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死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?『コトリコゾウ』


252:本当にあった怖い名無し:2013/04/07(日) 08:41:55.46 ID:ZvP3wdBk0

>>209
投稿ありがとうございました。
とても良かったです。
文章も非常に読み易いし。
またお願いします。




215:本当にあった怖い名無し:2013/04/05(金) 09:08:18.95 ID:KXRvwmnG0

常連客
知り合いにはイイハナシダナーって言われるけど俺怖かったので



毎日お昼にサラダバーとドリンクバー頼むお婆ちゃんがいたんだけど、

結構なお洒落さんだったのにある日を境に服装が毎日同じになって、

服装同じになってから1週間後位におっさんが来て
「母が来ていると噂になってまして…」と話し始めたんで

あー徘徊系ボケだったのかーとか思ってたら
服装同じになった日辺りに自宅で大往生したそうな

また来たら連絡下さいって連絡先貰ったけど、
その息子きてからお婆ちゃんくる事は無くなった

特に違算とかはなかったんでお金はちゃんと払っててくれたみたいだけど、

幽霊って考えると常連客だった人もやっぱ怖い




217:本当にあった怖い名無し:2013/04/05(金) 09:44:13.77 ID:LCHL8BGg0

>>215
店員的には怖いかもだけど・・・いい話だな。





218:本当にあった怖い名無し:2013/04/05(金) 10:40:17.04 ID:PtUcDfhO0

そんな事があるんか
成仏してないなら
いい話とは言えないんじゃない?




6:本当にあった怖い名無し:2008/08/10(日) 01:57:38 ID:p9EyjhuF0

コトリコゾウ
(その1)

子供の頃に体験した不思議な話を投下させてもらいます。

幼少の頃の記憶が元になっているので、あやふやなところも

あるけどそこはご勘弁を。長いのでいくつかに分けます。



まず話は俺が小学校に上がる前の頃の話(だから多分5歳頃だと思う)。

俺はその頃、中国地方のH県に住んでいた。

で、オヤジの仕事の都合で引っ越すことになったんだ。

引っ越し先はいわゆる「新興住宅タウン」

都会で生まれ育った人にはピンとこないだろうけど、要するに

山を一つ切り開いて造成して、住宅タウンとして新しく町を作ろう、ってな感じのとこ。
 

当時、H県にはそういった新しく出来る住宅タウンが非常に多かったらしい。

(H県だけでなく、地方なら大体そうだろうけど)

その住宅タウンは、山道を車で登っていくと突然周りが開けて、そこに町が

あるといった風情。なのでその町は山に囲まれるようになってたんだ。



新しい家に引っ越してきて、でも基本的にはまだ田舎だから

夜はものすごく暗い。オープンしてまだ間もないタウンなので

人もそんなに多くはなかった。なので、親から俺はこんなことを言われた。

「暗くなるまで遊んでると『小鳥子象』に連れ去られて食べられるよ」と。

まぁ今にして思えば大人が子供に「早く帰ってこい」って意味の脅しなわけだが、

子供の俺にしてみれば「小鳥」の顔をして、でも胴体が「子象」、

そんな化け物がいるのかとすごく怖くて、どんなに外で楽しく遊んでいても

夕方には必ず帰るようにしていたんだ(子供心はかわいいねぇww)




7:本当にあった怖い名無し:2008/08/10(日) 02:00:03 ID:p9EyjhuF0

(その2)

で、うちの数軒隣には、もうかなり前からこの土地に住んでるっていう家のM子という俺と

同じ歳の女の子がいた。すごくかわいい子で、まぁ俺の初恋の子なわけだがw

ともかくその子ともよく遊んでいた。

周りには空き地が数多くあり、また建築途中の家もいっぱいあったので、
俺たちはそういうところに忍び込んでは「秘密基地だ!」と言いながら、
人形が自分たちの子供という設定で夫婦ごっこをしてみたり、

またM子の部屋に入って漫画とか読んだりして遊んでいた。



そんなこんなで小学校に入って、もちろん男の友達とかとずいぶんとヤンチャな遊びもしたけど、

M子とも引き続き遊んだりもしていた。そうこうしてるうちに、ある日ふと気付いたんだな。

「あれ?M子って同じ歳なのになんで小学校にいないんだろう?と」

ただやっぱり子供なのか、そんな大事なことを「まぁいっか」とあまり深くも考えなかった。



ある日、小学校の遠足でで、小学校の裏山のG山ということに登ることになった。

G山は子供の足で頂上まで1時間30分くらいだったと思う。

頂上には社みたいなところがあって、でも木々が高く昼間でも薄暗くて、
ちょっとおっかないところだった。

で、列になって山道を登ってると、ふと気付くと横にM子がいたんだ。
「あ、なんだ。M子もやっぱり同じ小学校だったんだ。何組だろ?」と思いながら
(1学年で7クラスあったので、全員を知ってるわけでない)、

M子と手を繋いで一緒に登ることになった。
ただM子はいつもと違ってちょっと暗い顔をしていて、

言葉少なかったのを鮮明に覚えてる。



どうにか頂上について、お弁当タイムということで、
M子と一緒に食べようとM子の姿を探したけど、見つからないんだな。
それに女子と一緒にお弁当食べてると、友達にからかわれるような気もして、

その日は結局、下山するときもM子の姿は見えなかったんだ。




8:本当にあった怖い名無し:2008/08/10(日) 02:01:59 ID:p9EyjhuF0

(その3)

で、その日以降、なぜかM子の姿を見ることが少なくなった。
いや、これははっきり覚えてないんだが、

そのG山に遠足で登った日以降も、M子と何回か遊んだ気もするし、
それっきりM子の姿を見てない気もする。

その辺の記憶はもう定かではない。



小学2年の終わりに俺は、またもやオヤジの都合で今度は東京に引っ越しすることになった。

その頃にはもうM子のことはあまり気にならず、別の女の子が好きだったのでw、

引っ越しで出発する日も大してM子のことは気にしてなかった。



ここまでが子供の頃の話。長くてスマン。で、本題はここからだ。



小学3年の春に東京に引っ越してきた俺はその後、ずっと東京にいて、

H県には全く帰ってなかった。

(今でもH県には婆ちゃんや親戚は住んでるが、俺自身はあまり交流は無い)



で、数年前に2chのこのスレをみつけて、
まとめサイトを読んでると、まぁまずは「コトリバコ」の話が目に付く。
読んでるときは何とも思わなかったけど、数日後にタバコを吸いながら

「そういうえばコトリバコって子取り箱って書くんだよなぁ。島根県っていうから、

H県と近いよなぁ」なんて思ってて、それでピン!と来たんだ。

「あれ?昔、親から脅された小鳥子象って・・・俺が勝手にそう思ってただけじゃ・・。

コトリコゾウ・・・子取り小僧ってことか???」

その瞬間背筋がゾクッとした。いや、まさかな。でも、島根とH県じゃ隣だし、

当時俺が住んでいたところは、H県のハズレの地方で島根との県境も近い。

なんか関係あるのか?」と思い、翌日親に電話で聞いてみた。

「コトリコゾウって子取り小僧ってことか?それってどういう話なんだ?」

親「あぁそうよ。あんたよく覚えてるねぇ。A地方(=H県で住んでいた地方)に

伝わる話らしいよ。でも詳しいことは私も知らんわよ」と。




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