1: 2025/05/18(日) 16:12:40.61 ID:0YNvcm3X0●
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運転中にタッチスクリーンを操作すると、反応時間は大きく低下する。視線を奪われれば注意が散漫になり、事故のリスクも高まる。
自動車業界もこの危険性を認め、ドライバーに好まれる物理ボタンの復活へと舵を切りつつある。
運転中に必要な操作機能をタッチスクリーンの奥深くに配置している自動車メーカーは、ドライバーの視線を前方ではなく、下へ向けさせてしまう。
こうした設計は、来年以降、米国外での安全性能評価に影響を及ぼす可能性がある。
来年1月から、欧州の自動車衝突試験機関であるEuro NCAP(新車アセスメントプログラム)は、
最高評価を得るための条件として、物理的で使いやすく、触覚的な操作系の搭載を自動車メーカーに奨励する方針だ。
「メーカー各社には警告を発しています」と、Euro NCAPの戦略開発ディレクターである
マシュー・エイヴリーは『WIRED』に語る。「ボタンを復活させる必要があります」
Euro NCAPの新しいガイドラインは、走行中のドライバーが、スワイプやタップ、トグル操作を強いられるべきではないとしている。
そして、ワイパーやウインカー、ハザードランプなど、基本的な操作は、デジタルではなくアナログ手段で行なえるべきだという。
運転とは、人間が日常的に行なう行動のなかで最も頭を使う作業のひとつである。
にもかかわらず、近年のメーカーはスイッチのないタッチスクリーンだらけのコックピットに取り憑かれているように見える。
こうしたデザインは、ミニマルな美学を好む層には魅力的かもしれないが、物理的なフィードバックに欠けるため
視覚的な確認を強要し、視線を道路から逸らす原因となっている。
https://wired.jp/article/why-car-brands-are-finally-switching-back-to-buttons/