1: 樽悶 ★ 2025/05/10(土) 20:14:20.24 ID:JWZSXJiC9
今、「皇居などの有名スポットを本籍にしたい」という申し込みが殺到し、ランドマークを多く持つ東京・千代田区では、区役所の業務に支障をきたす事態になっています。急増のきっかけは?『本籍地』に一体、何が―。
■約3000人以上が皇居に本籍か 千代田区では“業務ひっ迫”
日本国民の出生・婚姻など身分関係を登録し、公に証明する戸籍。その戸籍を登録している住所を『本籍』といい、実在する住所であれば日本中のどこにでも置くことができ、自由に移すことが可能です(ちなみに『本籍地』とは、戸籍を管理している市区町村など自治体のこと)。
その結果、本籍を皇居へ移す人が急増。千代田区の担当者によると、「平成16年(2004年)の時点で2100人だったデータがあるが、現在は3000~4000人以上いるのではないか」ということです。
そうした中、千代田区役所には「皇居の住所は千代田区千代田1-1で合っていますか?」という問い合わせの電話が多くかかってきて、電話対応に追われる日もあるといいます。千代田区の担当者は、「本籍の地番が間違っていると戸籍が作れず、町名のあるなしなども結構厳しいので、『この番地で合っていますか?』という問い合わせは、本当に毎日来る。特に、婚姻届が多く出る日は、ひっきりなしにかかってくる」といいます。
さらに、千代田区には皇居の他にも、東京駅・東京大神宮・丸ビルなどランドマークとなる場所も多く、それらの場所を本籍にする人も多いといいます。千代田区の人口約6万9000人に対し、千代田区が本籍地の人は人口の3倍以上となる約21万3000人。
千代田区の担当者は、「戸籍が増えると、例えば出生届・婚姻届・死亡届などの届出の件数や証明書の発行や問い合わせなど、戸籍に付随する業務が雪だるま式に増えてしまう」と話していて、千代田区のホームページには、『皇居や東京駅に本籍を設定することについて多くの問い合わせをいただきますが、他人から本籍を推測されやすいため、おすすめしていません』と書かれています。
■急増のきっかけは『戸籍法改正』 街の人からは様々な声
皇居などへの本籍変更が増えた理由の1つが、2024年3月に施行された『改正戸籍法』です。本籍地の役場に行かなくても、最寄りの役所で戸籍の証明書を取得できるようになりました。
本籍を皇居などの有名な場所に移すことについて、街の声は―。
Q.本籍を好きな住所に変えられるとなったら、どこの住所にしますか?
「東京駅とか。外装が好きで、散歩したりするので」(街の人)
「職場でも、海外国籍のスタッフが日本国籍を取ろうとしていて、本籍を決めるときに横浜の『みなとみらい』にしたと聞きました。なんかかっこいいというか、おしゃれな街ということで」(街の人)
一方で、こんな声も…。
「皇居に移して、何か利点があるんだったらわかるんですけど…。何かメリットがあるのかな?」(街の人)
有名スポットへの本籍の変更。あなたは、どう思いますか―?
5/9(金) 8:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/55b0e90b973d18ff3d191db230ce6d67cfb2121dhttps://livedoor.blogimg.jp/akb48matomemory/imgs/d/e/de610fcd.jpghttps://livedoor.blogimg.jp/akb48matomemory/imgs/1/c/1c149f3c.jpg