店に出るらしい。今日会えたのはすごくラッキーだったわけだ。
7: 名無しさん(仮) 2025/02/25(火)17:37:45
でも私の下着なんて、何十年も前から着てるやつだ。ブラなんか破れたところをテープで留めてある。こんな素敵なお店で見せていい物じゃないからすぐ帰ろうとしたけど、オードリーさんが引き留めて、
「ここにあるのはランジェリー。あなたが今身につけているものも、下着ではなくランジェリーです」
私はその一言で、すっかりぽーっとなってしまって、お店の中をゆっくり見せてもらうことにした。
オードリーさんが自分でデザインと縫製までしたっていう、目も眩むくらい細かなばら色のレースが一面にあしらわれたブラとパンツ。試着させてもらったら谷間がクッキリして、お尻がキュッと持ち上がって、なんだか肌まで綺麗になったような気がした。オリビア・スターソワーさんが昔の女優のために作ったのを復元したっていう、真っ青なコルセット。肋骨が痛くなるくらい締め上げられたけど、鏡に映ったプロポーションは私じゃないみたいだった。
オードリーさん曰く、
「誰からも見られなくても、自分自身を素敵な気分にしてくれる。ランジェリーにはそういう力があるのですわ」
だそうだ。