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【ダンガンロンパ 】モノクマ「えーろえーろしないと出られないラブアパ」【安価】 (245)(完)


176: ◆AZbDPlV/MM:2024/08/04(日) 14:52:05.42:1JlicZz60 (6/6)

今日はここまで!
かつてここまで淡白なエロがあっただろうか?
でも書きやすい。




177: ◆AZbDPlV/MM:2024/08/05(月) 12:26:07.57:IcQxXFJY0 (1/6)

春川性的育成計画




178: ◆AZbDPlV/MM:2024/08/05(月) 12:26:58.91:IcQxXFJY0 (2/6)

 それでも手を止めずにいると、間隔短くアレがビクビクしだす。

春川 「えっ、わっ、な、何これ?」

最原 「イキそうだから、亀頭を掌で覆って……」

春川 「い、イク? ちょっ、こう?」

最原 「…………ッ!」

 慌てて言われたとおりに頭を掌で覆うと、温かいモノが掌にあたる。

春川 「っ?! これって……やっぱ……精液……?」

 掌を見れば、どろっとした白い液体が私の手を汚していた。嫌悪感はない。それでも複雑な気持ちにはなる。クラスメイトで、比較的話もするヤツとこんなことして、平気でいられるわけがない。

最原 「春川さん、ティッシュで拭って」

 ベッドの側に備え付けられているティッシュ箱を寄越してくれる。

春川 「……ありがとう」

 ティッシュを一枚取って、精液を拭き取る。拭き取ったのに、手に出されたときの感触がまだ残っている。
 周囲を見回して、なにか変化がないかを調べる。でも、全くといって何も変わっていない。

春川 「なんで? ちゃんと手コキしたでしょ?」

最原 「春川さんも思った? 何も変わってないよね……」

最原 「…………もしかしたらなんだけど……最後までしないと出られないのかも知れない」

春川 「……最後までって……?」

 最原が言う“最後まで”の意味すること────本当は解ってるけど、解らない振りをしてしまいたかった。

最原 「これ、たぶんだけど、俗にいう“セックスしないと出られない部屋”なんだよ」

最原 「だから本番までしないといけないんじゃないかって……」

春川 「……」

 血の気が引いて、頭から身体が冷たくなっていくのが解る。

春川 (本当に? 本気で言ってる? 冗談じゃない!!)

春川 (それにこれ以上なんて、無意識で最原を本気で殺しかねない)

春川 「やっぱり、この部屋にある物で部屋を破壊するしか……」

 比較的、壊れにくそうな物がないかを探し始める。

最原 「ちょっと、春川さん?! 何をしようとしてるの!?」

春川 「この部屋を壊して出るに決まってるでしょ! ここから出たら、こんなふざけたことした犯人をミンチになるまで叩き殺さないと気が済まない!」

最原 「落ち着いてよ! ここまで大掛かりなことができるようなヤツだよ?! 春川さんの方が危なくなるよ!!」

春川 「止めるな! あんたは嫌じゃないの? それとも、好きでもない女抱くのに抵抗ない屑なワケ!?」

最原 「っ!!」

 脳の血管が切れてもおかしくない程の怒りで最原を怒鳴りつける。最原に怒りをぶつけても意味なんてないって解っていながらも、口から出るのは罵倒の言葉。こんなところに勝手に閉じ込めといて、出たければ相手の願望を叶えろなんて、一方的な命令をきかなきゃならない道理はない!





179: ◆AZbDPlV/MM:2024/08/05(月) 12:28:37.64:IcQxXFJY0 (3/6)

最原 「……確かに、春川さんを好きな人っていうのは間違っているとは思うけど……でも」

最原 「正直、気になってる女の子では……あるよ……」

春川 「……は?」

 最原の言葉の意味が理解できず固まる。それでも怒りの熱が急激に冷めるくらいのインパクトがある意味であることだけは理解できた。矛盾してるけど、脳の処理が追いついていなくて、そうとしか説明できない。

春川 「本気で言ってる?」

最原 「いたって本気だよ」

 真剣な顔で答えた最原に、頭を抱えてしまう。
 自分に色恋なんて考えたこともなかった。だいたい“気になってる”って言われただけで絆されそうになってる自分チョロ過ぎじゃない?!

春川 「あんた、ちゃんと好きなヤツいるんじゃないの? 赤松と仲いいでしょ?」

最原 「仲はいいけど、仲がいいのと、恋愛の好きは別じゃないの?」

春川 「……」

最原 「それでいえば、春川さんは百田君のこと……好きなの?」

春川 「百田?」

 百田を引き合いに出されて、最原の言いたいことが理解できた。これまでの自分の人生の基準でいえば、仲がいい部類なのだと思う。確かに、恋愛の好きとはまた別物だ。

春川 「あんたの赤松の感情と同じ……かな」

最原 「そ、そうだったんだ……?」

「…………」

 この空気、なんなの? 頭が冷えたせいで、さっきまであんなに怒ってたのが馬鹿らしくなったじゃん。
 一度目を閉じて気持ちを落ちつける。落ちつけたところで目を開く。

春川 「……次、何したらいいの?」

最原 「え」

春川 「覚悟は決まってないけど、少しずつどうにかするから……」

最原 「でもな……あんなに嫌がってる春川さんにこれ以上のストレスを抱えさせるのは……」

春川 「早く言って。また嫌になる前に」

 最原は考えるように唸りながら眼球を一周させて、私と同じようにしばらく目を閉じて、答えがでたようで、目を開く。

最原 「して欲しいこと言って殺さない?」

春川 「……善処する」

最原 「不安な回答だ……でも、春川さんがそう言ってくれるなら……」

最原 「キスがしたい」

春川 「キス……? キスって……キスのこと?」

最原 「う、うん。キスはキスのことだね」

 この部屋に来てから頭がフリーズしがちだ。キスって、なんか手コキより恥ずかしい感じがする。




180: ◆AZbDPlV/MM:2024/08/05(月) 12:29:37.53:IcQxXFJY0 (4/6)

