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遭難してた女を見棄てたら結婚する事になった。第一印象は最悪だったけど今では...


365: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/03(木) 15:58:08.87

楽しみに読んでるが、嫁父との件がどう解決するのかハラハラする。
読んでて思い出したのが、付き合ってた彼女の親に挨拶に行ったら
熱いお茶ぶっかけられて冷めて別れた話だわ。




367: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/03(木) 17:11:17.54

>>363
確かにあのとき警察に嫁連れていけば殴られずすみましたよね

少しですが時間できたので投稿します。

そんな会話も終わってそろそろ休みたくなったので嫁に「そろそろ仮眠します」と告げた。
嫁「あ!はい、ホントにありがとうございました。私も帰りますね。」
俺「それでは帰り気をつけてください。」
嫁「はい、ありがとうございました。」

ペコっと頭さげてからカメラをリュックに詰め込んで帰り支度はじめた
カメラ、食糧、テントなど装備重量はたぶん10キロから20キロ内くらいだから
嫁はそれを担いで雪の中1時間弱も徒歩でここまで来て、これから帰るのだから
根性あるなぁと思った

リュックを担いでからこっち向いて
嫁「それでは帰ります、ありがとうございました。また縁があれば」と笑いながら言った
俺「はい、気をつけて」

そして嫁は帰っていった、俺はそのまま寝袋に潜り込んで2時間程度仮眠してから帰った。
それから冬の間に何度か撮影に出かけたが嫁に会うことはなかった。

そして、冬が過ぎて春がきた、
この年はうちの会社では3年ぶりに新入社員が入社して
新人教育やいつもの仕事で忙しい年になった。
トミさんの姪は専門学校卒業して地元の企業でOLしてるらしい。
長老は最近腰が痛いらしく現場より新人教育がメインになりつつあった。

夏はいつものよう休みにロードバイクのって出かけて風景撮影するを楽しんでいた。
この年からブルペという時間設定内に決められた距離を走破する競技を初めて
よりロードにハマるようになった。
ブルペにハマると荷物を如何に少なくするか考えるようなった、
今までは一眼カメラをバックパックに入れてたけどやはり重い。

ブルペ用にコンデジかミラーレスカメラ購入しようと9月頃にカメラショップへ
興味のある機種の実物を見にいった。
カメラコーナーは圧倒的に中年率が高い、
あまり若い人はいないのが特徴なのかもしれない。
興味ある機種を実際に触ってカタログ数値をみてまた触るを繰り返して
候補を2つに絞った。あとは値段との相談でどちらか購入しようと思った。




368: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/03(木) 17:34:00.94

つづきます

購入カメラを2つに絞ってからカメラショップを出て近くのスタバで休憩することにした
休日のスタバは若い男女と声の大きいオバちゃん率が高いと思う、
中年のオッサン一人での休日スタバは隅っこがベストポジションだと常々思ってる。

スタバでカフェモカ飲みながら
購入検討中の2台について価格コムのレビュー読んで情報あつめた
軽さではやはりコンデジ、レンズ交換して自分の思う撮影するならミラーレス
値段はコンデジがやや安いくらい。
結局ミラーレスに決めた。スタバでボーッとしてると「若ちゃん!」と声をかけられた、
声の主はトミさんの姪だった。

姪「若ちゃん何やってるの?スタバいるなんて珍しいね」
俺「おう、久しぶり。OLはどうよ、ちゃんとやってるか?」
姪「うん、まだ大丈夫、お局さんグループもないしね。」
俺「ふーん」
姪が対面に座った、まだ話し足りないらしい。
コイツはいつも自分のペースで行動するけど不思議と苦手ではない

姪「若ちゃん最近はロード乗ってるの?オバちゃんが最近若ちゃん忙しいって言ってたけど」
俺「忙しいけど休みはあるからね、最近はブルペにはまってるよ」
姪「マジで!凄いね」
俺「そんな事ないぞ、ブルペ参加者は若い人よりオッサン率高いし女性でも参加してるぞ」
姪「へぇ~そうなんだ、私でもできる?」
俺「慣れればいけるんじゃない?でも好きでなければ辛いだけだろうな。」
姪「そっかぁ~」

姪は誰かと待ち合わせがあるらしく、少し話した後で席を離れた。
俺も先ほどのカメラショップに戻り購入を決めたミラーレスカメラを購入した、
ついでにそれを入れる小さいバッグも買うつもりでバッグ展示コーナーへ足をむけた。
カメラバッグ全体に言えることだけど質実剛健なデザインばかりで
もう少し洒落っ気のあるものないかと物色していた。

