私の祖母は亡くなるまで母をイビリ抜いた鬼ババア。この祖母より酷いババアがいるはずがないという気持ちでマリッジブルー?になった夫を心配した義母からの同居要請に応じた結果…
255: 127 2007/05/22(火) 19:03:59
では。
18年前、結婚式直前に夫が鬱状態に(マリッジブルー?)
近距離だけど息子ちゃんがそんな状態じゃあ不安でしょう?と、
賃貸契約寸前だったアパートを取りやめて最初から同居。
何故同居に反対しなかったかと言うと、
呼吸器不全で死ぬまで、
母をいびり抜いた私の祖母を見てきたからです。
あんな鬼ババアより酷いババアが居るはずがないと、
思いこんでたから。
甘かった。居たよ、すげーの。
朝昼晩の食事の支度と後片付けは当然私。
ウトメ・コトメの分まで掃除洗濯当たり前、
学生だったコトメのタクシー代わりに使われ、
孫はトメのおもちゃ&アクセサリー。
今更書くのもなーってくらい家庭版じゃあ既出なお約束嫁いびりを
結婚当初から展開されてました。
ウトメ・コトメ・夫・私・息子(当時幼児)の5人、
狭い4DKで私ら親子に宛われた部屋は夫が使ってた6畳の和室。
押入にはトメ・コトメの荷物がぎっしりで、
布団を仕舞う場所もベビーダンスを置くスペースも無かった。
嫁入り道具の箪笥は一度も使われることなく私実家の物置へ。
クリアケースに衣服収納、その上に布団を敷き夫はそこで寝起きし、
私と息子は畳の上に敷いた一つ布団に固まって寝てた。
留守中に部屋侵入はデフォで、
片づけてない、だらしがないとトメコトメのステレオ。
押入の荷物をなんとかしてくれれば片づくと頼めば、
嫁子のを減らせばいいと言われ
数枚しか無い私の服を全て捨てられた。
256: 127 2007/05/22(火) 19:05:29
コトメはトメと双子脳。
ウトと夫はトメに一言も言い返せないへたれで、
夫に愚痴を言っても
「悪いな、俺がこんな風だから」と鬱を盾に、我慢を強いた。
ウトも夫も私がトメのサンドバッグになってれば
家庭内は上手くいくと思ってた。
私も母を見てきたからか、
私ひとりが我慢すればいいんだと洗脳されてた。
ある日
「嫁子さん、地元でも友達作らなきゃね。孫ちゃんの為にも」
とトメ友のところの嫁を紹介された。
正直友達にしたくないタイプだったし、
高額矯正下着のマルチもやってて、
買えと煩く言われたのできっぱり断ったら、
「断るなんて生意気だ!私の顔が潰れた!
あんたなんか友達もいないクセに!」
とトメが激高。
「友達ならたくさんいますよ。
夫くんより長い付き合いで、なんでも話せる大事な子です」
「どうせ息子ちゃんや私の悪口しか言わないんでしょう!
ろくでなしのアバズレばっかり!
そんな連中としか付き合ってないから
あんたもqあwせdrftgyふじこ!!!」
トメ脳内で思いつく限りの罵詈雑言を浴びせられた。
ろくでなし云々は勿論事実無根なので、
無視して家事をこなしてたんだけど、
風呂を洗いに行けば脱衣所でぎゃーぎゃー。
洗濯物を畳んでる横で仁王立ちでぎゃーぎゃー。
トイレにまで着いてきて扉をがちゃがちゃ、
まだ話は終わってない、出てこい!と喚く喚く。
ここで遅まきながらようやく私も切れた。
257: 127 2007/05/22(火) 19:06:40
家庭内の事だからと今まで我慢を重ねてきたけど、
なんで友達のことまで悪く言われて
干渉されなきゃならんのだと。
「少なくともお前の息子よりは友達いるわ!!ほっとけババア!」
トイレの芳香剤を床に叩きつけて反撃した。
盛大にふぁびょったトメを残して息子を抱え部屋に戻ったら
やりとりを聞いていただけの夫が追いかけてきて、
「お前言い過ぎだろ」
だってよ。
「はぁ?私がどんな事言われて、私の友達まで悪く言われて、
あんたなーんにもしないで
ぼけーっとしてただけで止めもしなかったのに、
なんにも聞こえてなかった訳?あれも聞こえないの?」
階下からはトメが
「基地外嫁子ーー!!」って絶叫する声。夫無言で俯いた。
結局この時は夫が、嫁子が謝ってる、と嘘を吐いてトメを宥めた。
翌日からトメと話を聞いたコトメのいびりは激化したが、
それ以後も夫は私を庇ってくれずにまた我慢の日々。
そんな生活が6年続いた。
絶縁に至った経緯は私の兄の葬儀での事。
交通事故で亡くなった兄の葬儀は、
トメ実家との温泉旅行の日だった。
普通なら旅行自体を取りやめる配慮なりするだろうに、
大トメもトメ姉妹も楽しみにしてたらしく、
「嫁子さんが出れば大丈夫でしょ。
妹なんだし、私達は赤の他人だし。
旅行キャンセルなんて勿体ないし」
ってトメとコトメが言った。
私達家族だけ出ればいいやと思ったが、
なんと夫も旅行カバン持って玄関を出ようとする。
258: 127 2007/05/22(火) 19:07:39
「あんたも行くの?なんで?」
「え?なんで?だってお前が出るんだろ?」
だってさ。もーがっくりきた。全身から力が抜けたよ。
悔しいやら悲しいやら兄に申し訳ないやらで、
涙止まらなかったよ。
結局私と息子で私実家に出向き、通夜・葬儀に参列。
夫が来てなかったのを訊ねられ、
