【呪詛返し】護身法の話をしよう【陰陽道・神道】
54: 名無しさん 2014/04/02(水)20:30:48 ID:6x5D2RjaW
呪詛返し
その一
人形をつくり
「アビラウンケン・バンウンタララキリリアク(全て梵字)・三本文士八五水急急如律令」と
「年を経て身をさまたぐる荒身前、今は離れて本の社へ」
と書き入れ、祈念して憑依霊を人形に移す
そして包み紙に梵字のボロンを書いて封じ
「河の瀬に祈り続けて払ふれば、雲の上まで神ぞ登りぬ」
と唱えながら河川に流す
55: 名無しさん 2014/04/02(水)20:34:04 ID:6x5D2RjaW
呪詛返し
その二
人形に
「今日よりはよもや祟らじ荒見前、悦びなして返へり給えや」
「年を経て家に住みつる荒見前、出でて行きぬる又かえりくな」
の歌と九字(四縦五横)を書いて川に流す
※その一の荒身前は荒見前の間違えでした
56: 名無しさん 2014/04/02(水)20:46:13 ID:6x5D2RjaW
呪詛返し
その三
その二の歌に加えて、呪詛が生霊であれば
「呪詛諸毒薬、諸欲害身者、念被観音力、還着於本人」
死霊であれば
「若以色見我、以音声求我、是人行邪道、不能見如来、迷故三界城、悟故十方空、本来無東西、何処有南北」
と書き記し、祈念してから『般若心経』三遍、『観音経』七巻、『尊勝陀羅尼経』七遍を誦して勤行
ついでに大金剛輪の印明を唱えて、人形を河に流す
因みに流す際の歌は
「ももの木にももせの罪はありながら、外道あらしと払ひこそすれ」
「払ひして立ち出でみれば西の海、忍びぬままに富ぞ入ります」
というのもある
57: 名無しさん 2014/04/02(水)21:14:45 ID:pgIBEUAYR
>>56
観音経の一節?であれば、ちょい字が違うよ。
「呪詛諸毒薬。所欲害身者。念彼観音力。還著於本人。」
(呪詛に諸々の毒薬、身を害せんと欲さる所の者、彼の観音の力を念ぜば、還って本人に著かむ)
字を違えては意味を失ってしまう(´A`)
58: 名無しさん 2014/04/02(水)22:19:19 ID:8nxXP3Yhn
こういうのってきちんと修行した人が使うもので
素人がむやみやたらに唱えると護身どころか禍が起こると聞くけどどうなんだろうね?
60: 名無しさん 2014/04/02(水)22:43:50 ID:pgIBEUAYR
除霊とかに無闇に使うのは確かに良くない。だって相手は霊とはいえ人間だからね(動物霊はわからん)。
いきなり九字を切ったりしたら、事情も聞かずに一方的に断罪してるに等しい。そんなことしたら怒られて当然だよね。
61: 名無しさん 2014/04/02(水)23:13:23 ID:59EJ63uen
どのように九字を用いるのかにもよりますね
霊符・神符などに気迫を篭めるのにも九字を用いることがありますし
修験者の中には、儀式の前の魔払いとして
滝行の滝や祠、本尊などに向かって九字を切る人がいます
数名の行者に九字について聞いてみると
言ってることはかなりバラバラな場合が多いですよ
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