なんとなく気になるバッグが下段に陳列されていたので中腰に屈んで手にとって見ていた。

「こんにちわ!」後ろから声をかけられた。「ん??」と振り向いた





370: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/03(木) 17:44:40.79

キター




372: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/03(木) 18:00:23.03

つづきます

ふりかえると声の主は・・・

新入社員のO君だった。我が社期待の新人君で社員にも現場の人達にも受けがいい
学生時代は野球部で長身で鍛えられたスッとした爽やか君で
出入り業者の受付さんにも人気らしい
ちなみにトミさんは密かにO君と姪はいいカップルになるんじゃない?と以前言ってた。
確かに二人が付き合えばお似合いかもしれないなど考えつつ

俺「おう、O君か、君もカメラやるの?」
O君「いえ、僕はやらないんですけど今日は従兄弟の付き添いなんですよ」
俺「へぇ~従兄弟さんカメラ趣味なんだ」
O君「結構、本格的にやるらしいですよ」
俺「へぇ~そうなんだ」

O君「俺さんもカメラ趣味ですもんね。気が合うかもしれませんよ。」
O君「従兄弟から見ても結構美人ですから紹介しましょうか?」
俺「いやいいよw」
O君「そうですか?従兄弟フリーですから興味あればいつでもどうぞw。
俺さん硬派ですもんね」

俺・・・・お前も女の一面を垣間見たらそんな事言えなくなるぞと思いつつ
愛想笑いでその場をごまかした。
O君「それじゃあ、そろそろ俺行きますね。」
俺「おう」

結局、買いたいバッグはないのでカメラだけ購入して帰宅した。
それから色んな場所で撮影したけど写真投稿サイトへはアップせず
データだけが溜まっていった。
単に忙しくて編集する時間なかっただけなのだが、久々にログインしてみた。
投稿した過去の作品へいくつか新規コメントがついてたけど特に気もせず
お礼だけ書き込んでログアウトした。

こうして秋は過ぎて冬がきた。
嫁と初めて会ってから2年が経過していた。




373: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/03(木) 18:02:49.92

なんやねん。しえん。




377: 名無しさん@お腹いっぱい。 2016/11/03(木) 18:23:23.04

しえん感謝です。
つづきます。このあと所用で出かけるので書き込みはまた夜に行う予定です。

冬が到来すれば年末までに片付けないといけない仕事が溜まるのでより忙しくなる。
12月にかけてはとにかく忙しかった。
3人採用した新入社員も全員無事やめることなく働いてるのがなによりだった。

決して多くはないけど昨年度より少しだけボーナス支給額出せたのも
会社にとっては嬉しい事だった。
死んだ親父に社員への感謝へは絶対忘れるなと言われてたから
少ないけど昨年より支給額多かったのはなんとなく自分の自信にも繋がった。

正月休みはいつも通り1人正月で今回の休みでは撮影に出かけなかった。
ゆっくりとゴロゴロと過ごしていた。
俺にとっての冬の撮影本番は1月下旬から2月にかけてだから
この時期は特に撮影意欲もあまりなかった。

1月下旬に入り天候も落ち着いてきたのでいつもの場所へ撮影いく準備始めた
今回は有給もとって4泊5日で予定組んだ。
この頃にタイムラプス撮影というのを始めたので
出来るだけ長い期間あの場所に滞在して撮影したかった。

カメラとテント、着替え、食糧などリュックに詰め込み車であの場所へ向かう、
ちなみにこの年に撮影用に車購入したんだけど雪の走破性考えた結果、
撮影用にジムニー購入した。
仕事おわってから出発したので当然、到着は夜。

駐車場に車とめてリュック担いで徒歩1時間、
見慣れた光景だけど気分のおちつく場所に到着
何年間も通ってるけどホントにこの場所が好きで
ここで撮影するために1年間仕事してるのかもしれないと思う
1年頑張って数日だけ気に入った場所で好きなだけ撮影するのが俺の最大の楽しみ。

その日は仕事明けの事もありテント張って食事とって寝袋にはいり寝た
翌朝、快晴。
この場所が好きな理由のひとつにここから更に奥に入ると川が流れていて
その川にシカがよく出る。
親子連れや子シカが多く気づかれないように撮影もやるのが楽しい
夜の撮影まで時間タップリあるので奥にはいってシカ撮影を試みることにした。

非常食とジェットボイルと水1.5リットルとカメラ機材をリュックにつめて出発
往復2時間、撮影で3時間くらい予定して戻ってくるのが晩7時位か。。
こうしてシカ撮影に出発した




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