トメさんの家族と旅行に行ったと話して号泣。
奴隷みたいな扱いをされていたのを知ってた母が、
もうあんな非常識な家には帰らなくていい、婆ちゃんより酷い。
辛い思いさせるために嫁に出した訳じゃない、
孫ちゃんと二人で帰ってきなさいと言ってくれ、
私も離婚を覚悟して葬儀の後そのまま実家へ息子と帰った。
義家には私の荷物なんて殆ど無かったし、
息子の物も服と数冊の絵本しか無かったから、
未練なんてこれっぽっちも無かった。
その後、私へのいびりを散々見てきた夫がごねた為、
離婚前提で父の知り合いの弁護士さんに入って貰うことに。
トメは
「離婚するならすればいい。
あんたなんか最初から大嫌いだった。
あんたが生んだ孫だってちっとも懐かないから可愛くない。
言葉も遅いし智恵遅れだ」
と弁護士さんの前でDQN発言の数々をしてくれたおかげで、
親権も私が取り、
慰謝料は要らないから養育費だけはきっちり払う事と、
あっけないほどあっさり話がまとまった。
ところが夫が、どうしても離婚は嫌だ、
親と別居する、俺の親とは会わなくていい、
嫁子と息子と離れるなんて絶対に嫌だと、
実家の玄関先で号泣ながら土下座。
情けなくて頼りにならない夫だけど、
背の高い人が小さく蹲って泣いてる姿を見たら私まで泣けてきて。
あのトメに育てられたから
萎縮しちゃってこんな風になったんだと思っちゃって。
ええ、ええ、バカですとも。
まんまとほだされてしまいました。
262: 名無しさん@HOME 2007/05/22(火) 19:13:11
>>255
ひっどい話だねぇ。
これはかなりなDQ返ししませんと。
265: 127 2007/05/22(火) 19:15:31
連投に引っかかってしまったので餃子焼いてました。
トメとコトメにされたこと、どんなに辛かったか、
風邪を引いて高熱があっても病院にさえ行かせて貰えなくて、
寝込んでるのに怠けてると罵られ、
色気づいてると言われ美容院にも行かせて貰えず、
私は奴隷なのかと、人権はないんですかと切々と訴え、
済まなかったと涙ながらに詫びられた。
結局夫とは再構築することになり、義実家とは絶縁。
私と息子に義実家家族との関わりを一切持たせないこと。
冠婚葬祭はもとより
年賀状その他のやりとりも一切しないと約束させ、
もし破ったら即離婚と、
離婚条件(再構築後なので慰謝料云々含)
を念書にし、離婚届に捺印させました。
実家傍にマンションを借り、
実家の物置で眠っていた箪笥もようやく日の目を見る事に。
義実家は私や息子にはまったく関心が無いらしく、
気持ち悪いくらい音沙汰無しでした。
年に一度、夫は顔を出していたようですが、
私の前では義実家の事は一言も話さなかった。
絶縁9年目の今年、
1月中頃、夫が絶縁以来初めてトメの話を。
糖尿から心筋梗塞を起こして正月に倒れたと。
足の指が腐って入院中と。
年明け早々から帰宅が遅いと思ったら
ちょくちょく見舞いに行ってたらしい。
「痩せちゃって、自由に身動きできなくてさ……。
母さんも弱って丸くなったよ。
お前にしてきた色々も謝りたいって」
フーン。改心するようなトメじゃないでしょ。と思いつつも、
ちょっとでいいから顔出してやって欲しいと頼まれ、
夫に免じて見舞いに行った。
267: 127 2007/05/22(火) 19:16:59
病室には遊びに来たコトメとちっとも弱ってないトメがいた。
私の顔を見た途端、すごいよそいき声で嫌味炸裂。
「あ~ら~嫁子さん。
まぁまったくどの面下げて来たのかしらね~え~?
フフ、よっぽど息子ちゃんに叱られたのねぇえ~?
あらあら~お見舞いなのに手ぶら~?
おやつの時間なのにホント気が利かないわ~」
全然変わってねぇよ。確かにちょっとは痩せたようだが太ってるよ。
太ってるから動けねえんだよ。
口だけは必要以上に動いてたが。
叱られるってなんですか。
お前の息子に涙ながらに頼まれたんだよ!
糖尿患者に食い物の差し入れなんて非常識な真似、出来るかー!
能面みたいな顔で半目になったら、
それまでにやにや笑って
見下した視線を送ってきてたコトメが私の表情に気付いて、
「おかあさん、この女ちっとも反省してないわ。謝る気、0だし」
って吐き捨てやがった。反省ってなんの反省?バカジャネーノ
「どうせ嫁子さんは私が早く氏ねばいいと思ってるのよ」
「そうですね。元気そうなんで来て損しました」
言い捨ててさっさと帰ろうとしたら背中になんか当たった。
トメ、点滴自分で引っこ抜いて、
点滴の袋吊り下げるカラカラ引きずるヤツ
私にぶん投げた。
「お前が氏ね!」
とコトメも顔真っ赤で掴みかかろうとしてきたが、
看護士さんが飛んできたので知らん顔して帰った。
コトメからすぐ連絡が行ったようで、
仕事早退して夫が帰ってきた。
病人に酷いこと言うなんて!って喚いてたけど、
絶縁してる私がわざわざ見舞いに
行ってやっただけでも有り難いと思えと言ったら黙った。
どうやら絶縁を解消して弱ったトメの介護をさせろと、
トメ親族からつつかれたらしい。
私は知らん、コトメにやらせろと夫に言ったら
「可愛いコトメちゃんに下の世話なんてやらせられないわー」
とトメがほざいたそうな。