1: 2024/09/30(月) 12:55:52.48 ID:GshjgXQt
→CSI300指数、一時6.5%上昇-9営業日続伸
→住宅購入規制緩和や住宅ローンの借り換え容認発表が材料視された
中国本土株は30日、強気相場入りする勢いを見せている。中国政府が打ち出した刺激策により投資家が同国市場に回帰し、9営業日続伸と過去有数の急反発局面が続いている。
中国本土株の指標、CSI300指数は一時6.5%上昇と、2015年以来の大幅高となった。「国慶節」に伴う10月1日からの大型連休を控え、トレーダーが株式購入に殺到した。
同指数は21年の高値から今年9月半ばまで45%余り下落したが、その後、20%強反発し、テクニカルな強気相場となる勢いだ。先週は週間ベースで08年以来の大幅上昇となった。
https://i0.wp.com/www.fx2ch.net/wp-content/uploads/2024/10/1190x-1-1.png30日の中国株式市場では、中国主要3都市における住宅購入規制の緩和に加え、中国人民銀行(中央銀行)が住宅ローンの借り換え容認について発表したことも材料視された。人民銀は24日、利下げや市中銀行の預金準備率引き下げ、国内株式市場への流動性支援を含む広範な景気刺激策を打ち出した。
ここ数年間に中国市場では今回と同程度の急騰が幾度も起きているが、いずれもその後、大きく反落して安値を更新していた。しかし今回については投資家は少なくとも短期的には現在の勢いは持続可能だとみている。熱狂の持続を示す兆候として、上海・深圳両証券取引所の30日の出来高合計は取引開始から30分強で1兆元(約20兆3000億円)を超えた。
サクソ・マーケッツのグローバル市場ストラテジスト、チャル・チャナナ氏は「この回復のペースは、市場がどれほど売られ過ぎだったかを明確に示している」とした上で、「当局による市場支援に関しては、今回はこれまでとは異なることは明らかだ」と述べた。
インベスコ・アセット・マネジメントのストラテジスト、デービッド・チャオ氏は「過去3年間の周期的逆風に最終的に対処し得る完全な政策シフトが示されたと受け止められることから、先週の中国市場に見られたような陶酔的な急騰は、より具体的かつ持続可能なものに変わる可能性があるとみている」と指摘。
「これらの政策シフトがどのように実行されるかや、シフトは十分かどうかについては議論の余地があるかもしれないが、新たな方向性が示されたと私は考える」と述べた。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-30/SKLRCFT0AFB400