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【1/5】人生ド底辺だし、とやりたい放題だったクズの俺が父親になった話。喧嘩ばかりの嫁にイラついて家に帰らず女の家で過ごしてた俺に息子が通う保育園から連絡がきたのが始まりで…


198: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 02:09:57.34 ID:cLHnL3TiO

おばさんの家につくともう深夜1時前だった。 

カズエおばさん「追い返したりしてごめんね。 

本当にごめんね。」 

と泣きながら謝るおばさんに、申し訳ないことをしたと思った。 

ヨシノおばさん(カズエおばさんの娘) 

に「お世話になります」とだけ言ったけどシカトされた。 

心良く思っていないのは分かっていたことだ。 




199: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 02:11:35.15 ID:cLHnL3TiO

久しぶりの温かい風呂に、ハルは大はしゃぎだった。 

新しい布団が気持ち良かったんだろう。すぐにハルは眠ってしまった。 

ヒロシおじさんが、また明日ゆっくり話そうと言って二階の寝室に上がっていった。 

俺が眠りにつこうとすると、カズエおばさんにリビングに来るように言われた。 




200: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 02:12:48.90 ID:cLHnL3TiO

カズエおばさん「残り物しかないけどお食べ」 

テーブルに、大きなおにぎり2つとお味噌汁が置いてあった。 

俺は黙って座りそれを口にした。 

急に胸が締め付けられる。 

俺「うまい…」 

カズエおばさん「良かったw」 





201: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 02:15:18.96 ID:cLHnL3TiO

俺はおにぎりにガッツいた。 

また泣いてしまったんだよ。 

泣きながらおにぎりを頬張った。 

口いっぱいに詰め込んで。 

俺「おばふぁん…エグッ 

あじがと(ありがとう)エグッ…」 

カズエおばさんの優しさがすごく辛かった。 

こんな俺なんかにここまでしてくれて、すごく感謝したんだ。 

人の優しさに感謝したのは初めてかもしれない。 




202: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 02:16:50.24 ID:cLHnL3TiO

そう言えばこの何日間、殆ど何も口にしていなかったな。 

だからかもしれないけど、今まで食べたおにぎりで一番うまかったと思う。 

今でも、忘れることはない。 

俺って結構泣き虫なんだなw 

そう思った。 

カズエおばさんは、黙ったまま笑顔で俺が食べているのを見てた。 




203: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 02:18:13.13 ID:cLHnL3TiO

すまん。 

明日は仕事早いのでもう寝ます。 

見てくれてる人申し訳ない。 




204: 名も無き被検体774号 2014/07/14(月) 02:23:16.17 ID:757Rok/c0

読んでたよーありがと、おやすみ 




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