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俺に人生を変える一言を贈ってくれた妻に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えてみた。そんな妻との出会いは中学の時で…


97: 1 ◆P6h9Mo9jzE 2013/01/24(木) 17:35:56.16 ID:t5vj4X590

そして1つの提案をしてくれた。

「俺のうちから通えばいいよ!下宿と思って!
  大学からは遠くないし。かみさんの飯は上手いぞ。
  健太(弟)に小遣いくらいはやるよ。」

長谷さんは父が亡くなった後も本当に良くしてくれました。

さすがに気も引ける、丁重に断りをしようと考えていたが、
弟の卒業と同時に引っ越しの手続きまで手配し、
弟を四年間面倒を見てくれました。




98: 1 ◆P6h9Mo9jzE 2013/01/24(木) 17:37:16.91 ID:t5vj4X590

弟に毎月幾ばくの生活費を仕送りしてしました。

母親の残してくれた積立てで
何とか入学金や授業料を払うことが出来ました。 
弟も弟でバイトを始め、長谷家にお金を入れようとしていたのですが、
長谷さんは受け取らなかったようです。




99: 1 ◆P6h9Mo9jzE 2013/01/24(木) 17:38:36.13 ID:t5vj4X590

弟が大学三年生の時。

勤めていた工場が廃業し無職になった。

バイトを掛け持ちして働いたが正職は中々見つからず、
自分の生活面も困窮しはじめた。数ヶ月仕送りも出来い状態だった。

母が僕に残してくれた積み立てを解約して長谷さんの宅を訪れました。

数ヶ月仕送りが出来なかった謝罪と授業料を預けに行きました。





100: 1 ◆P6h9Mo9jzE 2013/01/24(木) 17:42:48.32 ID:t5vj4X590

数ヶ月滞納した事は大丈夫と言ってくれました。

残りの授業料を預け、弟は無事に大学を卒業する事が出来ました。

この時、咲は大学卒業後公認会計士の資格を取り、
大手企業に就職して俺を物心両面でサポートしてくれていました。

ただこの時フリーターの俺と、
大手企業に勤める咲…胸の奥に劣等感はありました、
ただ咲にその事は言えず、
職探しやその日生きる事で精一杯でした。




101: 名も無き被検体774号+ 2013/01/24(木) 17:46:09.99 ID:+t3u4Di80

涙腺やべえ




102: 1 ◆P6h9Mo9jzE 2013/01/24(木) 17:46:10.90 ID:t5vj4X590

書き溜めはここまでになります。

休憩中に少しずつ貼ました。

色んな所をハショってしまいました…
ちんぷんかんぷんになりそうですが、
全て書いて行くと膨大な記録になってしまいそうなので。

仕事が終わったらまた少しずつ貼り付けていきます。
読んで頂いてありがとうございます。




106: 1 ◆P6h9Mo9jzE 2013/01/24(木) 21:19:00.92 ID:t5vj4X590

話しは6年前に遡る。 

弟が銀行に内定が決まり、咲が会計士試験の一次が通った時の話。 

咲と2人で酒を飲んだ時の事。 

劣等感が爆発してしまい…咲に愚痴ってしまった。
弟は旧帝大出身で大手銀行に内定が決まり、
国立大を出て咲は仕事に勤しみながら、
会計士の道へと邁進していた。

フリーターでうだつの上がらない俺…

愚痴が酷くなり酔い潰れた。




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