隣人のオッサンから夕張メロンを貰った。一人で食べきれないので、仲の良かった女性に一緒に食べようと誘ったら...
799: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/06(水) 14:05:08.45
嫁は大学の同期で、友人グループの中のひとりだった。
嫁はモデルみたいにスラッとした美人で、
大学当時は同じ友人グループのAと付き合っていた。
嫁は自由人というかマイペースというか、「好感のある好かれるワガママ娘」って感じ。
誰にでも好かれる性格で明るくて話やすい。
香里奈をキレイ系じゃなくて、もうちょっとかわいくした感じ。
799: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/06(水) 14:05:08.45
大学を卒業し、就職するとともに嫁とAは別れて、
友人グループも地方に行く奴がいたりと散り散りになったけど、
それでも近い連中だけで遊ぶことはよくあった。
ちなみにAは地方に行ったので滅多に会わなくなった。
ある日友人グループのみんなでお祭りに出かけて、ちょっと遠い奴は終電を逃してしまった。
その日は、まだ電車が残っている程度には近所に住んでいた俺の家にみんな泊まった。
もちろんこの時嫁もうちに泊まった。
まぁ当然、みんないるので何かが起きるわけでもなかった。
翌日仕事もあるし、翌朝始発が出る頃みんな帰っていった。
800: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/06(水) 14:06:25.02
俺はその日休みだったので昼まで寝てた。
起きて部屋を片付けていると、「ピンポン」とインターホンが鳴った。
訪ねてきたのは、俺がここに引っ越してきたときに不在で挨拶が出来なかった隣人だった。
もう30後半になろうかというおっさんで、ドアを開けるとこう言った。
隣人「実家からメロンが送られてきたんだ。夕張メロン、4玉もだよ!
ひとりじゃこんなに食べられないし、貰ってくれない?」
高価なものだし遠慮しようかと思ったけど、
どうせ腐らせてしまうよりは食べて欲しいと言われ受け取った。
しかし、1玉をひとりで、というのも十分多い。
困った俺はどうしようかと、丁度メールでやり取りをしていた嫁に顛末を話した。
嫁「え、ずるい、私もメロン食べたい。」
俺「こっち来てくれるなら好きなだけ食べていいよ」
嫁「好きなだけ!?本当に!?じゃあ今夜行く!」
俺「いや、お前反対側じゃん」
そう、位置関係的には、
嫁自宅 ― 嫁職場 ー 俺自宅
というようにお互いの家は嫁職場を挟んで反対側。
嫁自宅から俺自宅までは1時間半くらいかかる。
嫁職場からも俺自宅は1時間はかかる位置だった。でも、
嫁「メロンのためなら行く」
俺「ていうか昨日も来て今日も来るんかい」
嫁「メロンメロンメロン」
と嫁が本気だったので来てもらうことにした。
で、来て早々にメロンを切り分けて食べることに。
嫁「あぁ〜幸せ〜」
とメロンを頬張る嫁にドキッとしながら、
俺「そんなにメロン好きだったの?」
と訊くと
嫁「好きだよ。それに一玉好きに食べていいなんて滅多にない贅沢じゃん!」
とご満悦。そして
嫁「今から自宅帰るの面倒だな……泊めてくれない……?会社に着替えあるし」
俺「いや、お前ひとりでうちに泊まるのはまずいだろ」
嫁「なんで?俺はわたしに何かするつもりなの?」
俺「ワカリマシタナニモシマセン」
嫁「よろしい」
801: 796-797 2016/01/06(水) 14:11:00.66
ごめん、書き溜め吹っ飛んだ。
仕事終わってから書き溜め直すからちょっとまって
802: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/06(水) 15:47:16.09
嫁のアレのメロン話待ってるで
803: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/01/06(水) 16:08:27.15
メロン級支援
809: 796 2016/01/06(水) 19:11:58.50
続き
そういうわけで、嫁はまたまたうちに泊まることになった。
正直悶々としたけど、Aの元カノでもあるし、手は出さなかった。
ところが、この嫁の連泊は、これで終わりとはならないのである。
原因は洗濯物だった。
前の晩、お祭りのとき着ていた服やら肌着をいい加減洗濯したいと言い出した嫁。
洗濯機を貸して洗濯させてやったものの、朝になってまだ乾いていなかったのである。
生乾きで持って帰ると臭くなるし、そのうち取りに来るから置いておいてと言われ、
嫁「クンカクンカとかしたら、もう一玉メロン買ってもらうから」
と部屋に干してある洗濯物をそのままに嫁は出勤、俺も出勤となってしまった。
さて、その日の夜。自宅の最寄り駅から自宅までの道を歩いていた。
ふと道沿いにあるファミレスの窓を見ると、
窓際の席でニッコニコしてこちらを手招きしている嫁がいた。
まじで「へぁ!?」みたいな声が出た。
嫁「やぁ俺くん。お仕事お疲れ様だねぇ」
俺「もう着替え取りにきたのか。」
嫁「だって俺が家に帰ったらクンカクンカするでしょう」
俺「したとしても、香るのは俺の使ってる洗剤だけどな」
嫁「わたしのエキスが染みこんでるんだからだめだよ……その、肌着もあるし」
俺(この娘なに今更恥じらってるの!萌える!)
嫁が言うには、俺の家からの出勤が相当快適だったらしい。
というのも、俺自宅から嫁職場は「下り線」
嫁自宅から嫁職場は「上り線」なので、電車が比較的空いていたため、
朝の通勤ラッシュ帯の電車がそうとう楽だったらしい。
「こっちのほうが快適」と判断した嫁が、
「どうせ着替えを俺家まで取りにいくならもう一泊させてもらおう」
「ついでに会社に置いておく着替え増やしておこう」
という考えに至り数泊できるお泊りセットを持って泊まりにきたということだった。
着替えがあることで外泊の抵抗がなくなり、一人暮らしの寂しさもあった嫁は
そのままズルズルと、なんと1週間も家に泊まりこんで俺の家から出勤していった。
(嫁が食材を買ってきたので負担にはならなかった)
これなんて同棲?と思いながら、俺も嫌じゃなくってついつい許してしまっていた。
だが1週間近く経ち、翌日が祝日という晩に事態は動き出した。