1: 名無し 2024/03/10(日) 20:08:01.85 ID:CdeMDgeZ0
マイクロソフトがプレイステーションへのソフト供給を表明し
ソニーが予想を下回る決算発表をした後に人員削減に乗り出し、より多くのゲームのPC移植を推し進めていくと
述べるなど、現在のゲーム業界では独占ソフトが今後どうなっていくかが注目を集めている。
今年最大のヒットであるパルワールドやヘルダイバーズ2が
家庭用ゲーム以外の場所で成功を収めていることも、この推測を後押しする要因といえるだろう。
そんななか、元プレイステーションの最高責任者であるショーン・レイデンが
家庭用ゲーム機独占ソフトの未来について興味深い発言を残している。彼の発言は以下の通りだ。
「ゲームの開発費が2億ドルを超えるなら独占ソフトというのは賢明な選択ではありません。
それは売上を低下させるだけです。とりわけ運営型ゲームや無料ゲームにおいてはその傾向が強いでしょう。
別の機種、別の媒体にも道を開き、より多くの人たちに興味を持ってもらう必要があります」
「ご存知のように、無料ゲームの場合95%の消費者が一切のお金を支払いません。それにこの業界は常に変化しています。
ヘルダイバーズ2がそうしたように幅広く集客したうえで有料ユーザーを増やすよう動いていかなければなりません」
レイデンはまたこの傾向がシングル専用ゲームにもあると明言。
運営型のようなプレッシャーには迫られていないとしながらも、開発費が2億5000万ドルを超えるのであれば
たとえ10%の売上しか増えないとしても、マルチ供給は絶対に譲ってはいけないとも語っている。
「ゲーム機というのはどれほど贔屓目に見ても、絶対に累計2億5000万台を超えることはありません。
開発費は時間の経過とともに急激に上昇していきます。そして私達の業界は今のところこれまでと同じ人達からより多くのお金を取っているだけなのです。
制作費が上がっていくのであれば、それにふさわしい新たな対応をしなければなりません」
「さらに言えば我々が今やっている事が新たな人達を惹きつけている様にも思えません。
もし世界の95%がコールオブデューティーにもフォートナイトにもグランドセフトオートにも興味がないとしたら
なぜ私たちはこれらと似たようなソフトばかり作り続けるのでしょうか?それは新たな市場を開拓する手段ではないのです」
https://www.videogameschronicle.com/news/former-playstation-exec-calls-exclusivity-the-achilles-heel-of-blockbuster-games/