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誰もいない病室からナースコールが…夜中に患者さんがトイレに入ってなかなか出てこないから様子を見に行くと…霊安室のご遺体が時々寝返りを…病院の怖い話と怖くない話10


283: 病院の名無しさん 2019/08/14(水) 19:27:18.61 ID:u3f1DL3P0

病院の怖い話と怖くない話 70.後ろ髪
看護師さん(女性ね)は髪を後ろで束ねている場合が多い。
これは髪が邪魔になったり抜け毛が落ちたりしてはいけないという当然の配慮。
ベテランになるとお団子にしたりばっさりショートにしたりするんだけど、もうひとつ理由があるらしい。
時々後ろ髪を掴まれることがあるんだって。誰もいない場所で。
「私霊能者でもなんでもないんだけど」が彼女の口癖なんだけど、びっくりして振り返ったら一瞬髪の毛にしがみついている赤ちゃんがちらっと見えたんだって。彼女は堕胎した事なんてないのに。

病院の怖い話と怖くない話 71.骨折
社会人野球の選手が骨折で入院してきた。なんでもスチールした時に足が変な形に曲がったって。
鉄骨入れるほどの重症ではないので処置してギブスで固めてあとはひたすら安静にしてもらうだけ。
ただ先生が
「あれ20代の骨じゃないよ」「よっぽど食生活が偏ってるか、若いころに薬でもやってたのかな」
ここまでが前振り。
同室の患者がうるさい、という苦情で行ってみるとそれが件の骨折さん。
見ると、ギブスにひびが入っている。
「何やったんですか!」
何もしていない、ただ、激痛が走る。って。
ギブスを外して検査し直したり何やかやして病室に戻ったんだけど、しばらくして見回りに行ったらまたうめき声を上げててギブスが割れてる。
そういうのが何度かあって、ある時同室の患者さんがたまたま外に出ていた時にぽつぽつと話し始めた。

自分は中学の時荒れていて、仲間数人で、ちょっと可愛くておとなしい女子を回したことがあって
おいおい、幽霊話よりも怖いじゃねーか
でも少年院から出て、心を入れ替えて今の工場に就職して、野球やってたから野球チームに入って
良い話に持ってこうとすんじゃねえよ!その子の気持ち本気で考えたことあるんか?

結局ギブス割れ症状は続き、いつまでも入院していても費用がかさむばかりなんで自宅療養で退院してもらった。
「あいつの顔見るの嫌だったからせいせいした」
「後の事は知らない」




301: 本当にあった怖い名無し[sage] 2019/08/14(水) 22:13:21.31 ID:AN37aYcx0

掛かり付けの病院の看護師さん(俺主観で一番美人w)が最近ポニーテールからショートヘアになってたから、まさか…と思った。




302: 本当にあった怖い名無し[sage] 2019/08/14(水) 22:19:31.53 ID:Bh6tfKDq0

>>301

失恋したんだな





284: 病院の名無しさん 2019/08/14(水) 19:28:31.39 ID:u3f1DL3P0

病院の怖い話と怖くない話 72.イケメン患者
たまには笑い話もひとつ。
若くて高身長でイケメンの患者さんが胆石手術で入院してきたのね。
女性看護師の間でちょっと盛り上がって、「誰が担当するんだろね」的な話がなされていたそうだ。
で、担当になったのは40代の地味なベテラン看護師さん。
「なんでだよー、ぶーぶー」という心の声が(オカルトではなく)聞こえてきたそうだ。

で、ある同僚が恐るべき行動をとったの。
病院のサーバーにハッキングしてイケメン君の病室を個室に移したのね。
そして何食わぬ顔で勝手に指揮を執って本当に本体も個室に移したの。
大きい病院だと「そういう指示を受けました」って言っていれば結構スルーになるし、PCに疎い上の人は画面で確認してそうなっていれば「ああそう」で済む。
そして次の晩からその個室で甘いいやらしい声にも聞こえる幽霊の声が退院までしばらく聞こえたんだって。

病院の怖い話と怖くない話 73.朝の幽霊
「幽霊って夜だけ出るわけじゃない」「昼間は人が多いから目立たないだけ」
と、"自称、霊能者ではない"彼女が言う。

日勤の時はバス停と病院の間にある古い喫茶店でモーニングを取るのがちょっとした楽しみなんだそうだ。
「おしぼりがちょっと匂うのを除けば、安いしお気に入り」
で、たびたびカウンター席の端におじさんが座ってる。何も食べずに。
店員さんも注文を取りにいかない。
なんとなく気にはなってたんだけど、店の人の家族かな?くらいに思っていた。

ある日、そのおじさんの隣に普通のサラリーマン風の人が座ってモーニングを注文した。
何か起きそうなわくわく感があってそれとなく見ていたら、出てきたコーヒーの湯気をおじさんがふう~って吸うのよね。満面の笑みで。
そしてす~っと姿を消した。
「よっぽどコーヒー好きだったんだね」




285: 病院の名無しさん 2019/08/14(水) 19:29:38.13 ID:u3f1DL3P0

病院の怖い話と怖くない話 74.老人ホーム
細かくは"特養"とか"介護"とか色々区分けはあるらしいけど。
「病院は老人ホームじゃないんだけど」彼女が言う。「たまにはそういう仕事もしなくちゃならない」
「特に老人が足を骨折して入って来た場合、あっという間にボケが進行する」
人間だけじゃなくどんな生物もそうだけど、動けなくなると基本的な生命力が衰退するらしい。

