中学の頃プールの時間に女子のパンツの匂い嗅ぎに行ったら親友ができた話
64:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:08:33.583ID:NAtWayyn0
計画当日はあいにくの曇り空だった。
授業が行われるか心配ではあったが、山田からの連絡によると、授業は当初の予定通り行われるようだった。
学校に到着。さすがに正門からは入れないのでプールに近い裏門の柵を越え中に入る。
目撃されないように身を屈めて進むと、あっという間に更衣室まで到着した。
プールからは残り僅かな水泳の時間を楽しむ同級生の声が聞こえていたが、俺はかまわず更衣室に入り、片っ端から女子の下着を見つけ出し、後でブスと可愛い子のものが混じらないように名前順で、持参したカバンに入れていった。
誤算だったのがこの作業にかかる時間が、想定したよりも長くかかってしまったことだ。
ある程度は覚悟していたことだが、この作業に10分はかかっていた。
そして、俺は作業を早く終わらせることに集中しようとするあまり、気づかなかったんだ。
こちらに向かってくる人の気配に。
66:【B:70 W:91 H:103 (A cup)】 :2015/07/16(木) 00:09:13.791ID:e0RejzZR0
はよ
72:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:10:51.835ID:NAtWayyn0
ドン、ドン、と強く更衣室のドアが叩かれたのは、残す下着もあと3つとなったところだった。
「誰かいるのか?」
学年主任の野太い声が、狭い更衣室に響き渡る。
目撃されていた!?
俺はとっさに残る3つのパンツ(ゆい、とクラスでも3番人気のまりなと、ようわからんブス)をジャージのポケットに突っ込み、カバンを持ち、逃げる準備を固める。
ここで捕まるのは確実にまずい。
俺の中学生活が終わる。
俺は息を潜め、学年主任が諦めるのを待った。
しかし、俺の希望的観測はやはり叶わなかった。
「いないならドアを開けるぞ」
76:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:13:02.919ID:NAtWayyn0
ガチャ、とドアが開けられる直前、俺はとっさの判断で窓を開けて外へ飛び出した。
だが窓の錠にカバンが引っかかる。俺はほんの一瞬、カバンをとろうともがいたが、学年主任の
「おい!!」
という声でカバンを放棄し、塀を乗り越え外へ逃げ出した。
学年主任は追ってこなかった。
家へ逃げ帰った俺は、ことの顛末を山田にメールした。
山田からは「騒ぎにはなっていたけど、顔は見られてないみたいだから大丈夫」と返信が来た。
安心した俺は、ゆいとまりなとブスの下着を自室の机の裏に隠し、翌日も大事をとって欠席した。
81:【B:83 W:105 H:112 (C cup)】 :2015/07/16(木) 00:16:06.281ID:e0RejzZR0
はわ
82:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:16:10.943ID:j6//wh9O0
学年主任何故女子更衣室に
もしや…
85:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2015/07/16(木) 00:17:13.215ID:NAtWayyn0
欠席空けのことだった。
教室に行くと、クラスの様子が変だった。
どいつもこいつも山田を遠巻きに見て、ひそひそと話しをしている。
山田自身も、休み時間になっても机に突っ伏して寝たふりをしている。
おかしい、普段はバスケ部の仲間とつるんでいるはずなのに(俺と山田はグループが違うから学校ではあまりつるまない)
俺が山田がどうしたのか気にしていると、クラスメイトの永沢(ネガティヴキョロ野郎、ちびまる子に出てくる永沢に似てる)が話しかけてきた。
「お前が休みの間にうちの学校に下着泥棒が入ってきたんだぜ?」
そいつは逃げたが、そいつが残したカバンがどうやら山田のものらしい。
山田は、自分のじゃない、と言っているが、何人かから山田のものであるという目撃証言があがり、山田は学年主任に呼ばれたのだそうだ。
山田はもちろん否定した。
だが、これはどこの世界でもそうだが、疑惑がかかった時点でその人物は犯人扱いされてしまう。
山田は実行犯の共犯扱いされてしまっていたのだ。
「山田の共犯、あの日休んでた中にいるんだろうけどお前、違うよな?ww」
永沢は醜い顔をさらに歪めて低い声で笑った。
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