【ダンガンロンパ 】モノクマ「えーろえーろしないと出られないラブアパ」【安価】 (245)(完)
22: ◆AZbDPlV/MM:2024/07/25(木) 22:44:59.91:6XhbPYPZ0 (4/8)
~~数分後~~
霧切 「苗木君……どうかしら……?」
ㅤ苗木君のリクエストに応えて、フリルがふんだんに配らわれた衣装を着て彼の前に立つ。すると苗木君は目と口を大きく開いた。
苗木 「霧切さん、すごく似合ってる……!! 可愛いよ!」
ㅤ声を弾ませながら賛辞をくれた。
ㅤ普段この手の服装を着慣れていないために、少し抵抗があったのだけれど、着替えて良かったと思えた。可愛いという言葉が素直に嬉しい。
霧切 「ありがとう」
ㅤ嬉しさと気恥ずかしさで頬が紅潮しているのが解る。顔が熱い。しかし浮かれてもいられない。ここからが問題なのだから。
ㅤ苗木君の要望は手コキとフェラ。特にフェラをしやすいように、ベッドに腰掛けている彼の前に膝をついて座り込む。
苗木 「ものすごく緊張する……本当に大丈夫? 霧切さん」
霧切 「大丈夫よ……ズボンを下ろすわね」
苗木 「うん……」
ㅤ苗木君は小さく頷くと、先の言葉どおり緊張している面持ちで、ズボンのファスナーに手をかける私の手元を注視している。
霧切 (どうせなら苗木君のリクエストで着替えたのだから、私の方を見て欲しいのだけど……)
ㅤ少しの不満を抱きながらも、ファスナーを下ろし終えると、次にズボンとトランクスを一緒に膝下にまで脱がしてしまう。眼前に晒された苗木君のペニス。それが皮を被りながらも半ば勃ち上がっている。大きさなどはよく解らない。苗木君のことだから、おそらくは平均的ではないかしら?
ㅤ覆い隠していた布がなくなったことで、嗅いだことの無い香りが香ってきた。
霧切 (これが苗木君の匂い……なのかしら?)
ㅤ表現の難しい香りに気を取られながらも、私に触れられることを期待している苗木君のペニスをそっと握った。
苗木 「……っ」
ㅤ苗木君の身体が一瞬、びくりと強張ったのが解った。顔を真っ赤にした苗木君は、その表情を隠すように顔の前に手をもってくる。
霧切 「隠さなくていいのに」
苗木 「この状況でなんで霧切さんは平気なの?」
霧切 「男性の裸体は死体で見慣れているからかしら」
苗木 「え」
ㅤ死体と同列に並べられたことに軽いショックを受けたようで、何とも言い難い表情で固まってしまった。そんな彼に構わず、握っていたペニスを扱いてみる。
苗木 「あ、霧切さん」
ㅤ私が扱きだしたことで意識を戻した苗木君は、何かを思い出したように声をかける。返事をする代わりに彼を見上げる。
23: ◆AZbDPlV/MM:2024/07/25(木) 22:46:18.01:6XhbPYPZ0 (5/8)
苗木 「えっと……できたら笑顔で……して欲しいかなって……」
霧切 「知っていると思うけど、私、笑顔をつくるのが苦手だから……」
苗木 「ごめん……やっぱりナシで……」
霧切 「……」
ㅤお願いを断った訳ではなくて、笑顔がぎこちなくなるかも知れないという断りを入れたつもりだったのだけれど。そんなすれ違いがおかしくて、自然と薄く笑みが溢れた。
苗木 「!」
霧切 (!! ペニスの硬さが増した?)
霧切 (なるほど……面白いわね)
ㅤ手の中で体積を変えているペニスに興味が湧いて、止めていた手淫を再開する。
霧切 「どうかしら? 苗木君」
ㅤ笑いかけながら尋ねてみる。
苗木 「うん……気持ちいいのは勿論だけど、霧切さんが可愛い格好して、笑顔でしてくれてるっていう相乗効果で凄く……興奮してる……」
ㅤ“興奮している”という言葉どおり、苗木君の瞳や口許には普段の彼ではみることのないような、愉悦の色が見てとれる。それを見て、改めてこの現状の異質さを思い出し、恐怖心が芽生えた。
ㅤ此処に現れたのが苗木君だったから、甘くみていたのかも知れない。他人の性癖を軽々しく根掘り葉掘りして、その人の隠している獣を呼び覚まして喰われてしまうなんて、自業自得でしかない。
霧切 (どんな要求がきても退いてしまわないようにしないとダメね)
ㅤこの部屋の仕様とはいえ、寧ろ遠慮していた苗木君を焚きつけて行為の要求をしたのは私なのだからと、足らなかった覚悟を補填する。反省で疎かになる笑顔も立て直す。
ㅤ手淫を何度か繰り返すうち、先端から透明な液体が溢れはじめる。
苗木 「口に咥えてくれる? 皮もいっしょに剥いて欲しい」
霧切 「難しそうだけど、善処はするわ」
ㅤ期待に満ちた熱を孕んだ眼差しが、私の一挙手一動を追う。
霧切 (どうしたらいいのかしら? 口に咥えるのはまだ怖いから……とりあえず……)
ㅤ恐る恐る顔をペニスに近づけて、舌を伸ばしてひとまずは舌先を亀頭に触れさせてみる。
苗木 「ヤバい……ほんの少し舌が触れただけで鳥肌が立っちゃった……」
ㅤ急速な昂りからか、確かに苗木君の毛穴はぷつぷつと盛り上がっていた。
苗木 「このまま進められたら……どうなっちゃうんだろう……?」
ㅤ堪えきれないというように、口の端が吊りあがる。恍惚とした彼の様子に、私の背筋に嫌な汗が流れた。恐れを振り払うつもりで、たどたどしくもしっかりと舌をペニスに密着させて、下から上へと舌を這わせる。すると、ぴくりと反応したのが解る。
24: ◆AZbDPlV/MM:2024/07/25(木) 22:47:52.35:6XhbPYPZ0 (6/8)
霧切 (感じてるのよね……?)