春川 「目、瞑るから……あんたから……して……」

最原 「あ……えっと……うん」

 顔を赤くして狼狽える最原を見た後、目を閉じる。

春川 「!!」

 目を閉じて直ぐに、両肩を掴まれた。いつくるのか解らない緊張に、目をさらにぎゅっと固く閉じて、そのときを待つ。でも、待つこと数秒。一向に唇が触れてくることはなかった。

春川 「?」

 目を開けると、直ぐそこに顔を真っ赤にして緊張でなのか、変な顔で固まる最原の顔があって、思わず笑ってしまった。

春川 「ふっ、ふふっ……あんた、何その顔……」

最原 「だ、だって……キスなんてしたことないから……」

春川 「ふーん……」

最原 「え? 何?」

春川 「私だけじゃなくて安心しただけ」

最原 「!!」

 ファーストキスが自分だけだったら、不公平だと思っていたけど、最原も同じなら、気持ち的な傷は相殺かな。そう思っていると、肩を引き寄せられて、唇に柔らかな感触が触れる。

春川 「っ!」

 唇が離れて、真剣な目をした最原が映る。さっき変な表情をしていた人物とは思えない変わりように、動揺してしまう。

最原 「笑った春川さんが可愛くて……いきなりごめん……」

春川 「かわ……っ?! 何言ってんの!?」

 “可愛い”なんて男から言われたことなくて、顔が一気に熱くなる。最原から距離を取ろうと後退ろうとする。私の肩を掴んでいた両手の力が強くなって、動きを制される。

最原 「もう一回……ダメかな?」

春川 「~~~~ッッ!!」

 もう一回も何も、最原の願望を叶えないといけないんだから、否定なんてそもそもできない。でも、そうじゃなくて────
 戸惑ってる私の答えを聞かないうちに、最原の唇が触れる。

春川 「んんっ……! ふぅ……っ……」

 ゆっくりと、何度も唇を重ねられる。最原の鼻息がかかってるってことは、私の鼻息だって最原にかかってるってことで、恥ずかし過ぎて死にたくなる。止めようと思えば、最原ならなんの苦もなく後ろ手に制圧することができる。それでもさっきから最原を止めずにいる今の自分は、何かがおかしいんだと思う。
 何度も繰り返されてるうちに唇が擽ったくなってきて、身体にまでその擽ったさの影響がでてくる。




181: ◆AZbDPlV/MM:2024/08/05(月) 12:30:32.19:IcQxXFJY0 (5/6)

春川 (身体……熱い……下半身がなんか……うずうずしてる……これは何?)

春川 「最、原……んぅっ……ん……っ」

 自分の声とは思えない甘えた声が出てしまう。最原もそれに驚いたのか、一瞬目を見開いて私の顔を覗き込んだかと思ったら、薄く笑った。その笑みにどんな意味があるのか問いただしたかったけど、腰に手を回されたかと思えば、最原の方へと引き寄せられたことで、そのまま言葉が消えてしまった。

最原 「ディープキス……してみたい……」

春川 「舌……絡めるって……こと?」

最原 「うん。そう……」

 最原の手が、頬に添えられる。身体付きはヒョロいけど、手の大きさや骨のはり方は、間違いなく男を感じる。ドキッとしてしまった。
 それより、ディープキスなんて、うまくできる気がしない。それでも、答えはひとつしか用意されていない。躊躇いながらも控えめに舌を出してみる。最原はその舌を咥えた。舌を咥えるなんて想定外のことで、驚いた拍子に最原を突き飛ばしてしまいそうな衝動に駆られたけど、身体に力を入れてなんとか耐える。
 そのまま、舌が絡められて、口の中に侵入してきた。そのまま、求められるままに迎え入れた。

春川 「ぅ……っん、んぅ……ぁふ……っ……」

最原 「はぁ……っ……ん…………」

 ざらざらして、ぬるぬるして、重ねて、絡めてと、普通なら触られない場所を満遍なく弄られてしまう。口の中の情報が多くて、思考ができなくなる。それでも解るのは、最原のキスが上手くて、気持ちがいいってこと。本当に初めてなのか怪しいくらいだけど、こいつのことだから、変に嘘は吐かないはず。
 長いキスは合わさっているはずの舌の感覚を曖昧にして、最原とひとつになったかのような錯覚を生む。

春川 (キスしてるだけなのに、凄く幸せな気がする……)

春川 (それに……さっきから身体の疼きが強くなってて……)

春川 (なんで……なんで……そこを最原に……触って……欲しいなんて……)

春川 (こんなのまるきり変態じゃん……自分が気持ち悪い……嫌だ)

 気持ちよくて、幸せに浸ったり、自己嫌悪に陥っている中、下腹部に何かが当たってるのに気付く。

春川 「~~~~ッ??!!」

 それの正体がなんなのか気付いてしまうと、瞬間的に身体の熱が上がる。特に股間の辺りが熱くなって、疼きまでもが強くなって、我慢できずに太腿を擦り合わせてしまう。

春川 (なにこれ? 何? なんなの?)

最原 「春川さん? 大丈夫?」

春川 「ぅえ? な、なに、が?」

 私の動きに気付いたのか、身体を離して私の様子を訊ねる。気付かれてるだろうけど、それでも私は意味もなく、なんでもないように精一杯振る舞う。




182: ◆AZbDPlV/MM:2024/08/05(月) 12:31:16.36:IcQxXFJY0 (6/6)

夜に投下できればいいなーくらいの感じで




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