1: 八百坂先生 ★ 2023/08/30(水) 18:34:36.35 ID:KPhyZqQ39
近年、Jリーグの複数のクラブが悩まされている「ホームスタジアム問題」。
J1湘南ベルマーレと平塚市も、新スタジアムの建設をめぐって交渉を続けている。
建設候補地、費用負担の問題、そもそも新しいスタジアムを建設する意義……両者の間にある齟齬は“埋められない溝”なのだろうか。
クラブ側と自治体側、双方の認識と課題をあらためて整理した。
平塚市長は「かなり無理な提案を一方的に…」
気になるのは、新設にかかる費用と場所だろう。
国内の建設現場は、建築資材の高騰に直面している。円安による輸入価格の高騰、ロシアのウクライナ侵攻による燃料高騰などが原因だ。
2015年3月に開場した南長野運動公園総合球技場(長野Uスタジアム)は、総事業費がおよそ80億円だった。17年2月開場のミクニワールドスタジアム北九州はおよそ100億円である。
ベルマーレは約140億円を見込む。スタジアム新設に関わる法人『株式会社湘南メディアスタジアム』が70億円を集め、半分の70億円は補助金の活用を含めて平塚市に負担してもらいたい、というのがベルマーレ側の希望だ。
スタジアム建設とその後の管理運営を目ざす『株式会社湘南メディアスタジアム』では、新スタジアム建設の第一候補を平塚市としている。
レモンガススタジアム平塚のある平塚市総合公園内の別の場所に建設する計画だが、ここに齟齬が生じている。
平塚市の落合克宏市長は、総合公園内での建設はかねてから難しいと伝えてきた、と言う。70億円の負担も含めて「かなり無理な提案を、一方的に突きつけられたと感じている」と話す。
また、総合公園以外の候補地(民有地)に建設する案に対しても、平塚市は「新スタジアム計画に対する市の考え」をまとめている。
ベルマーレ側に回答した資料には、「市内には学校、社会教育施設など老朽化した公共施設が多くあるため、市が費用負担しながらスタジアムを優先して建設する必要性、公平性を説明する必要があります」
「経済効果の算出根拠と、費用対効果に関する説明を、詳細にしていただく必要があります」といった課題が列挙されていた。
ベルマーレは「平塚市を離れることも辞さない」との報道もある。
株式会社湘南メディアスタジアムの佐藤倫明社長は、「平塚市さまで検討が無理だということになれば、平塚市さまにちゃんとお話をしたうえで、他の自治体ということはステップを踏んであり得る」と話している。
あくまでも平塚市との合意を目ざし、それが叶わないなら他市との交渉へ移るというスタンスだ。「条件が飲めなければ出ていく」といった強硬姿勢で、交渉を進めるつもりはない。
全文はソースで
8/30(水) 11:02配信 Number Web
https://news.yahoo.co.jp/articles/41ace501f6dc94277b439e788de3f58178b44511