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異世界に行った話『不思議な村』


1: 名無しさん 2014/04/17(木)00:39:54 ID:nAyBccxrT

を一方的に貼り付けたいんだけど
ここでもいい?書き溜めてる

転載元:http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1397662794/

神戸市のタダであげます一軒家って

https://livedoor.blogimg.jp/nwknews/imgs/0/5/0500e736.jpg






2: 名無しさん 2014/04/17(木)00:42:16 ID:nAyBccxrT

ごめんなさい
聞いといてなんだけど時間無いし
知っといてもらいたいから貼り付けます

異世界とかかいたけど「不思議な村」とかのほうがよかったかも




3: 村人A 2014/04/17(木)00:42:54 ID:nAyBccxrT

自分の体験した少し現実味のない話です。
自分自身この事は今まで誰にもしたことがないし、これからも話すつもりはない。
それにこの書き込み以降、僕が他人と話ができる状況にあるかすらも定かではない。
少し不気味で長くなるります。コメントに対する返事もできないです。
時間がないので文章が変なところがあるかもしれません。

結構前の事なので忘れていることもあり、会話や情景など、
ところどころ思い出しの定かでないものが入りますが、話の流れは本当です。
それに、こんな非現実的な話を聞いても普通は信じられないと思います。
無理に信じなくてもいいですし、話半分に見てくれてかまいません。
それでもいいと言う人は読んでください。これは大学三年生の春休みの話です。

当時僕は大学進学で中国地方の、ある県で一人暮らしをしていました。
大学に行ったことのある方ならわかると思いますが、
大学生の春休みは非常に長く僕は開始一週間ですでに時間を持て余していたのを覚えています。

僕の学校の裏には少し小高い丘のような場所があり、
そこはいくつもの企業が連なって建っている企業団地のような感じでした。
先にも書いた通り時間の有り余っていた僕は、そこは道も広く景色もいいので、
前から一度探索してみたいと思っていたこともあり、運動がてら行ってみることにしました。





4: 村人A 2014/04/17(木)00:43:31 ID:nAyBccxrT

家を出たのは午後5時くらいだったと思いますが正確な時間は覚えていません。
実際そこに行ってみると、期待していた通り静かで景色も良い落ち着く場所でした。
そんなこんなで雰囲気を楽しみながら自転車を走らせ、
途中にあった石の風車を見たりしていました。そしていざ帰ろうとした時のことです。

そこは丘になっているということでその丘を横断するように、登ってきた反対側にも道があります。
来た道を帰るよりは、道が分からなくても反対側から帰ろうと思い反対側に行きました。
その丘には主軸となる道のほかに、脇にそれる道がいくつもあります。
本当はその脇道にそれるつもりはありませんでした。

しかし、一本の脇道からなんと言っていいのか分からない“違和感”のようなものを感じたのです。なんだかぼやけている様な、色で表すと紫です。
前にも言った通り、本当は脇道に逸れるつもりは無かったんです。
しかし、なんだかそちらに妙に惹かれた僕は、気が付いたら脇道に向かって自転車のハンドルを切っていました。
ここからがこの話の核の部分です。

脇道に逸れて普通に自転車で道を下っていきました。
道を下っている間も自分の目の前の道は相変わらず紫色にぼやけていました。
そして、時間にして一分もたっていないと思います。

坂道を下り終えた瞬間に紫色にぼやけていた視界はクリアになり、
鮮明に目の前の景色が視界に飛び込んできました。
そこには田圃が広がっていて、向こうの方に藁ぶき屋根の家が密集している場所と、
その住宅地の中ごろに少し高くなっている丘のような場所がありました。




5: 村人A 2014/04/17(木)00:44:05 ID:nAyBccxrT

僕はこの時、なんだか面白そうな場所に出たなと思い
取りあえず田圃の間のあぜ道を自転車で進んでいきました。
この時はまだ、この先に行けばどこか大きな道につき、
それを西の方角に行けば知っている場所に出るだろうと考えていたのです。

