ナミ「あんたがめちゃくちゃ食うからいけないんでしょ!」
1:風吹けば名無し:2019/03/28(木) 21:59:33.72ID:4HPRh+H10
ナミ「えっ…」
ルフィ「前から気になってた。お前、船長の俺に対してなんでそんなに偉そうなんだ?」
ルフィ「お前、弱っちい女だよな。普段の航海では役に立ってるが、それも別に並の航海士がいれば事足りるんだよ」
ナミ「何よ、私は戦闘でも役に立って…」
ルフィ「それはどっちかというとウソップの功績だろ?」
ナミ「え…」
ルフィ「ゼウス入りのクリマタクト取り上げて、船降りてもらってもいいんだぞ? 現状、お前がこの船に乗る必然性がねえんだよ」
ルフィ「だからさ…せめて俺を敬えよ、な?」
ナミ「…はい」
ルフィ「はい、終わりでいいよ。ウソップ呼んでこい」
3:風吹けば名無し:2019/03/28(木) 22:00:03.16ID:4HPRh+H10
ウソップ「おうルフィ、どうしたんだ改まって」
ルフィ「まー、この船も役割整理をしていかないといけねぇと思ってな(笑)」
ウソップ「役割整理? なんだそりゃ。ナミのやろー暗い顔してたがなんかあったのか?」
ルフィ「気にすんな気にすんな!ちょっとキツイことたまに言わなきゃダメだと思ってよ」
ウソップ「そうか…」
ルフィ「で、ウソップ。俺はお前のこと結構評価してる。特に2年後からすげえじゃねえか!」
ルフィ「ま、これからも頼むよ。サンジやトナカイの面倒よくみてやってな」
ウソップ「お、おう…」
ルフィ「お前は貴重なムードメーカーでもある。戦闘でもピンポイントに役立ってくれるし言うことなしだ」
ルフィ「おっけ、終わりでいいよ。次サンジ呼んできてくれ」
8:風吹けば名無し:2019/03/28(木) 22:01:45.49ID:jSvpgEt1a
>>3
この時点でチョッパーへの鬱憤が垣間見えてるんやな
21:風吹けば名無し:2019/03/28(木) 22:04:19.75ID:ojzSu6ef0
>>3
トナカイ呼ばわりで草
2:風吹けば名無し:2019/03/28(木) 22:00:01.39ID:l0EQaiUWp
なんでゾロスタートなのに省いたん
6:風吹けば名無し:2019/03/28(木) 22:01:14.19ID:4HPRh+H10
ルフィ「………なんで俺が黙ってるか分かるか?」
サンジ「………いや」
ルフィ「………だろうな。……おめえさ、ゾロの弁当に剃刀入れたって本当か?」
サンジ「!?」
サンジ「いや、あれは売り言葉に買い言葉で…」
ルフィ「お前、剃刀仕込んでる途中に、コックとしてのプライドが揺るがなかったのか?」
サンジ「ぐっ……」
ルフィ「あのなあ、長い航海生活の中で、食事ってのは生きる要だ。数少ない楽しみでもある。特に海賊団となれば、いつ戦闘で死ぬかもしれねえ、心の休まらねえ毎日だ」
ルフィ「せめて飯食ってるときくらいはさ、安心していてえよな。何かおかしなこと言ってるか?俺」
サンジ「いや…すまん」
ルフィ「謝る相手が違うんじゃねえのか」
サンジ「……そうだな」
ルフィ「お前はさ、コックとしての自覚が無さすぎるよ。急に実家に帰った時もそう。お前は栄養管理の担当でもある。せめて代わりを見つけてから抜けるのが筋ってもんだろ?」
サンジ「………」
ルフィ「はぁ……もういいよ。今後気をつけてくれ。次、チョッパー呼んでこい」
サンジ「………ああ」
9:風吹けば名無し:2019/03/28(木) 22:02:12.49ID:4HPRh+H10
チョッパー「話ってなんだ?」
ルフィ「おめえ、クルーの役に立つつもりあるか?」
チョッパー「!?」
ルフィ「俺さあ、思い出せねンだわ。2年後に入ってお前が役に立った記憶…」
ルフィ「なーんかさぁ、居てもいなくてもいいよなあ…って」
ルフィ「俺が毒にやられた時も、ただ騒ぐだけだったよな」
ルフィ「ただのしゃべるトナカイ以上に、お前がいる理由あんのかなって、最近疑問なんだよ」
チョッパー「で、でも…お前が無理やり行こうって言ったんだろ…」
ルフィ「そうだな。ま、だからこそ船には乗せてやってるんだけどな…わっかんねーかなぁこの感じ」
ルフィ「役立たずなんだわ。端的に」
チョッパー「で、でもオデ…オデ…」
ルフィ「あー泣くな鬱陶しい。ちっ、ビッグマム海賊団にやっちまえば良かったか…」ボソ
ルフィ「せめてさ、もっと医者としての力量をつけてくれ。ウソップと魚釣ってる場合じゃねえだろお前は。必死になれよ。ただでさえ脳みそ小せえんだからさ」
チョッパー「ぅぅう…ルブィ…酷えよぉぉお゛お゛…」
ルフィ「泣くのは外で。次ロビン呼んでくれ」