あるじーさん、自身も元医者で息子は外交官。悠々自適の隠居生活だが趣味の登山で滑落して足を骨折、うちに搬送されてきた。
対応は息子嫁がしてたんだけど何となく"関わりたくない"的な雰囲気を横溢させてた。
お見舞いに来たのも彼女の知る限り2回だけ。
洗濯とかも全部業者任せ。
確かにそのじーさん、やたら態度のでかいやな患者で、診療の仕方にダメ出ししたり「こんな薬は知らんぞ!」とか、そりゃあんたの時代には無かったんでしょ。

退院の目途が立って家に電話入れたら留守電。
次の日に高校生の孫が来てじーさんに何か渡して直ぐに帰ろうとした所を捕まえて話を聞いた。
連絡が取れない事を言うと、父は赴任先のイタリア、母も父の世話のために同じくイタリア。
日本に居るのは自分だけ「部活があるので」逃げるように帰って行った。
渡していったものをさりげなく確認すると、保険証とかおくすり手帳とか、あと大量の現金。
いくら金があっても連絡の取れる親族いないと困るんですけど。
退院の日が過ぎてだいぶん経っても連絡は取れない。じーさんは日に日にぼけていく。
こんなぼけ老人から金を取ったら後で、「払った払わない」のトラブルになるのは目に見えているのでお金の事は棚に上げていたんだけど事務長も頭を抱えていた。

ある日突然息子嫁が人を連れて現れ、迷惑かけた事への形式的な謝罪とその人物を紹介された。
名刺を見ると"ケアマネージメント"なんちゃら、民間企業らしい。
「後はこの方にお任せしてありますので」あっという間に帰って行った。
どうやらその会社を通して老人ホームを探していて、目途が立ったらしい。
後は比較的スムーズに事務処理が進み、じーさんはその人物と共に老人ホームに移っていった。
「需要のある所にはビジネスチャンスあるのね。良いスーツ着てたわ」




286: 病院の名無しさん 2019/08/14(水) 19:30:45.32 ID:u3f1DL3P0

病院の怖い話と怖くない話 76.尿道カテーテル
男性患者さん。
「乱暴される女性の恐怖が分かった気がする」

病院の怖い話と怖くない話 77.5億年ボタン
一部のネットで一時はやった質問系ネタ。
目のまえにボタンがあってこれを押すと100万円貰える。ただし、5億年間何もない空間で過ごさないといけない。(餓氏とかは無い)
5億年経過すると現時点に戻り、その間の記憶は全て消えている。ってやつ。
「絶対無理」彼女は言う「5年でも無理、5日なら考えるけど」

交通事故にあった入院患者さん、いわゆる植物状態になってしまって、脳波はあるんだけど意識が戻らない。
数日後ナースコールが鳴って駆け付けると、件の患者さんが目を開いてぼろぼろ泣いている。
「ここは……ここですよね」何を言っとるんじゃ。意識が混濁しているのか?何にせよ意識が戻って良かった。
話を聞くと、衝撃を受けたような気がした後真っ白な空間に放り込まれたそうだ。
彷徨い歩いても何もない。疲れもしないし腹も空かないし眠くもならない。
「アルフォンス(ハガレンね)って、ああいう気分だったんかなあ」「でもあっちにはストーリーがあった分救われるよ」
時間の感覚もおかしくなり気が狂いそうになった頃、突然肩を叩かれてびっくりして振り返ると知らないおっさんがいる。「悪かったなあ」「わしのせいやからわしが代わるわ」
そうして目が覚めたんだって。




287: 病院の名無しさん 2019/08/14(水) 19:31:34.89 ID:u3f1DL3P0

病院の怖い話と怖くない話 78.手抜き工事
女の子が救急車で運ばれて来て、頭部裂傷。
お母さんに聞くと、駐輪場に入れようとしたときマンションの外壁が剥がれ落ちて娘さんの頭を直撃したそうだ。
幸い一命は取り留めたんだけど後遺症が残って半身不随に近い状態になると。
毎日お見舞いに来るお母さんとぽつぽつ話をすると、建設時の手抜き工事に原因があったそう。
ここまでが前振り。

刃物を持った男がバス停で待っていた小学生たちを次々と切りつけ氏者2名重軽傷者10数名という惨劇が起きた。
その小学校は地元では有名な学校で、周辺の立地にちょっとした特徴があってセレブな家庭のご子息が多く通っている、まあブランド学校なのね。わざわざバスで通ってる子もいるらしい。
報道された犯人の名前を聞いて"あれ?"と思った。何か記憶にある気がする。
病院のデータベースで検索すると(本当はこういう用途で使用してはいけない)案の定入院患者の履歴に名前ががあった。
アルコール依存か何かかと思ったが"頭部打撲"、原因は書いてない。
入院時期を見てみると件の女の子の入院時期と被っている期間がある。

それから何とはなしにニュースに注意していたら、氏亡した女の子の名前が分かった。
早速検索すると、(暇なんかい!)ある掲示板が引っかかって、読んでいるとどうも地元では大手の工務店の社長の娘らしい。
「因果応報ってきれいにまとめられる話でもないのよねえ」「氏ぬより半身不随の方が辛い一生になる事もある」
「あ、でもたんまりと賠償金も払わないといけないし娘さんは亡くなるわで社長は踏んだり蹴ったりだわね」ドライな性格だな。




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