1: 風吹けばゆうらり 2023/08/23(水) 15:28:01.65 ID:y2hpeveN0
政府は東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を24日に始める。
政治日程などをにらんで放出日を調整してきた政府は、風評被害を懸念する漁業者の理解を得られないまま踏み切る。
処理水の元となる汚染水は今も原発敷地内で増えており、政府・東電は数十年間にわたってモニタリングや風評対策といった重い課題に取り組むことになった。
https://i.imgur.com/DfIH5kO.jpg.webphttps://imgur.com/DfIH5kO 汚染水、1日あたり約90トン増
処理水の元となる汚染水は、22年度時点でも1日あたり約90トン増え続けている。福島第1原発の敷地内にある1046基(約137万トン分)のタンクの98%が埋まっている。来年2~6月ごろには満杯になる見通しで、タンクのさらなる増設も難しい。政府と東電が放出を急ぐのはこのためだ。
処理水の海洋放出をいま始めても、完了するのは30~40年後の見通しだ。なぜそこまで時間がかかるのだろうか。
処理水に含まれる放射性物質の濃度はタンクごとにバラバラだ。このため、複数のタンクの処理水をいったん別のタンクに移し、混ぜ合わせて均一化した上で、多核種除去設備「ALPS(アルプス)」では取り除けないトリチウム以外の放射性物質が基準値未満になっていることを改めて確認するのだ。この作業に約2カ月かかる。
これをさらに大量の海水で薄め、トリチウムの濃度を国の基準値の40分の1(1リットルあたり1500ベクレル)未満にして沖合1キロに放出する。
さらにタンクのうち約7割は、アルプスで一度処理したのにトリチウム以外の放射性物質の濃度が基準値未満まで下がっていない「処理途上水」だ。放出にはアルプスでの再処理が必要だが、元のタンクは放射性物質に汚染されているとみられ、再処理後の水をためる方法が決まっていない。
こうした事情から、完了まで長時間を要するのだ。
引用:
上記リンクより、一部抜粋。全文はソースでご覧ください
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