安価でGeminiを使ってセ●クスしないと出られない部屋を攻略する二人を決めるスレ
12:名無し:2025/06/11(水) 01:13:50.286ID:shN.v32jV
その時、桜井がドアに貼られたプレートに気づいた。
「『セ●クスしないと出られない部屋』…」
その言葉を呟いた瞬間、部屋の空気が凍りついた。
「なんだそれ!意味わかんねぇ!」と叫ぶJEN。黙り込む田原と中川。
そして桜井は、まるで難解な歌詞のフレーズを思いついたかのように、その言葉を反芻していた。「セ●クスしないと出られない部屋…か。なんだか、すごく示唆的だな…」
安倍は、そのプレートの文字を見て、顔を怒りに赤らめた。
「…言語道断だ!我が国の品位と、国民的アーティストである君たちの名誉を著しく傷つける、悪質極まりない犯罪行為だ!首謀者は、必ずや法の裁きを受けさせなければなりません!」
13:名無し:2025/06/11(水) 01:14:10.032ID:shN.v32jV
彼は、国のリーダーとして、この理不尽な状況に対して憤りを表明した。しかし、どうすることもできない。ドアは固く閉ざされ、助けを呼ぶ手段もない。
沈黙が支配する中、桜井がおもむろに口を開いた。
「安倍さん、あなたにとって『希望』って、なんですか?」
あまりに唐突で、哲学的な問い。JENですら「え、桜井、今それ言う?」という顔をしている。
安倍は虚を突かれ、言葉に詰まった。
「き、希望…?それは、もちろん、この国の未来、国民一人ひとりの豊かな生活であります」
「そうですよね。俺たちも、歌を通して、誰かの小さな希望になれたらって思って、ずっとやってきたんです。でも、こんな風に閉じ込められて…希望なんて、あるのかな」
14:名無し:2025/06/11(水) 01:14:26.024ID:shN.v32jV
桜井の言葉は、この絶望的な状況の本質を突いていた。希望の喪失。それは、政治家にとっても、アーティストにとっても、最も恐れるべき事態だった。
「…希望は、見出すものではなく、作り出すものだ」
それまで黙っていた田原が、ぽつりと呟いた。
「そうだぜ!ないなら作ればいい!なあ、ナカケー!」
JENが同意し、中川も静かに頷いた。
バンドが持つ、絶望の中から光を見出そうとする力。それが、強固な現実主義者である安倍晋三の心を、少しだけ揺さぶった。
「…作り出す、か。なるほど、新しい判断も必要、ということでありますな」
9:名無し:2025/06/11(水) 01:12:08.696ID:nRXDjD/Q9
二人じゃないやんけ
16:名無し:2025/06/11(水) 01:14:40.191ID:shN.v32jV
安倍は、何かを決意したように、桜井を真っ直ぐに見つめた。
「桜井君。君たちの歌には、何度も勇気づけられてきました。…この国難、君たちの力を貸してはくれまいか」
それは、政治家とアーティストという壁を超えた、一人の男と男の対話だった。
17:名無し:2025/06/11(水) 01:14:57.109ID:shN.v32jV
後編
安倍の申し出に、桜井は静かに頷いた。他のメンバーも、覚悟を決めた表情で見守っている。これはもはや、単なる理不尽なゲームではない。異なる立場で「希望」を追い求めてきた者たちが、互いの存在を賭けて交わる、魂のセッションなのだ。
安倍は、まずバンドの司令塔である桜井と向き合うことを選んだ。
「君に、この国の未来を託したい」
安倍は、まるで所信表明演説のように、荘厳に告げた。桜井は苦笑しながらも、その言葉を正面から受け止める。
「大役ですね。でも、俺たちの歌が、少しでもあなたの力になるなら」
18:名無し:2025/06/11(水) 01:15:15.403ID:shN.v32jV
二人はベッドに向かった。スーツを脱いだ安倍の身体は、年齢相応に贅肉がついているが、その背中には一国の重責が確かに刻まれている。対する桜井の身体は、華奢に見えて、ライブで鍛えられたしなやかな筋肉が通っていた。
安倍は、政治家として、常に物事をトップダウンで進めてきた。彼が主導権を握り、桜井を導こうとする。しかし、桜井はそれをやすやすとは受け入れない。彼は、安倍の力強い動きを、まるで即興演奏のように受け止め、メロディを重ね、ハーモニーを生み出していく。それは、予想外のコード進行に、新たな歌詞を乗せていく作業に似ていた。