1: 名無し 2023/10/12(木) 09:51:36.37 ID:rn1nFJdT9
海外のゲーム業界で、ネガティブなニュースが止まらない。2023年に入ってから、数々の有名スタジオが大規模な人員削減を行っており、ゲーマーたちに衝撃を与えている。コロナ禍のバブル的な好景気にも、ついに終わりの時が来たのかもしれない…。
有名ゲーム会社で相次ぐレイオフ
10月4日、海外メディアの「Kotaku」は「Naughty Dog」が25名の契約社員を早期解雇したことを報道。同社はソニー・インタラクティブエンタテインメントの子会社であり、『The Last of Us』や『アンチャーテッド』といった人気シリーズを手掛けた人気スタジオとして知られている。
なお人員削減の影響により、開発中だった「The Last of Us」のマルチプレイヤー版スピンオフはプロジェクトが保留状態となっているという。
「Naughty Dog」をめぐるこの報道は大きな波紋を呼んでいるが、海外のゲーム会社では他にもレイオフが相次いでいる。
たとえば今年初め頃には、『Halo』シリーズの開発で知られる『343 Industries』で、95名以上のスタッフが解雇されたことが報じられていた。
また9月末には『フォートナイト』が世界的に大ヒットしている『Epic Games』が、スタッフ全体の約16%にあたる830人を解雇したことを発表。同作は現在クリエイター向けのメタバース事業に舵を切り、収益を得ているが、利益率が十分ではないという現状があるそう。財政難を乗り越えるために、人員削減に踏み切ったという。
同月には、『オーバーウォッチ』や『ディアブロ』の開発会社である『Blizzard Entertainment』の元スタッフが、ビジネス向けSNS「LinkedIn」にて告発を行ったことが話題に。その人物は同社で18年半にわたって働いてきたが、突如“事前の告知なし”にリストラを言い渡されたという。また、この告発では人気ゲーム『ハースストーン』の開発チームが再編されることも暴露されていた。
巣ごもりバブルの崩壊で揺れるゲーム会社
さかのぼること2023年3月には、『Apex Legends』の運営元である『エレクトロニック・アーツ』(EA)もリストラ計画を公表していた。全スタッフの6%にあたる約800人をレイオフした上で、オフィススペースも縮小している。
このほか、4月にはAmazonがビデオゲーム部門で従業員100人のレイオフを実施。加えて昨年は「アマゾンゲームスタジオ」の副社長だったマイク・フラジーニが退任するなど、人材の流出も止まらない状況だ。
「ゲーム業界はここ数年、新型コロナウイルスまん延をきっかけとした巣ごもり需要で業績を伸ばしてきました。なかでも『フォートナイト』や『Apex Legends』のように、1つの作品で新たなコンテンツを継続的に提供し続ける『ライブサービス』は成長株の筆頭でした。
しかし最近ではコロナ禍の情勢が変わり、巣ごもり需要が見込めなくなってきているのが実情。さらにバブルに乗じてゲーム開発が盛んに行われたことで、供給過多になっている側面もあります。資金難に苦しむ会社は、ますます増えていくのではないでしょうか」(ゲーム誌ライター)
レイオフの報道があったのは、いずれも世界中で大ヒットしたタイトルを手掛けた有名ゲーム会社ばかり。小規模なスタジオは、より深刻な状態に陥っている可能性が高い。バブル崩壊にゲーム業界がどのように立ち向かっていくのか、注目したい。
https://nintendosoku.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/38fa085ede079595f9530bf7f98425e8.jpg『フォトナ』『Apex』のゲーム会社が次々人員削減…コロナ禍のゲームバブルに崩壊の兆し - まいじつエンタ
『フォートナイト』や『Apex』など、有名ゲームの開発元で人員削減が相次いでいる。コロナ禍のバブルは終わりが近いのかもしれない。
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