22: 19:19:24.946 ID:L6pkOs/r0

そこから俺は自問自答を繰り返していた。
「俺とその子は家族なんじゃないか？」
「いや、流石にそれはないだろ。」
って。俺もその子も、双子の兄弟がいたとは親から聞いてなかったんだ。

そんなある日、俺は物置でアルバムを見つけた。そしてそのアルバムには二人の赤ちゃんと父、それから見たことない女の人(母)の姿が。
しかも「俺くん、〇〇ちゃん(その子の名前)、大きくなってね」みたいなことが書かれたメモと一緒に。お腹の中にいる時の写真もあった。




信じられなかった。

でも、信じるしかなかった。

俺とその子は家族だったんだ。

24: 19:27:34.702 ID:L6pkOs/r0

父にもちゃんと確認したけど、それは事実のままだった。元母の旧姓はその子の苗字だった。
それから二人とも別の時期に転校して同じ地域に来たのにもちゃんとした理由があった。
父と元母は中学からの同級生(中学の時に元母が転校してきた)で、元母はその子が小三の時にあることで職を失い、その子を連れて実家に帰ってきた。そして俺が小５の時に父方の祖母が死去、祖父の介護をするために父と俺も実家に帰ることになった。
そして父と元母は中学からの同級生、だから実家は同じ校区内にある。と。

25: 19:27:49.887 ID:L6pkOs/r0

以上です。

26: 19:37:02.321 ID:srpi0AhSM

事実は小説より奇なり珍なり摩訶不思議なり

運命か宿命か

29: 20:34:14.401 ID:j0XQZau20

長い