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【ミリマス】P「願いを叶える力」【安価】(その2)(完)


583: ◆nvrVoonYD.:2023/11/30(木) 22:23:17.18:6g/6BwUN0 (4/22)


ミス・W「現在、ディーディーとリトルは別の部屋に捕えられている様子です。それと…理由は不明ですが、シャインナイトも同じように別室に捕らえられたようです」

レディ・I「はぁ?仲間割れってこと?」

ミス・W「…推測ですが、おそらくシャインナイトもまた、我々と同じように罠に嵌められたのではないかと考えられます」

レディ・I「ふーん、まぁあいつのことはとりあえず後回しよ!リトルとディーディーも同じ場所にいるなら何とかするでしょうし…まずは!」

ミス・W「…【ストーンボウル48】ですね、承知いたしました。既に隠し場所は特定しております」

レディ・I「流石ね…ところで、どうやってここまで来たの?どこも凄い警備でしょう?」

ミス・W「もちろん、上から…天井を突き破って侵入しました」

レディ・I「…は?それじゃあ敵にすぐばれるんじゃ…」

ミス・W「はい、そろそろ気付かれる頃かと」





584: ◆nvrVoonYD.:2023/11/30(木) 22:36:31.13:6g/6BwUN0 (5/22)


「何だこの穴は!?侵入者だ!!警備員は何をしていた!?」

レディ・I「早速バレてるじゃない!?あーもう!仕方ないわね…!」ググッ

ミス・W「お嬢様!ここで力を使っては…!」

レディ・I「だから…レディ・Iって言ってるでしょうが!でりゃああ!!」

<ドゴォォォォォ

「な、何だ!?こんな分厚い扉が…吹っ飛んでやがる!?」

レディ・I「さ、私の相手になる度胸があるやつはかかってきなさい!」

「ひぇっ!?こんなやつを相手にするなんて聞いてねぇぞ!お、俺は逃げるぜ!」

「あ、待て!俺を置いていくなぁ!」

ミス・W「…なるほど、敵の戦意を削ぐことで戦闘を最小限に…流石です、レディ・I」

レディ・I「ふんっ!大したことないわね…骨のあるやつはいないのかしら」

「流石にそんなやつはいないだろうな…所詮雇われただけのチンピラの集まりらしいし」

ミス・W「…!?」

レディ・I「ふーん、そうなの……で?アンタは逃げなくていいの?」

「逃げる…?はは、冗談だろ?」

P「俺の目的は、君たちなんだから」





585: ◆nvrVoonYD.:2023/11/30(木) 22:38:02.54:6g/6BwUN0 (6/22)


レディ・I「あら、じゃあ…アンタが私たちを捕まえたやつってこと?」

P「それは違う…けど、まぁ部屋割りは少し変えさせて貰ったかな」

レディ・I「その指示ができるってことは、上の立場ってことね、なら…アンタを倒せば色々解決しそうだわ」

P「どうだろうな…試してみるか?」

レディ・I「じゃあ、遠慮なく…!」

ミス・W「…お待ち下さい!」

レディ・I「…ミス・W?どうしたのよ?」

ミス・W「先ほどから彼の情報を入手しようと、能力を使用しているのですが…」

ミス・W「…何も、得られません」






586: ◆nvrVoonYD.:2023/11/30(木) 22:41:59.67:6g/6BwUN0 (7/22)


レディ・I「…どういうこと?」

ミス・W「どんな人間であろうと、私の能力を使えば必ず情報を入手することが出来ます」

ミス・W「例え何らかの方法で隠しているとしても、隠されているという情報を入手することは可能です」

ミス・W「…ですが、目の前の相手は、その情報すら何もない…まるで、この世界に存在しないかのように」

レディ・I「…そう、確かに不気味ね。でもやることは変わらないわ」

レディ・I「アイツを倒して、ディーディーとリトルを助けて、ついでにシャインナイトも連れて帰って説教してやらなきゃ!」

ミス・W「…レディ・I」

P「眩しいねぇ、流石は【輝きのダイヤ】の持ち主だ」

レディ・I「誰が眩しいですって!?」

P「だが、それもここまで…君たちの活躍も、今日で最後だ」

レディ・I「上等よ!やれるものなら…やってみなさい!」ドンッ





587: ◆nvrVoonYD.:2023/11/30(木) 22:43:28.95:6g/6BwUN0 (8/22)


レディ・I「ふっ!!」ブンッ

P「…」ヒュンッ

レディ・I「…!」

P「いい蹴りだが…当たらなければどうということはないな」

レディ・I「この…!」

P「その宝石…【ブルードラグーン】の力をそこまで引き出せているのは賞賛に値する…だが」

P「まさか、【急にその力を失う】なんてな」

レディ・I「…!?」ガクンッ

ミス・W「お嬢様!?」

P「おっと…大丈夫か?急に歩き方が分からない人みたいになったが」

レディ・I「…っ!?」バッ

ミス・W「…こちらに!」カチッ

<ボンッ

P「…ふむ、いい判断だ…だが」

P「このまま2人で逃げ帰るなんて、出来ないよな?」





588: ◆nvrVoonYD.:2023/11/30(木) 22:48:13.87:6g/6BwUN0 (9/22)


【高層ビル 廊下】

レディ・I「はぁ…はぁ…!な、何なのよ、あいつ…!」

ミス・W「…分かりません、ですが…今は一刻も早く撤退するべきです!レディ・I、リトルとディーディーは私に任せて、先に脱出を…」

レディ・I「あんなやつから1人でどうやって2人を助けるつもりよ!このまま素直に逃がしてくれるとは思えないし、みんなで早く脱出するわよ!」

ミス・W「…分かりました」

ミス・W(…いざという時は、私の命に変えても…!)

ミス・W「…次の部屋です!扉はハッキングします!」

レディ・I「ええ!あぁもう…能力が使えればこんな扉くらい…」

ミス・W「……開きました!」

<ウィィン

レディ・I「2人とも無事!早く脱出……を…」

ミス・W「…レディ・I、どうし…」

ミス・W「…!?」





589: ◆nvrVoonYD.:2023/11/30(木) 22:49:38.38:6g/6BwUN0 (10/22)


【高層ビル 監禁室2】

レディ・I「………リトル!!ディーディー…!!」ズサァ

リトル「……ぁ、ぅ…」

ディーディー「………」

レディ・I「……いや、嘘よ…そんな……」

ディーディー「……ぁ」

レディ・I「…ディーディー!一体誰に…いえ、とにかくここから…」

ディーディー「……に、…て…」

レディ・I「…え?」

ディーディー「…に、げ、て…」





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