ベルトルト「もしかして、君……ライナー?」金髪美少女「おう」 (20)(完)
1:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/08/20(日) 00:26:07.11:upWNkhhLO (1/20)
(朝)
ライナー「……嘘だろ」
ライナー「……」モミモミ
ライナー「デカイ、104期女子たちの中でも群を抜いてデカい」
ライナー「体も縮んでいる」
ライナー「……股間が……俺の相棒が……」
ベルトルト「むにゃむにゃ…」
ライナー(ここにいてはまずい……とりあえず、浴場の脱衣所で着替えるか)
ベルトルト「う、うーん……ん?女?」
2:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/08/20(日) 00:29:08.00:upWNkhhLO (2/20)
(食堂)
ジャン「……」
マルコ「……」
ジャン「背はミカサと同じくらい、ベリーショートの金髪に、抜けるような白い肌……」
マルコ「豊満な胸に、キュッと引き締まった尻、すらりと筋肉のついた手足……」
ジャン「お、おい……あんなやつ、104期にいたか?」
マルコ「いたらこんなに注目してないよ」
エレン「ていうか……俺、あいつどっかで見た事あるような気がするんだけど……」
コニー「あれ、そういえばライナー今日遅いな!」
ジャン「珍しいな。いつも早起きなのに」
マルコ「……あの少女、ベルトルトの隣に座ったよ」
エレン「……まさか」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/08/20(日) 00:30:36.15:upWNkhhLO (3/20)
ライナー「いただきます」ムシャムシャ
ベルトルト(ライナーの服着てる……)
ライナー「おい、食べないのか?」
ベルトルト「……あの、もし違っても……僕を、頭のおかしい人間だとは思わないでくれよ」
ライナー「?」
ベルトルト「もしかして、君……ライナー?」
ライナー「おう」
ベルトルト「…………え?」
シーン…
ジャン「嘘だぁぁぁーーーっっ!!あの金髪美少女がライナー!?」
マルコ「ジャンが食堂にいる全員の心中を代弁した!」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/08/20(日) 00:31:57.50:upWNkhhLO (4/20)
(教官室)
ライナー「原因は分かりません」
キース「……そうか」ハアハア
ベルトルト(教官、さっきからライナーの胸しか見てない)
キース「しかし、朝起きていきなり女になってました、と言われてもな……そうだ、ブラウン訓練兵……貴様、昨日は何をしていた?」ハアハア
ライナー「何を、と言いますと?」
キース「変わったことがなかったかと聞いている」ハアハア
ライナー「いえ、特には」
キース「手がかりなし、か」ハアハア
ベルトルト(いつまで胸見てるんだよ!)
5:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/08/20(日) 00:34:08.96:upWNkhhLO (5/20)
キース(今のブラウン訓練兵はサイズの合わないズボンのベルトをキツく締めてどうにか履いている……が、そのせいでかえって形の良い尻や太ももが強調されている。布を巻いておさえた胸はそれでも大きく、ボタンが閉まらないせいで谷間はしっかり見えている。おまけに靴が合わない、という理由で裸足。見るな、という方が無理のある話だ)ハアハア
キース「し、しかしだな……訓練に支障がないなら構わんが……その、男子寮の部屋で寝起きするわけにもいくまい」ハアハア
ライナー「いえ、普段使っている部屋の隣が空いているので、掃除して使おうかと」
キース「そ、そうだな……そのように、手配しよう」ハアハア
ライナー「感謝します、教官」プルン
キース(おお!立ち上がっただけでぷるんっと胸が揺れた!)ハアハアハアハア
ベルトルト「失礼しました!」ガシッ
ライナー「痛っ、ベルトルト引っ張るな!」プルン
ガチャッバタン
キース「……」シコシコ
6:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/08/20(日) 00:36:10.13:upWNkhhLO (6/20)
ベルトルト「いいかいライナー、今の君はあれだ。狼の群れの中にぽーんと放り出された子羊みたいなものだ」
ライナー「……嫌な例えだな」
ベルトルト「だから、気をつけろって意味だよ!あのキース教官が少女の胸を凝視するなんて一生見れないと思ってのに!」
ライナー「そんなに見てたか?」
ベルトルト「見てたよ!ものすっごく谷間に集中してた!今の君は最高の女の子なんだから警戒を強めてよ!」
ライナー「わ、分かった」
エレン「まるでカップルだ……」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします:2023/08/20(日) 00:38:12.40:upWNkhhLO (7/20)
ベルトルト「ねえ、エレンもそう思うでしょ?」
エレン「あ、ああ」ビクッ
ベルトルト「……ねえ、エレン……何でライナーの太ももばっかり見てるの?」
エレン「い、いや……その、ムチムチしてて、触り心地よさそうだな、って……」
ミカサ「エレン、揉むなら私のにするべき」
エレン「ミカサのはなんかちげーんだよなあ……筋肉ついてて硬いというか、肉で言うと肩ロースあたりみたいな」
アルミン「エレェェェン!焼き肉に例えるのやめて!ミカサだってちゃんと女の子なんだから!あと、昨日まで男だった友達によくそんな事言えるよね!ライナーだって戸惑ってるんだから気を遣いなよ!」
ミカサ「……肩ロース」ズーン