トップページに戻る

花陽「これで一件落着だね」【ラブライブ】 (109)(完)


71: ◆cCdqIB5XEY:2023/05/15(月) 20:50:38.26:D68TqliJ0 (71/109)

凛「離せにゃー!」

にこ「じたばたするんじゃないわよ!」

希「取り調べにはカツ丼とラーメン、どっちがいい?」

凛「じゃあラーメン!」

絵里「そんなのあるわけないでしょーが!」

凛「にゃあああああ!!」

バタン

真姫「行きましょ」

花陽「う、うん」




72: ◆cCdqIB5XEY:2023/05/15(月) 20:51:11.92:D68TqliJ0 (72/109)


 
 
♪▶~

●REC

真姫「ほっ、はっ」

花陽「……」

真姫「ねぇ、ちゃんと録ってる?」

花陽「大丈夫だよ」

真姫「よっ、とっ」

花陽(凛ちゃん……大丈夫かなぁ)




73: ◆cCdqIB5XEY:2023/05/15(月) 20:52:00.76:D68TqliJ0 (73/109)


真姫「どう?」

花陽「いいんじゃないかな」

真姫「ほんと?」

花陽「ほ、ほんとだよ」

真姫「ふーん」

花陽「それより、凛ちゃんのことだけど」

真姫「別に命奪うワケじゃないんだし、大丈夫でしょ」

花陽「そうだけど、なんであんなことしたんだろう」

真姫「さぁ、お地蔵さんのお願いが効いたんじゃないの?」





74: ◆cCdqIB5XEY:2023/05/15(月) 20:52:40.72:D68TqliJ0 (74/109)

花陽「だけど、凛ちゃんがあんな回りくどいことするかなぁ」

真姫「凛は変なところで頭が回るから」

花陽「三人がクッション踏んだ時、驚いてたよね?」

真姫「誰だってあんな音が出たら驚くわよ」

花陽「そりゃそうだけ……あっ」

真姫「?」

花陽「あの時、確か真姫ちゃんもの凄く冷静だったよね?」

真姫「クールな真姫ちゃんだから当然でっしょー」

花陽「あれってもしかして、あそこにクッションがあるのを知ってたんじゃ」

真姫「だからって」

花陽「三人を椅子に座らせるよう誘導してたよね」

真姫「ぐうぜ」

花陽「最初から真姫ちゃんが仕組んだんじゃ!?」

真姫「いや、だから」

花陽「真姫ちゃん!」

真姫「……」

花陽「……」




75: ◆cCdqIB5XEY:2023/05/15(月) 20:53:24.97:D68TqliJ0 (75/109)

 
 
 
真姫「そうよ。やったのは私よ」
 
 
 





76: ◆cCdqIB5XEY:2023/05/15(月) 20:54:50.64:D68TqliJ0 (76/109)

花陽「真姫ちゃん!?」

真姫「だって、凛からあんだけボロクソに言われたのよ! 腹くらい立って当たり前なんだけど!」

花陽「だからって凛ちゃんに罪を被せなくても、真姫ちゃんが直接凛ちゃんを叱れば」

真姫「叱ったところで凛は反省すらしないと思うわよ」

花陽「凛ちゃんも流石には……」

真姫「私自身も凛にどう仕返ししようかと思案してたら、凛がお地蔵さんにあの三人への仕返しをお願いしてたから、それに便乗させて貰ったわ。私の叱りをあの三人に代行して貰ってね」

花陽(酷い)

真姫「朝練の後に昨日の帰りに買ったクッションを用意しておいて、あとは三人を座らせるだけ、まぁ一人が引っ掛かればいいくらいには思ってたら、まさか三人とも引っ掛かかるなんて傑作もいいとこだわ」

花陽「酷いよぉ!」




77: ◆cCdqIB5XEY:2023/05/15(月) 20:55:19.48:D68TqliJ0 (77/109)

真姫「それに、私がやったとは誰も思わないだろうしね」

花陽「わ、私が証言するよ!」

真姫「なら私はすっとぼけるだけよ」

花陽「うぅ、ならば!」

真姫「花陽が証言してもあの三人からは凛を擁護したいとしか思われないだろうし、下手したら凛と共謀したと見なされるわよ」

花陽「くっ」

真姫「お互いの為、何も聞かなかったことにしましょう」

花陽「それじゃあ凛ちゃんが可哀想だよぉ」




[6]次のページ

[4]前のページ

[5]5ページ進む

[1]検索結果に戻る

この記事を評価して戻る



通報・削除依頼 | 出典:http://2ch.sc


検索ワード

ラブライブ | 花陽 | 落着 | ラブ | ライブ | ( | )( | |