【後編】昔付き合っていた女性の両親と交わした約束を果たす事が出来たので気持ちの整理も兼ねて話を聞いてほしい。色々あったけど今は幸せな話。
216: 名も無き被検体774号+ 2012/03/06(火) 13:12:41.63 ID:biRiCw0R0
ほんと、飲酒運転するやつの気が知れない
217: ◆vcOZ0g8if7/K 2012/03/06(火) 13:15:57.76 ID:D+duuMTY0
おじさんは
「しばらく休んでいい、お前の気持ちをわかるとは言えない、
だけどそんな状態で仕事にきて怪我でもされたら、
俺は兄さん(お義父さん)になんて言えばいいんだ」
すべてかたづき、俺はみおをおいて東京へと戻った。
家のドアを開けると、いつもの風景だった。
なにもかわっていない。
靴を脱いでいると、廊下の奥から綾子が顔を出して
「おかえりー」
聞こえてこない。
俺は玄関で声をあげて泣いた。
そのまま上がり、家の中を滅茶苦茶に壊した。
全部壊した。
家族3人の写真も全て壊した。
218: 名も無き被検体774号+ 2012/03/06(火) 13:22:34.74 ID:UNWoTOnJ0
ふむ・・・
219: ◆vcOZ0g8if7/K 2012/03/06(火) 13:22:44.68 ID:D+duuMTY0
通報されたらしく、警察と大家がうちに上がり込んできた。
俺はまだそのとき暴れていたらしく、
警察のかたに怪我をさせてしまった。
そのまま連行され、事情を聞かれたが
なにも話す気になれずに、時間だけが流れていった。
ほどなくして、叔父さんがきた。
叔父さんはなにもいわずに、俺の頭をポンと撫で
警察のかたに事情を説明して、
怪我をさせてしまった警察官に謝罪と
治療費を払うからと連絡先を教えていた。
俺はそれを見て、なにも感じなかった。
どうでもいいから、綾子にあわせてほしかった。
220: ◆vcOZ0g8if7/K 2012/03/06(火) 13:28:40.70 ID:D+duuMTY0
開放された俺は、叔父さんの車に載せられ
そのまま叔父さんの家に連れていかれた。
おじさんはなにも言わなかった。
俺も話す気になれずに窓の外を眺めていた。
おじさんの家で寝かされ
次の日、昼過ぎにお義父さんがきた。
お義父さん
「家、みてきたよ。これはちゃんともってなさい。」
3人で撮った写真だった。
お義父さん
「俺が弟と話してくるから、1はこのまま地元に帰ってきなさい」
どうでもよかった。
俺「一回、家に帰りたい」
俺は滅茶苦茶にしてしまった家に帰りたかった。
お義父さん「俺も一緒にいってもいいか?」
俺「もう暴れないですから、一人にしてください・・・」
わかったとうなずき、叔父さんに送ってもらった。
221: ◆vcOZ0g8if7/K 2012/03/06(火) 13:31:43.53 ID:D+duuMTY0
俺は家に入り。
滅茶苦茶になった部屋をみて、また泣いた。
せめて一緒にいた空間を綺麗にしようと思って
自分で滅茶苦茶にした部屋を片付け始めた。
いろいろ片付けているうちに、綾子のものもたくさん出てきた。
すごい分厚い手帳だった。
年季のはいったボロボロの。
日記だった。
高校1年のときからの日記。
俺は片付けを中断して、少しづつ読んで見る事にした。
222: 名も無き被検体774号+ 2012/03/06(火) 13:33:05.63 ID:bbHfINmH0
日記はあかん、あかんよ これはマズイ・・・泣いちゃうよ
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