バイト先の弁当屋が夜逃げしてびっくり。夫婦ですごい優しい笑顔を浮かべる人だったのに
11: 名無しさん@おーぷん 20/02/28(金)19:41:23 ID:Q9u
仕事の電話が来たので離席する・・・・・あああだりぃ・・・・
12: 名無しさん@おーぷん 20/02/28(金)19:44:06 ID:U0q
モデルのスカウトされて行ってみたら違うこと無理矢理
みたいな流れだな
15: 名無しさん@おーぷん 20/02/28(金)21:46:45 ID:Q9u
カウンターで割り箸がどことか袋がどことか醤油はどことか
そういう細々としたことを初日に教えられる
袋はここのを使ってねとか
ハンガーラックにサイズ違いの袋があって
番号が2から振ってあり
買われる弁当箱の個数と同じ番号の袋を使えば丁度いいよ、は
今でも覚えているナイスアイディアだった
ただ、初日
朝10時からの面接と言うなの初店当番を果たして
そこからお昼近くになるまでに思った
(きゃ、客が来ねえ・・・・・)
16: 名無しさん@おーぷん 20/02/28(金)21:48:19 ID:U0q
ほうほう^_^
17: 名無しさん@おーぷん 20/02/28(金)21:50:31 ID:Q9u
たしか俺が昼ごはんとしてまかないの唐揚げ弁当をもらって
それを完食し終えたところで店のベルが鳴らされる
対応に向かうと、ボロボロの作業着を着た近くの工場系の人がいた
その人は無口と指差しと小銭を投げるように渡す
イラッとするとすかさずオバさんが割るように入ってきて
横で「あーい、あいあいあー、いあいああ、いあ!」と言う
『あ』と『い』だけの
圧縮言語的コミュニケーションをその工場の人にしながら、
お会計を済ます
初日にして「 あ、無理 」と思わず思った
接客業の闇は深い
18: 名無しさん@おーぷん 20/02/28(金)21:54:42 ID:Q9u
その後、まちまちと、車が停まったりバイクが停まったり
そこから降りてくる作業着を来たオッサンや兄さんたちに
ガタガタ言われながら弁当箱を渡し、お金をもらう、レシート渡す
どこからか現れたおばちゃん集団たちに弁当を幾つか販売
まとまって買う訳じゃないし、オバさんがどんどんおまけをつける
夏休みでもクラブか部活動かな小中学生が店先のセール弁当を1つ購入
あと店で売っている缶のカルピスを同時に購入
以上、19時までに訪れた15人前後が初日店に訪れた客だった
「どう考えても、少ねえ」
19: 名無しさん@おーぷん 20/02/28(金)21:58:15 ID:Q9u
人間は不思議なもので「少ねえ」と察した途端に
店がボロボロに思えてくる
エクスタシーが覚め「本当に給料貰えるのか?」と不安になる
店の所々が汚く思えてくる
よく見たら白い弁当箱が若干黄色く変色している
よくよく考えたら後ろの厨房に居るオジサンはテレビしか見てない
火を使ったりしてジュージューやジャージャー
料理を作っている音を立てていたのは来た時の朝と昼前ぐらい
あとはどんどん作る置きの食材がセール弁当に変身していく
どんどん作り置きのセール弁当が取り下げられて
後ろの事務所に積み上げられていく