勇者(35)「あ、異世界から来た勇者です、よろしくお願いします」 女魔法使い「ええ…」 (74)(完)
57:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2024/06/16(日) 20:24:12.889:SzK1zoyM0 (42/44)
………
その後…都内
勇者の個人事務所
勇者「まあ、次はこの案件で行くかな」
女魔法使い「決めたんですか、次の異世界行きは」
勇者「ああ、ひと月くらいで片が付きそうなのにする。
もう年相応のレベルのとこにしたよ。まあ、今回は一人でもなんとかなるかな」
女魔法使い「……あ、あのっ!わたしもついていっていいですか、……大学夏休みだし、1か月くらいならいけますっ!」
勇者「ええ、大学かよってたん…、もうずいぶんこっちの世界になれたね…」
58:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2024/06/16(日) 20:24:25.338:SzK1zoyM0 (43/44)
勇者「しかし、まさかこっちの世界に勝手についてきちゃうとはね…、はあ。
家族の誤解解くの大変だったよ。しばらく口きいてもらえんかったし」
女魔法使い「あー、そのせつはホントすいませんでした」
勇者「ていうか元の世界に帰りたくなったいいなよ?女神にお願いしてやるから」
女魔法使い「うーん、しばらくはこの世界にいて、勇者さんの手助けしたいなって…
いろいろ勉強になりますし…」
勇者「そーお?もう、俺は君に教えることはなにもない気がするけどね。冒険の勉強するなら
あの若い勇者に着いていくのがいいと思うけどな。彼、俺なんかより立派に活躍してるらしいし」
女魔法使い「いえ、わたしは、勇者さんの手助けがしたいんです、ねえ、ついていっていいでしょ!?」
勇者「うーん、まあ、そこまで言うならいいけどさ…」
女魔法使い「やったあ!」
59:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2024/06/16(日) 20:24:38.573:83wXbE560 (9/10)
(´・ω・`)支援
60:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2024/06/16(日) 20:24:44.015:SzK1zoyM0 (44/44)
勇者「しかし、もの好きな子だな…、こんな枯れたおっさんからこれ以上何を学ぶ気なのか」
女魔法使い「何言ってんですか、学ぶことなんていっぱいありますよ勇者さんの狡猾さはどんどん磨きがかかってますからっ!」
勇者「褒められてない…」
女魔法使い「それに…、ふふ」
女魔法使い「異世界なら、ずっと二人きりだし…えへへ」
勇者「(なにニヤニヤしてなにたくらんでるんだか…)」
勇者「、ん-、ま、いいか。それじゃ、異世界行く前の準備とか、ぼちぼちミーティングはじめようか」
女魔法使い「はいっ!」
おしまい
61:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2024/06/16(日) 20:24:56.511:Lp1qVJFh0 (1/1)
数年ぶりの再放送?
62:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2024/06/16(日) 20:26:22.725:e/qWRCER0 (1/1)
気持ちいいなこれイッキ読みしたわ
63:以下、?ちゃんねるからVIPがお送りします:2024/06/16(日) 20:26:38.802:MMWyRMNm0 (1/1)
おっさんが俺より年下で許せない
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