佐久間まゆ「凛ちゃんと仲良くなる方法を教えてほしい…?」 (19)(完)
15: ◆Z9rYxRK0vI:2024/02/04(日) 19:44:13.26:pR3AmcZ+0 (15/18)
凛「卯月? 今まゆって」
卯月「あ、あははー……私ちょっと急用を思い出しました……」
凛「待って」ガシッ
卯月「ひぇっ!」
凛「卯月、ここにチョコがあること、誰から聞いたの?」
卯月「えーっと、誰だったかなー、なーんて……」
凛「卯月、私の目を見て? 誰にそそのかされたの」
卯月「えーっと……それは…」
凛「ねえ、教えて? 私達の仲じゃん。教えてよ。ねえ卯月。卯月。卯月」
卯月「み、みおちゃん……」
未央「ちょおおい!」ガタッ
凛「未央?」
未央「あっ、し、しぶりん……?」
凛「未央が卯月を唆したの?」
未央「しぶりん? 顔怖いよ? ステイステイ……」
凛「未央、質問に答えて。未央が唆したの? 卯月のこと」
未央「えーっと…」
凛「怒ってないからさ、教えて? さあ、未央。み」
未央「佐久間まゆさんです!!」
まゆ「ちょっとぉ!?」
凛「やっぱりね」
16: ◆Z9rYxRK0vI:2024/02/04(日) 19:44:41.53:pR3AmcZ+0 (16/18)
凛「自分ががっつくだけに飽き足らず、人を差し向けてまで私のチョコを狙おうとは。流石にもう許さないよ」
まゆ「ち、違うんですよぉこれは、卯月ちゃんが私に相談を……」
凛「言うはずがないでしょそんなことを! 私の卯月が!」
まゆ「ほんとに言ったんですってばぁ!」
凛「私の同僚アイドルを侮辱しないで!」
まゆ「私も同僚アイドルですけど!?」
凛「こうなったら、この前まゆが大口開けて事務所のソファで寝ていたこの写真を、プロデューサーにLINEで送る刑に処すしかないね」
まゆ「そ、それだけはご勘弁を!」
凛「ほら、あと送信ボタン押すだけだよ。さあまゆ、止められるかな? ごー、よーん、さーん」ダッ
まゆ「ま、待ってください!」ダッ
凛「待てと言われて待つ馬鹿なんか居ないよ!」
まゆ「凛ちゃんはおバカさんなんだから待ってくださいよぉ!」
凛「待ちませーん! ばーかばーか!」
まゆ「バカって言ったほうがバカなんですよぉ!」
凛「じゃあ最初に馬鹿って言ったまゆが馬鹿じゃん!」
まゆ「最初に言ったのは凛ちゃんですよぉ! そんなことも忘れちゃったんですかぁ! ばーか!」
凛「なにおう!」バタバタ
まゆ「そっちこそ!」バタバタ
17: ◆Z9rYxRK0vI:2024/02/04(日) 19:45:50.15:pR3AmcZ+0 (17/18)
ギャーギャー……
未央「……また二人して行っちゃったね」
卯月「……はい」
未央「どう? しまむー、あれ、できそう?」
卯月「私、やっぱりあれできなくてもいいです。今のりんちゃんがいいです」
未央「うん……そうだね……あれはあの二人にしかできないよ……」
おわり。
18: ◆Z9rYxRK0vI:2024/02/04(日) 19:48:46.60:pR3AmcZ+0 (18/18)
以上になります。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
ふと紅蒼のじゃれあいを書きたくなったので久しぶりに書いてしまいました。
お目汚し失礼致しました。
後ほどHTML依頼を出してきます。
19:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2024/02/04(日) 19:53:32.48:m2mpVXVlo (1/1)
おつおつ楽しかった
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