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【ウマ娘怪文書】高松宮記念の激走から数日。ルビーことダイイチルビーには現在、短いながら休養を言い渡している。もちろんそれはレースに関しての話であり、彼女は今回も政財界の大物たちから健闘を讃えるお誘いを受け、現在対応に追われているとのこと


1: 1/2 2023/03/31(金)00:59:01

高松宮記念の激走から数日。ルビーことダイイチルビーには現在、短いながら休養を言い渡している
もちろんそれはレースに関しての話であり、彼女は今回も政財界の大物たちから健闘を讃えるお誘いを受け、現在対応に追われているとのこと
担当ウマ娘も不在ということで俺は今、レースの手続きや情報収集などに勤しんでいるのだが……
「ルビー……その、読みづらくない?」
「特に問題はございません。お構いなく」
「そう……」
ソファに身を預けて印刷された資料に目を通していると、横合いから寄りかかる者がいた
人形のように整った容姿。一挙手一投足まで気品溢れる佇まい。正体を問えば100人中100人がダイイチルビーと答えるだろう
彼女の名前はダイニルビー。華麗なる一族の影の系譜、遠縁の親戚にしてダイイチルビーの影武者だ

『影武者って……この平和な時代に!?』
『どんな時代でも人の欲望が絶えることはありません。一族の存続を影から支えることが私の役目です』
『……分かった。俺はどうすればいい?』
『本物と同じように扱って頂きますよう、お願い申し上げます』
俺たちが出会ったのは以前ルビーにどうしても外せない用事があった時だ
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2: 2/2 2023/03/31(金)00:59:21

彼女とダイイチルビーは姿や声や教養、走りまでまさに瓜二つ。遠い親戚というだけでこんなに似るものなのか……?
僅かな違いは人目のない所では本を読みながら体を預けたり、素直に甘えるような仕草を見せる事くらいだろう
「…………」
「ルビー?どうしたんだ」
不意にぐりぐり、と寄りかかってくるルビーからの圧が増す
彼女は本物同様、必要以上に言葉に表さない。加えてこの時は目すら閉じていたが、それ故に何を待っているかは明白であった
もう一度部屋のカーテンもドアも閉まっていることを確認し、俺は無言の圧力に屈した
「……っ!…………っ……ん……」
「……っ。……在学中はここまでだからね」
「いえ、十分すぎるほどです。代用品に過ぎない私にこんなに良くしていただいて、本当に……」
「義理でこんな事はしないよ。君は代用品じゃない、そうだろう?」
「トレーナーさん……本当に、ありがとうございます」
表の系譜は栄光を掴むために、裏の系譜は一族の存続のためにその一生を捧げている
陽の目を見ることさえ許されない運命なら、せめて果てまで寄り添ってあげたい
俺は2人のルビーのため、華麗なる一族に身を捧げる誓いを新たにした




3: 名無しさん(仮) 2023/03/31(金)01:02:36

(設定のわりに偽名が雑すぎると思うおれ…)





4: 名無しさん(仮) 2023/03/31(金)01:02:41

ねえこれ…




5: 名無しさん(仮) 2023/03/31(金)01:04:11

細かい事は気にするな




6: 名無しさん(仮) 2023/03/31(金)01:06:07

さすが一人だけ馬鹿正直に試験をこなしきったやつは単純だな




7: 名無しさん(仮) 2023/03/31(金)01:08:49

ダイイチルビーとダイニルビーが一緒にいるとこ見たことある人いる?




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