ㅤ亀頭の先端に到達したところで、皮を剥くというのが具体的に解らず、苗木君を見上げる。
苗木 「皮の淵から舌を差し入れてみて」
霧切 「こう……かひら?」
苗木 「亀頭の周りを舐めながら、深く差し込んでみて」
霧切 「んっ……んん……はぁ……できたかしら……?」
ㅤ教えられるまま従ってみると、隠れていた丸みのある頭部がずるりと姿を現した。明確になった雄の造形。さすがに勃起した状態の死体なんて見たことがなかったために、上向く苗木君のペニスをしばし観察してしまう。
苗木 「霧切さん器用だね」
霧切 「あまり嬉しくない褒め言葉ね」
ㅤ苦笑いしつつ、外気に晒されたばかりの亀頭を口に含んでみる。さっきは皮を剥くことに意識を集中していたから解らなかったけれど、苗木君の匂いが下着を下ろした時よりも圧倒的に強くなる。口腔から鼻腔へ抜けて、味もする。
霧切 (そこまで不快に感じないのは何故かしら……?)
ㅤ勃起したペニスは敏感だときくので、できる限り丁寧に奉仕する。
霧切 「んぐぅ……んぢゅっ、ぢゅぷ……ぢゅぶぶ……」
苗木 「っ……大丈夫? 霧切さん」
ㅤ気持ちがいいのか、苗木君は目を細めて薄く微笑みながら私の頭を優しく撫でた。苗木君にされてると思うと、なんだか癪か気がする。
霧切 「ちゅる……苗木君の癖に生意気よ」ㅤ
苗木 「……ごめんなさい」
ㅤあの時の不穏な雰囲気を纏っていた苗木君が嘘だったかのように、いつもの調子の苗木君が謝る。そのことに安堵する。どこか頼りないくらいの彼の方が、やっぱり良い。
ㅤもう一度、今度はより深く口に含む。
霧切 「ぉ、ゔ、ゔっ、ぉゔぅ……」
ㅤ口いっぱいになったことで、鼻も口も呼吸がままならず、苦しくなって苗木君のペニスを咥えたまま嘔吐いてしまう。
苗木 「き、霧切さん!!」
霧切 「んぷッッ!?!?」
ㅤ肩を掴まれ、勢いよくぐいっと体を後ろに引かれ、苗木君から口を離してしまう。
25: ◆AZbDPlV/MM:2024/07/25(木) 22:48:56.75:6XhbPYPZ0 (7/8)
苗木 「苦しいならムリはダメだよ……」
霧切 「でも、最後までできていないから」
苗木 「それは気にしなくていいから」
ㅤ心配させてしまったせいで、口淫が中途半端になってしまった。苗木君の言葉とは裏腹に、まだまだ満足していないとばかりにペニスは屹立しているままだ。
霧切 「じゃあ、他で補うから……何をすればいい?」
苗木 「……き……」
霧切 「? “き”?」
苗木 「キスを……して欲しいかな」
霧切 「キス……」
ㅤ順番を間違えている気はするけれど、苗木君が望むなら、答えはひとつ。
霧切 「いいわよ」
ㅤ私は目をとじた。苗木君が息をのんだ音が聞こえる。数秒の間があってから、柔らかな感触が唇に触れた。目をあければ今までにないほどの至近距離に苗木君の顔があった。
苗木 「口をあけて、舌を出して」
霧切 「こう?」
苗木 「うん。舌を絡めたいんだ」
霧切 「ディープキスってこと?」
苗木 「そうだね」
ㅤ苗木君の顔がより近づく。互いの舌が重なった。
霧切 「……ッ」
ㅤざらりとした感触と、ぬるりとした感触。不思議な感触に、眉を顰めてしまう。そんなことはお構いなしに、苗木君の舌が私の舌を蹂躙し、荒く熱い吐息と、止めきれない鼻息が顔にかかる。そうして舐りあううちに、全身の血が騒ぎ出し、心臓がうるさく胸を叩きはじめた。
霧切 「んんっ、んはっ、ぁ……」
苗木 「ん、はぁ……」
息が荒くなる頃、一度舌が離れる。互いの視線がぶつかったところで、どちらともなく再び唇を重ね合わせ、競い合うように舌を絡ませた。
26: ◆AZbDPlV/MM:2024/07/25(木) 22:51:46.53:6XhbPYPZ0 (8/8)
今日はこんなところでお開きで
まだまだ続くんじゃよ
なんか今回、この苗切だけで満足してしまいそう……
27:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2024/07/25(木) 22:54:11.82:0OJ2CQToo (1/1)
おつ、すごくいい
28: ◆AZbDPlV/MM:2024/07/26(金) 15:18:22.18:lW69MzZV0 (1/6)
>>27
ありがとうございます!
久しぶりにエロ書くのだの゛じい゛
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