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【1/5】人生ド底辺だし、とやりたい放題だったクズの俺が父親になった話。喧嘩ばかりの嫁にイラついて家に帰らず女の家で過ごしてた俺に息子が通う保育園から連絡がきたのが始まりで…


177: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 00:48:41.34 ID:cLHnL3TiO

おばさん「俺さんって方よ。 

お母さん知り合い?」 

カズエ「俺さん?」 

カズエおばさんは俺をジッと見つめた。 

カズエ「もしかして、俺父の息子の俺ちゃん?」 

長い月日が経っていたが、どうやら俺のことを覚えてくれていたらしい。 

俺「はい。。」 

目を潤ませながら俺に近づいてきた。 

大きくなったねと言われ再会を喜んでくれた。 




178: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 00:55:05.51 ID:cLHnL3TiO

俺とハルは家の中に通されお茶を出してもらった。 

ハルは広い家が初めてだったので、すごく挙動不審だったのを覚えている。 




179: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 01:02:02.52 ID:cLHnL3TiO

カズエ「わざわざここまで会いにきてくれたの? 

ありがとうね。 

よくこの家が分かったねw」 

カズエおばさんは俺が赤ちゃんの頃、
よくオムツを変えてあげたと言っていた。
子供の頃の俺や親父の話しを嬉しそうに語ってくれた。 





180: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 01:03:40.44 ID:cLHnL3TiO

カズエ「ところでいったいまた、どうしたの急に?」 

本題はここからだ、今どうしても寝泊まりするところが欲しかった。 

ハルをずっと外で寝かすなんて出来ない。 

迷惑は重々承知だけど、仕事と住む場所が決まるまで
どうにか居候さしてもらえないかと頼んだ。 

勿論今日までの経緯を話してだ。 




181: 名も無き被検体774号 2014/07/14(月) 01:04:09.42 ID:sSsJrPnM0

待ってた 

見てるぞ 




182: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 01:04:43.78 ID:cLHnL3TiO

カズエ「そうか、うんうんそれは大変だったね。 

いいのよ。おばちゃんに甘えなさい。」 

目を真っ赤にし、俺の話しを納得した上で優しく応えてくれた。 

少しホッとした。 

膝の上に座らせていたハルは、どうやらオネムのようだ。 

コクリとコクリと眠りに入ろうとしている。 




184: クズ ◆ZST.gXlq96  2014/07/14(月) 01:06:37.61 ID:cLHnL3TiO

見てくれてる人ありがとう。 

続き 

おばさん「ちょっとお母さんいい?」 

リビングの扉を少し開けて手招きする娘。 

それに気づいてカズエおばさんがリビングから出ていった。 

俺は出されたお茶を一気に飲み干した。 




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