【後編】小学校の頃、好きな女の子がいた。とても勝気な性格で負けず嫌い。この子に格好いい姿を見せようとサボり気味だった野球クラブの練習を本気で頑張った結果…
171: usH3wxSS0 ◆veX80jB2Qs 2009/12/11(金) 05:24:29.77 ID:zEEsm5BO0
それから、残りの高校生活をすべて受験に注ぎ込んだ。
高校ではまじめに勉強していたおかげで、国立に合格する事ができた。
一流大学じゃないが自分は満足するレベルの大学だった。
172: usH3wxSS0 ◆veX80jB2Qs 2009/12/11(金) 05:27:30.57 ID:zEEsm5BO0
大学ではとにかくがむしゃらに進んだ。
成績は上位をキープする事だけを目標にした。
この頃はサキとは携帯メールでやり取りをするだけだった。
以前に比べるとやり取り自体はかなり減った。
彼女は服飾のデザインの仕事を始めていた。
173: usH3wxSS0 ◆veX80jB2Qs 2009/12/11(金) 05:29:20.59 ID:zEEsm5BO0
そして、俺は大学を卒業し大手の企業への入社が決まった。
そう、すべての準備が俺の中で整った。
177: usH3wxSS0 ◆veX80jB2Qs 2009/12/11(金) 05:32:56.96 ID:zEEsm5BO0
2008年12月24日
俺は再びサキの元を訪れた。
以前のように2つのプレゼントを用意して。
一つは、コート
もう一つは
指輪。
この日、俺は彼女にプロポーズをした。
178: ローカルルール変更議論中@VIP+ 2009/12/11(金) 05:35:18.58 ID:k39zSorXO
もう涙で目が(´;ω;`)
179: ローカルルール変更議論中@VIP+ 2009/12/11(金) 05:35:37.75 ID:mvHH2WtGO
わあーーっっっ
181: usH3wxSS0 ◆veX80jB2Qs 2009/12/11(金) 05:36:39.62 ID:zEEsm5BO0
「俺と一緒に居て欲しい。ずっと、これからずっと俺の側で笑っていて欲しい。」
そんな、本当に自分の中のこれだけの気持ち。
今まで言えてなかった一番、自分の根幹にあるありったけの気持ちを彼女に。
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