【虹ヶ咲】『Eutopia』との出会い【スクールアイドル部】 (48)(完)
1:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/05/03(水) 21:58:16.38:tMDj4rO+0 (1/8)
【虹ヶ咲】『Eutopia』との出会い【スクールアイドル部】
『Eutopia』プレストーリー
スクスタが終わるため、緊急で。
スクフェス2のプロローグ風ショートを
主人公を『高咲 侑』とはしていますが、スクスタ『あなたちゃん』です。
スクスタランジュ絆エピソードのネタバレ含み
曲を使いたいのと、ミアちゃん編で野球をテーマにする都合などで。
『8月のシンデレラナイン』もまぜますが、知識はそこまで要らないとは思います。
では、始めます。
SSWiki :
http://ss.vip2ch.com/jmp/1683118695
2:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/05/03(水) 22:07:09.49:tMDj4rO+0 (2/8)
無事に建てられてます?
スマホからは始めてです。
??(CVことり母)「『青春偶像の願い』(スクールアイドルの願い)。それは学生時代に前人未踏の奇跡を起こした生徒に贈られる、どんな願いも叶えられる輝石」
「『スクールアイドル』とは言ったものの、なにもスクールアイドルに限った事ではなく。『奇跡を起こした』事実の方が大切なの」
キラッ
??「本来ならばこの輝石は最後の最後に負けた私じゃなくて、あなたが持つべきだった宝石よ」
3:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/05/03(水) 22:09:55.81:tMDj4rO+0 (3/8)
彼方「失礼します」
コンコンコン
??「どうぞ」
「話は、高坂穂乃果さんから聞いています」
彼方「本当にありがとうございます!」
??「礼は不要よ。元々この輝石は私の物ではないのだから」
「それと、大学時代の友人も輝石を与えられているかもしれないわ。もちろん、もう使ってしまっている可能性もあるけど」
彼方「先生ですか?ちょうど西木野総合病院に勤務していて、協力してもらっています」
??「本当に?誇らしいわね」
4:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/05/03(水) 22:11:55.10:tMDj4rO+0 (4/8)
テレビ「続いては、イギリスから」
「『ロンドンの奇跡』の英雄。『上原歩夢さん』の誕生日を祝う記念式典の様子です」
??「馬鹿けているわ」ピッ
(でも、市民や観光客合わせておおよそ1000万人に対して唯一の犠牲者。さらに混乱で英国が機能停止に陥った場合を考えれば………、こんな形でしか感謝を表せないのでしょうね)
ハアァ
??「コレは1人の少女と、2人の迷子が紡ぐスクールアイドルの物語」
(上原歩夢さん。貴女の『願い』は、本当にそれでよかったの………)
5:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/05/03(水) 22:14:39.14:tMDj4rO+0 (5/8)
【TOKIMEKI Runners】
8月某日 スクールアイドルフェスティバル
メイ「私は神宮音楽学校スポーツ科1年の『米女 メイ』。今日は今人気の『スクールアイドル』のライブに取材に来ているんだ!!」
「元々取材を予定していた四季が急用で来られなくなってしまってな。同じ新聞部の私が代理で来たのはいいけど……」
ランジュ「それでね。今朝の侑ちゃんってば」
金髪の派手めな女子生徒?「そうでしたか」
6:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/05/03(水) 22:18:23.53:tMDj4rO+0 (6/8)
メイ「あの!すみません」
「ちょっと聞きたいことが」
ランジュ「あら、なにかしら?」
「侑ちゃんのサインが欲しいのなら、ライブのあとで呼んできてあげるわ!」
菜々「ランジュ、声をかけてくる人全員が『高咲 侑』さんのファンではないのですよ」
ランジュ「違うの?」
メイ「すみません……」
ランジュ「侑ちゃんを知らないだなんて、つまらない人生を送っているわね」
「無問題ラ!これからアタシ達のライブを観たら、すぐに侑ちゃんのファンになるはずよ!!」
7:以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします:2023/05/03(水) 22:21:11.32:tMDj4rO+0 (7/8)
菜々「ランジュ」
「すみません、何かに困っていてわたし達に声をかけたのですよね」
ランジュ「残念……。侑ちゃんのファンではないのね」コホッ
「どのような困り事ですか?」
メイ「あの、私、今日は取材で来ていまして」
「えっと。『虹ヶ咲学園スクールアイドル部』の『Eutopia』のみなさんを探しているんです。案内していただく予定で……」
ランジュ「その制服は神宮の。いつもの若菜さんではないのね」
「取材の話は『ここの』から聞いているわ」
メイ「四季。いや、若菜四季は急用ができてしまいまして……」
ランジュ「いつも四季さんをそう呼んでいるならば、アタシ達も気にしません」
メイ「はい」