【後編】大学に通う意味が分からなくなって家でPCいじってたら二年間の留年が決まった。そんな最悪で最低な生活をしてた俺に「父が入院する事になった」との連絡がきた事で人生が…
193: 天王星のwiki見てきたら 2009/10/18(日) 04:13:06 ID:G5IDec/B
ムー、とりあえず、よく帰ってきた
194: ムー 2009/10/18(日) 04:18:52 ID:L7p9RGvq
かろうじて親父は生きていた。
いつしんでもおかしくない状態。
治療は、ほとんど効果をあらわすことはなかった。。。
朝病院にもどってきた母に夜の出来事を話すと、
ありがとう・・・ありがとう。。。
と手を合わせて俺に礼を言った。
ずっとそばにいてくれてありがとうって。
俺はいたたまれなかった。
ありがとうなんて、言ってもらう資格なんてない。
俺にはなにもできない。なにもしていない。。。
親父のそばに駆け寄る母の背中を見ながら、
くやしすぎて涙が止まらなかった。
195: ムー 2009/10/18(日) 04:23:23 ID:L7p9RGvq
>>193
ありがとう。
明日、じゃなくて今日だね。
今日、一様全部書くつもりです。
今は眠いので寝ちゃいます^^;
昼ごろにまたきます。
196: 天王星のwiki見てきたら 2009/10/18(日) 04:25:59 ID:G5IDec/B
お休み、ゆっくり休むんだ
198: 天王星のwiki見てきたら 2009/10/18(日) 13:12:52 ID:bybm/Aov
ゆっくりでいいからな、無理するんじゃないぞ
199: ムー 2009/10/18(日) 15:15:54 ID:5880JggV
ありがとう。
続きです。
親父はもう、意識が途切れ途切れになってた。
話しかけても、
応答を見せるときと、なにも反応しないときがあった。
それでも、話かけた。なんでもいい。
なにか親父の意識を保たせてあげるなにかを。
ちょっとでも、苦しさがまぎれるなにかを。
俺は、母がいないときに、母との馴れ初めを聞いた。
こんな話を親父とするのは初めてで、
ちょっと照れながらって感じになったw
でもその話をする親父がとても楽しそうで、
時々笑いながら、時々思い出しながら、
かすれた声で話してくれた。
このとき俺は、本当にこの二人の親の子でよかったと思ったね。
200: ムー 2009/10/18(日) 15:28:10 ID:5880JggV
話が終わると、
紅茶を飲みたいと親父が言い出した。
親父からなにかものを要求するなんて
久しぶりのことだったから 急いで自販機に買いに行った。
俺「はい。紅茶買って来たよ」
親父「おぅ。。。」
起き上がろうとする親父。
でもいまの状況では起き上がることはできない。
缶のまま飲ませるわけにはいかず、
俺はストローが付いている容器に紅茶を移し
そのストローを親父の口に持っていった。
俺「はいよ。これなら飲めるでしょ」
親父「・・・かなしいなぁ 」
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