私が中3の頃にバスで毎日隣の席に座ってきた障者の男の子の話する
22: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 07:23:49.68 ID:9nuPyzhm0
彼は私の想像をいつも超えてくるやばい奴だった。
ここで彼が気まぐれに席を選んでたまたま横が私だった説は完全に消滅した。
彼はなぜ私の隣にそこまでこだわるのか。
私は彼がマジで怖くなってきていた。
しかし私の住んでいる地域は田舎すぎてバスの本数が少なく、このあとの便だと遅刻するし、このまえの便だと早すぎるということで便を変えることはできず、仕方なく私はこのバスに乗るしかなかった。
23: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 07:27:52.51 ID:9nuPyzhm0
スタンディング事件のあとも2人席の空席に荷物を置いてみる作戦等を試みるもやはり彼はスタンディングをかましてくるので寧ろ私がマナーがなっていないせいで彼が迷惑してこまっている図が出来上がってしまい、無意味だった。
どんなことをしても彼には勝てないということを悟った私は彼に対抗するのは諦めて彼を受け入れようと生意気なことを考えはじめるようになっていた。
24: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 07:33:53.06 ID:9nuPyzhm0
私は一番最初に座っていたお気に入りの席に毎日座るようになり、当然のように毎回彼はその横に座ってきた。
25: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 07:35:00.50 ID:9nuPyzhm0
バスに乗る時間が嫌すぎて乗車中は寝たり、窓から景色を見ることで気を紛らわせていた。
26: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 07:36:35.94 ID:9nuPyzhm0
母に相談したら母は車で送迎してあげようかと言ってくれたが、そうすると、母は会社に出勤する時刻を変更したりなんやかんやで給料が減ってしまうと聞き、結局はそのまま私は彼と一緒に通学をしていた。
28: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 07:39:07.76 ID:UaQojSh/0
そんで?
29: 名も無き被検体774号+@\(^o^)/ 2014/10/29(水) 07:39:58.68 ID:9nuPyzhm0
しかし慣れというのは怖いもので2ヶ月もたつと私は彼に対して不快感を抱かなくなった。私の横に彼が座るのは当たり前で彼はいつも私よりも先に降りるのだけどバスの車内以外でどうこうということは全くなく、それが自然でそれが私にとって当たり前の日常になっていた。
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