中学の頃プールの時間に女子のパンツの匂い嗅ぎに行ったら親友ができた話
102:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:26:21.727ID:E7cr45Hp0
山田死んだな
105:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:27:22.181ID:NAtWayyn0
俺はバカだった。
でも山田はそれ以上にバカだった。
俺が自首した翌日、久々に学校に顔を出した山田は、自分だけ助かるのはフェアじゃないと、学年主任に自首したのだ。(クラス内でメールで俺が真犯人だと回っていたらしい)
俺は再び学年主任に呼ばれ、嘘をついていたことで3発ブン殴られた。
山田は隣ですっきりした顔で俺がブン殴られるのを見て笑っていたから4発ブン殴られた。
俺はそれを見て笑った。
なんだかすごく久しぶりに楽しい気持ちだった。
反省文を数枚提出し、山田も山田で
ゆいとまりなとブスに謝りに行った。
山田はゆいのゴミを見るような目で、なにかに目覚めたと言っていた。
アホや。
109:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:29:11.564ID:fUYgk5Kkd
エピローグはよ
110:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:29:12.425ID:NAtWayyn0
山田はその後親にボコボコにされ、もう今の学校には通いづらいだろうと、転校することが決まった。
遠い親戚のおじさんのうちに居候させてもらって、その近くの中学に通うそうだ。
俺も俺で自宅から学区の違う中学に転校する予定だった。
まあしょうがない。全て俺たちが悪いのだ。
俺たちは親から会うのを禁止されていたが、山田が引っ越すその日までほとんど毎日を遊んで過ごした。
113:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:30:22.256ID:fUYgk5Kkd
へいへいへいへい
115:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:30:39.217ID:NAtWayyn0
10月半ば。晴れ。
山田が引っ越す日。
あらかじめ荷物は送ってあるので、あとは山田自身が行くだけだ。
俺はこの日ばかりは親公認で休みを取り、山田をターミナル駅まで見送りに行った。
俺たちは駅のホームで最後までバカ話をした。
「俺たちってほんとどうしようもねー変態だな」
山田が言う。
「下着盗んで人生崩壊とはね 笑えないよ」
俺は笑っていう。
「なあ…お前ゆいの下着、本当に捨てたのか?」
「捨てたよ。オカズにもしずらくてな」
「そうか 残念だわ」
「お前こりねーなー」
俺たちはバカみたいに笑いあった。
119:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:32:17.474ID:NAtWayyn0
山田が乗る新幹線が来た。
「それじゃ『またな』」
山田が言う。
「おう『またな』」
俺は返す。
そして小包を渡す。
「これ、選別だ。新幹線が発車したら開いてくれ」
「おう、ありがとな。なにこれ?」
「それはお楽しみだ」
発車時刻が迫り、山田は新幹線に乗り込む。
新幹線はすぐに発車した。
俺は小さくなっていく新幹線を見送った。
新幹線が完全に見えなくなったところで俺は山田にメールを打つ。
「そのパンツ、酸っぱくていい匂いがするよな」
この記事を評価して戻る