【ウマ娘怪文書】ウマ娘たる者専属トレーナーを己の半身にせんとするものである。しかしトレーナーを得る時期は概ね中等〜高等部。それから如何に両思いとなろうとも、契りを結ぶなど言語道断。さりとて野放しにすれば何処のウマの骨とも知れぬ女が唾を付けてくるか知れたものではない。
2: 名無しさん(仮) 2022/12/08(木)00:05:34
己の誇りという切っ先鋭い返しに差し返されたものの、そのまま二番ではいられない。
一度始めた走りは、ゴール板を駆け抜けるまで止められない。それはウマ娘の本能なのだから。
朝からトレーナーのネクタイを締め直してご満悦。無論ダイワスカーレットの目利きによって選ばれたものだ。
「あ、ありがとう……」
表向き応える訳にはいかないが、頬が釣り上がるのを抑えられないのがトレーナー。
これはと見込んだ相手、共に夢を追うパートナー。その上見目麗しく自分を慕う相手に、鼻の下を伸ばさないのは難しい。
ましてやネクタイを結ばれる間、中等部にしては成長著しい胸部を押し当てられているのだからたまらない。
その表情がだらしないとして、誰が責められようか。
……言わば朝からマーキング。一際朝の早いウマ娘と、やはり朝の早いトレーナーとが、この人は自分のものだと示す行為。
美浦、栗東の寮、先輩から後輩へ受け継がれる業を、一番のウマ娘は誰に倣うでもなくモノにしていた。
素質バとはこういうものかと、見る者達は戦慄さえしていた……
そしていそいそと真似し始めた。
6: 名無しさん(仮) 2022/12/08(木)00:12:42
>>2
>そしていそいそと真似し始めた。
ほほえましいね
3: 名無しさん(仮) 2022/12/08(木)00:06:13
カイチョーが選んだシャツを着てるとかいう話を見てわっとなった
もっとマーキングしろ
4: 名無しさん(仮) 2022/12/08(木)00:07:59
シンドロームよりかは健全だから許すが…
5: 名無しさん(仮) 2022/12/08(木)00:11:34
彼女は十年に一人のウマ娘だよ
あんなに早く見せつけを…
7: 名無しさん(仮) 2022/12/08(木)00:18:13
アタシの一番よ
ウチの愛バです