あぜ道を進んでいると少し遠くに農作業をしているお婆さんが目に入りました。
お婆さんもこちらに気付いたような素振りを見せると、わざわざこちらに向かって走ってきました。僕はこの時、何かあるのか?もしかしてあぜ道は田圃の持ち主のものだから通っちゃ悪いのか?
などと思い、自転車を降り、お婆さんを待ちました。

お婆さんは僕のそばに来るなり挨拶をする僕の声すら遮るほどすぐに、
「あんたこの辺で見ん顔じゃけど余所者かい?」と言われました。
僕は確かにこの村(?)の民家に住んでいるわけじゃないですが、
少なくとも同じ市内には住んでいるはずなので。「いえ、ここの近くに住んでいます」と答えました。

そうするとお婆さんに「この村に住んどるんかどうか聞いとるんじゃ」と少し強めの声で言われました。
僕はこの村には住んでないけど近くのに住んでいること、
自転車を漕いでいたらここに着いたことを話しました。

するとお婆さんは先ほどとは対照的なやさしい声で
「自分の家にきてぜひ晩飯を食べていけ」と僕を家に招待してくれました。
しかし帰り道が良く分からない僕は、できるだけ明るいうちに行動したかったので晩御飯をお断りしました。

お婆さんは結構しつこく誘ってきましたが、やがて諦めたのか、
農作業の道具もそのままに、走って民家のある方向に走っていきました。
僕はお婆さんから解放されたので家に帰ろうと思い、すぐに自転車を漕ぎ始めました。
今思えばお婆さんは終始そわそわしていた気がします。




6: 村人A 2014/04/17(木)00:44:47 ID:nAyBccxrT

お婆さんと別れてしばらく自転車を走らせたのですがこの村は山に囲まれているようで、
思っていた方角に村から抜ける道はありませんでした。
そこであまり気は進まなかったのですが、来た道、つまりあの紫色にぼやけていた道を戻り、
企業団地までいってから知っている道を帰ろうと思い引き返しました。

坂の下にはすぐに着き、いざ坂を自転車で登り始めました。ここまでは良かったのです。
しかし、来るときはすぐに着いたはずの道なのに、登れど登れど終わりが見えません。
どれくらい上ったのかもわからない中、周りが暗くなりはじめ、
時間を確認しようと僕は携帯電話を取り出しました。

しかし、電源が切れているのか画面は暗いままでした。
そこで電源をつけようにも電池が切れているのか、やはり画面は暗いままです。
なんだか不気味に思った僕は、もしかしたら道を間違えてるいのかもしれないし、
このままではらちが明かないと思い、もう一度坂を下りることにしました。

しかし、さっきまであれほど登ってきたはずの坂道は、下り始めるとあっけないほどすぐに終わりました。
ここで僕は初めて悪寒を感じました。もう周りは暗くなっていました。
しかし、この時はまだ“道が怖い”と思うだけで、あのお婆さんのことは頭にありませんでした。

今度は暗くて危ないので、自転車を押しながら再び畦道を進み進みました。
しばらくすると僕の視界に無数の明かりと、それに照らされる人の姿が入りました。
少し違和感のある光景ではありましたが、なにかあるのだろうと思い、
帰り道も聞きたい僕はそちらに向かっていきました。

しばらく進むと確かに人が明かりを持って集まっていたのですが、
その明かりは松明(たいまつ)でした。21世紀に松明です。僕は異様な光景に飲まれてしまいました。
そして、まだ十分な距離はあったのですが余程大きな声で話していたのでしょうか、
村人たちの声が聞こえてきます。ですが会話内容は聞き取れませんでした。

そして、なにか頭の中で「これはやばい」と言う警告が鳴り僕は畦から降りて、
田圃のわきに身を伏せました。その際自転車は田圃の中に隠しました。
ここで、僕はまた異様なことに気が付いたのです。




7: 名無しさん 2014/04/17(木)00:45:47 ID:hGxPuH5t6

nagasugiwarota




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