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中学生の頃から常々「20歳になったらシぬんだ」と言ってた姉が19歳になったある日、突然「お腹が痛い」と倒れてそのまま入院してしまった→その後姉は…




7:おさかなくわえた名無しさん : 2020/01/03(金)14:29:09 ID: SDaqnYOJ

20でタヒにたがってた姉が19でタヒんだ話してもいい?ネタ臭いけど、、




8:おさかなくわえた名無しさん : 2020/01/03(金)15:38:55.27 ID: 96R6n/7V

何言ってるのかよくわからない




11:おさかなくわえた名無しさん : 2020/01/03(金)16:16:40 ID: dnygVZt7

とりあえずkwsk





14:おさかなくわえた名無しさん : 2020/01/03(金)16:32:39 ID: SDaqnYOJ

ありがとうございます 

自分語りでキモイかもですがよろしくお願いします 
なかなか長いし人によってはシにたいって思う事は
本当に許せないって思うかもしれないし、 
病気に本気で向き合っている方に対して
心底失礼な事を言ってた事もそのままお話するので、 
苦手な人は読まない方がいいと思う。 
あと念の為フェイクいっぱいだし端折ってる
箇所もあるしで色々と辻褄合わなかったらごめんね。 

スペック 
私:
当時高校3年生の18歳。女。
姉の事が大好きでめちゃくちゃ仲良し。 
超絶健康体。 

姉:
当時専門学校1年生の19歳。 
生まれつき片耳が聞こえなくて、
反対側の耳も平均より若干下くらいの聴力で
アトピー持ちで心臓にも疾患がある。 
これらの事(主に耳が聞こえない事)で友達と何度か揉めた事もあって、
表面には出さないけど絶対たくさん傷付いてた。 
でもいつもめちゃくちゃ明るくてずっとニコニコしてるから
友達がたくさんいてみんなに愛されてた。 
幼い頃(私が覚えてる限り保育園の頃)から既に無気力人間。 
中学生あたりから常々
「20歳になったらシぬんだ」って言ってた。親には言ってないけど。 

父:
とある会社の役員。なかなか高給取りの40代。 
私達が中学生の頃にふざけてパピーって
呼び始めてその延長線でパピって呼んでる。 

母:
とある会社で正社員として働く40代。 
父の呼び方と同じ理由でマミーって呼んでたけど
やはり最終的にはマミになった。 

犬:
犬 

スペック長くなってごめん。




16:おさかなくわえた名無しさん : 2020/01/03(金)16:37:26 ID: SDaqnYOJ

>>14続きです 

姉は背がちっちゃくて(148センチ)、
目はぱっちり二重のクリクリのまんまるお目目で可愛くて、
丸顔の童顔で、自慢とかしないで周りを持ち上げるのが上手くて、
空気を読むのが上手くて、たくさんの友達がいて... 
妹だからそう見えるのかもしれないけど
周りに愛されてるのが本当によくわかった。 

でも姉は本当は幼い頃から無気力で心底面倒臭がり屋で 
家にいる時は食事・トイレ・お風呂以外はずっと寝てるような人だった。 

小学生高学年あたりに授業中に寝るという技を覚えたらしく、
それからは移動教室や体育、
給食の時間以外はほとんど寝てたらしい(姉の同級生談)。 
その癖テストの点はどの教科も
いっつも90点台だから先生も何も言ってこなかったらしい。 
そんな授業態度は高校生になっても
専門学生になっても変わらなかったらしい。 

そんなだらけきった生活を送る姉が、
専門学校の1年生だったある時から「体がだるい」って言い始めた。 
親は「どうせ寝過ぎてだるいんでしょ」って相手にしなかった。 
でも私は姉がなんだかいつもと違うって思った。
のに、親が言うんだからそうなのかなって思っちゃって何も言わなかった。 

「体がだるい」って発言は2週間くらい続いて、
ある日苦しそうに「お腹が痛い」って突然倒れた。 
親が急いで救急車を呼んで近くの病院へ。 
医者は症状を見てピンと来たのか、
すぐに総合病院の紹介状を出してくれて姉はそっちへ運ばれていった。 

総合病院ではすぐに詳しくみてくれたみたいで姉は入院、
私たち家族だけが呼ばれてガン宣告(詳しい病名は伏せます)。 
若いからか、だいぶ進行してた。 

姉に伝えるかどうか聞かれて、
私と両親はどうせ気付かれるからと伝える事を選択した。 

病室に行くと点滴に繋がれながらも
意外と元気そうにしている姉を見てほっとすると同時に
「さっき倒れたのが嘘とまではいかんが、
 割と普通に戻ったな」とか感心してた。 

そして両親が姉にガンである事を伝えると一瞬驚いた顔をして下を向き、
小さく「そっか」って呟いた。 

傍から見るとショック受けてるんだな、
傷心したよなって感じがすると思うけど私は見た。 
下を向いて頬を緩めた姉の顔を。




17:おさかなくわえた名無しさん : 2020/01/03(金)16:39:37 ID: SDaqnYOJ

>>16 続きです 

手で顔を覆い、
とてもショックを受けているように見せかけてはいるが、
私から見ると悲しんでなんかいないし、
それどころか全く喜びを隠しきれていなかった。 

私は姉がよく言っていた
「20歳になったらシぬんだ」の言葉を思い出した。 
あぁ、本当に冗談なんかじゃなく
心の底から自分のシを望んでいたんだと思った。 
姉らしいけど。 

姉は入院するのでその手続きを済ませ軽く挨拶をして家に帰り、
私はまずシャワーを浴びて心の整理をした。 
浴室からリビングへ戻ると泣いている
両親と心配そうにそれを見つめる犬がいた。 

私は部屋に戻ると伝え、
ベッドの上でスマホのアルバムの姉との思い出に浸りながら静かに泣いた。 
気が付いたら寝ていて外は眩しくなっていた。 

こんな状態だけど学校はあるし両親も夜まで仕事があるので家を出て、
普通に学校へ行き、放課後は一人で姉の元へ向かった。 

病室(幸いにもうちは裕福な方だったので個室)へ入ると
姉は普通にスマホいじりながら歌ってた。 

私「(姉)ちゃん!たのしそーじゃーん」 
姉「あー!(私)ちゃん来てくれたのね〜ありがぴょんす〜!」 

思ってたよりずっと普通だった。 
かなりやつれてはいるし無理してる感じはしたけど...。




18:おさかなくわえた名無しさん : 2020/01/03(金)16:40:45 ID: SDaqnYOJ

>>17 続きです 

私は早速昨日見た表情について姉に質問した。 

私「ねー昨日(姉)ちゃん喜んでたでしょ」 
姉「ん?いつ?」 
私「パピ(父)とマミ(母)がガンって言った時」 
姉「あ、バレた?(笑) 本当に20歳でシねるんだって思ったら嬉しくて(笑)」 

姉は本当に明るかった。まじで引くくらい明るかった。ていうか引いた。 
でも心底嬉しいのが伝わってきた。 

私「(姉)ちゃん昔から20歳になったらシぬんだって言ってたもんね。
でも私は悲しいよ。頑張って治して欲しいな。」 
姉「えっやだよ。ちゃんと治療するって話になってるけど極力したくない」 

あーだめだこりゃ。でも十数年間シにたいって言い続けてたし
やっぱり本当に本気の気持ちなのかなって思った。




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